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鉄道総合スレッド

1■とはずがたり:2003/03/10(月) 18:49
貨物輸送,都市高速鉄道スレはありましたが鉄道談義一般が無かったのでたてます。。

4576荷主研究者:2011/03/22(火) 22:45:14

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/03/17/new1103171101.htm
2011/03/17 11:33 デーリー東北
青い森鉄道 八戸−青森間の運転再開

 青い森鉄道は16日、東日本大震災の影響で運休していた八戸―青森間の運転を再開した。地震発生以来5日ぶりの運行。高校が臨時休校のため生徒の利用は少なかったものの、ガソリン不足でマイカー通勤から電車に切り替えた人もおり、「これで何とか会社に行ける」と歓迎する声が上がった。17日にはIGRいわて銀河鉄道と合わせ、盛岡―青森間で1往復が運行される。

 16日は通常ダイヤの約8割に相当する上下計50本を運行。八戸―三沢間は線路状況が良くないため、時速45キロに減速し運転した。

 このうち、午前6時19分野辺地発八戸行きの上り始発列車には、上十三方面から八戸市内などに通勤する会社員らが乗車。三沢駅から乗車した十和田市の男性公務員(59)は普段、マイカーとバスを併用しているが、「ガソリンは買えず、バスは本数が少ない。列車だけは順調に運行してほしい」と要望した。

 八戸市内の病院に通勤するおいらせ町の女性看護師(41)は「復旧に時間がかかると思っていたが、早く再開されて助かる」とほっとした表情だった。

 この日は、三陸鉄道北リアス線の久慈―陸中野田間で、運賃無料の復興支援列車の運行がスタート。北リアス線運行本部の金野淳一本部長は「ガソリンが不足し、車が動かせない状況が続いているので、通勤や買い物の足として役立ててほしい」と話している。

4577荷主研究者:2011/03/22(火) 22:48:07

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110315_13
2011/03/15 岩手日報
盛岡−花巻間で15日夕運転再開 JR東北本線
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 JR東北本線とJR田沢湖線は15日夕から、一部区間で運転を再開する。

 東北本線は、盛岡−花巻間で運転を再開し、15日は盛岡駅発の上りが午後5時、花巻駅発の下りは午後5時59分に出発する。花巻−一ノ関間は、運転再開の見通しは立っていない。

 田沢湖線も盛岡−雫石・赤渕間で運転を再開する。赤渕−大曲間は運転再開の見通しは立っていない。

4578チバQ:2011/03/23(水) 21:03:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110323-OYT8T00164.htm
新幹線新青森―盛岡再開

3時間半が1時間 復興に弾み


新青森駅を出発する「はやて」の上り1番列車。地震の影響で当面は盛岡駅間での運行を知らせる掲示板も(22日午後0時48分頃、JR新青森駅で)  東日本巨大地震で不通になっていた東北新幹線の新青森―盛岡駅間が22日、運転を再開し、被災地の八戸市や岩手県内を短時間で行き来できる主力の輸送機関として期待が高まった。初日は早速、被災地から一時帰省したり、支援に駆けつける乗客らが乗り込んだ。「新幹線なら速く移動できる」。乗客の期待をのせて、新幹線は復興に弾みをつけようとばかりに、走り抜けた。

■移動時間短縮 

 東北新幹線は地震発生の直後に全線不通となった。JR東日本は、まずは東京―那須塩原駅間での運転を再開し、その後は比較的被害の少なかった新青森―盛岡駅間での再開を目指してきた。当初、23日の再開を予定していたが点検や修理が終了し、1日早い再開となった。那須塩原―盛岡駅間は依然として復旧のメドは立っていない。

 再開した新青森―盛岡駅間は、初日は上り6本、下り7本のダイヤで運行を始めた。いずれも各駅停車でグリーン車以外は自由席。23日以降は上り、下りともに10本。震災後は在来線で約3時間半かかっていた盛岡市から青森市への移動は約1時間に短縮された。

■被災地から実家へ 

 宮城県気仙沼市で被災して避難所暮らしなどを続けてきた主婦の高橋友希さん(28)は妊娠6か月。検診に通っていた病院は被災して連絡がつかず、1歳の長女のおむつも不足し、実家の八戸市に帰省した。「高速バスはこの身では大変だと思っている時に新幹線の運転再開を聞き、飛び乗りました」と話した。

 勤務先の盛岡市内の支店が営業休止となった八戸市出身の宇佐美千尋さん(36)は、八戸の本社に移ることになり、この日新幹線で移動。出迎えた姉の八戸市根城、田中由香さん(39)は「なかなか連絡がつかずに心配していた。元気そうな顔をやっと見れて安心した」と安堵(あんど)の表情だった。

■被災地に急ぎ

 上り列車には被災地に急ぐ姿も目立った。盛岡市内の専門学校に在学する鹿島富紗子さん(20)は、春休みで新郷村の実家に帰省中に地震にあった。岩手県内で津波の被害にあった同級生も多いといい、1人とはまだ連絡がとれていない。盛岡市内で一人暮らしをする同級生の女性は、余震のたびに「怖い」とメールを送ってくる。「何もできない自分がもどかしかった。新幹線なら早く行ける」と話し、八戸駅の上り1番列車で盛岡に向かった。

 新青森駅では、札幌市北区の会社員の男性(64)が、寝袋や着替えを詰め込んだ大きな荷物を手にして盛岡行きの列車を待った。岩手県沿岸部でボランティアに参加する予定だといい、「力仕事など何でもいいから役に立ちたい」と話した。

 一方、上り列車を利用した青森市大野の主婦小笠原祐子さん(29)は、「鉄道が復旧したことで、被災地の復興に弾みがつきそう」と運転再開に期待を込めた。



 JR東日本によると、使用する車両は当面、「はやて」を予定している。今月5日に運行を始めた新型車両「はやぶさ」の座席数は、はやての814席に対して730席と1割ほど少ないためで、「より多くの乗客を乗せることができる」と説明している。

 ただ、初日の上り、下りの1番列車の乗車率は1割に満たなかった。再開が1日早まったことが周知できなかったのが要因とみられ、同社は「23日以降は通常通りの乗客を見込んでいる」としている。

(2011年3月23日 読売新聞)

4579チバQ:2011/03/23(水) 21:20:56
>>4573
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011032300926
被災地結ぶ支援列車=無料運行、買い出しの足に−岩手
 岩手県の第三セクター三陸鉄道(宮古市)北リアス線は交通手段を失った地域の足として、津波被害を免れた区間に限り、1日3往復の「災害復興支援列車」を運行している。運賃は無料。同社は「大変な時だからこそ利用者に恩返しできれば」と話している。
 リアス式海岸を縫うように走る同線は、大津波で一部の駅舎や線路が大損害を被った。ただ、燃料の軽油が確保でき、久慈−陸中野田で16日、田老−宮古で20日に運行開始。被災者の買い出しに一役買っている。
 高さ10メートルの巨大防潮堤が決壊した宮古市田老地区に向かうワンマン列車には23日、雪が舞う中、宮古駅から被災者ら20人を超える客が乗車。高校1年の娘(16)と一緒に日用品を購入した女性(42)は、自宅を流され夫の実家に避難中だが、「これで少しずつ仕事にも通えそう」とほっとした様子だった。(2011/03/23-19:31)

4580チバQ:2011/03/24(木) 19:16:46
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110324t73010.htm
東北新幹線全線復旧・1ヵ月超 電化柱修復に時間

地震で止まったままの車両の下で、足場を組んで高架柱の修復作業が進められている=23日午前11時15分ごろ、仙台市宮城野区小田原1丁目


 JR東日本の宮下直人常務は23日、東日本大震災で運転を見合わせている東北新幹線那須塩原―盛岡間について「約470カ所ある、架線を支える電化柱の修復に時間がかかる」として、復旧に少なくとも1カ月以上が必要との認識を示した。仙台市内で報道陣に答えた。
 震災による東北新幹線の設備被害は、大宮―いわて沼宮内間で計約1100カ所。那須塩原―盛岡間では今も送電できず、震災時に走行していた車両が止まったままになっている。
 JR東日本によると現在、協力会社を含めた約3500人を、新幹線と在来線の復旧工事に投入。このうち約2800人が被害箇所の多い仙台支社管内で作業に当たっている。
 仙台市内では、新幹線高架を支える鉄筋コンクリート製の高架柱の修復工事が始まっている。強度を保つため、地震で亀裂が入ったはりなどの部分に、モルタルや樹脂を注入する作業が進められている。
 東北新幹線は東京―那須塩原間に加え、22日に盛岡―新青森間で運転を再開した。秋田新幹線も盛岡―秋田間で運行を始めている。

2011年03月24日木曜日

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110324-OYT1T00047.htm
山形新幹線・新庄―福島間、4月上旬再開見込み

 JR山形支店は23日、山形新幹線の新庄―福島間について、4月上旬に運転が再開できる見込みだと発表した。


 福島から先については、比較的被害の少ない福島―那須塩原間の復旧作業を先に進めており、作業の状況を踏まえ、週明けに改めて判断したいとしている。

 また、JR奥羽線の山形―新庄間が23日、運転を再開した。同区間は当面、1〜2時間に1本程度を運転するという。

 新庄駅では、23日午前5時〜同8時台の通勤時間帯に約220人が乗車した。普段は電車を使わないという山形県新庄市内の女性会社員(52)は「用事で山形に出かけた。ガソリンのない車は使えないので、再開は助かる」と話していた。

 同県内のほかの在来線について、同支店は23日、奥羽線の新庄―院内(秋田県)間が27日、左沢線の北山形―左沢間が28日に運転を再開する予定と発表した。

(2011年3月24日07時43分 読売新聞)

4581チバQ:2011/03/24(木) 19:17:27
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20110324-OYT1T00073.htm?from=nwlb
線路埋める土砂排除…東北線の復旧急ピッチ


東北線の山腹崩落現場を視察するJR東日本大宮支社員(栃木県那須町水原で) 東日本巨大地震で甚大な被害を受け、運休が続いている東北新幹線や在来線の復旧工事が本格化している。

 東北線は福島県境の栃木県那須町水原の水原踏切付近で、線路北側の雑木林が幅約60メートル、高さ約25メートルにわたって崩落した。電車は現場手前約500メートルで今も停車したまま。復旧工事は21日から始まり、重機で線路を埋めた土砂を排除し、線路脇の雑木林を伐採している。

 JR東日本大宮支社は「福島県内でも被害個所が多く、調査をしながら復旧工事を進めている。復旧のめどは立っていない」と話している。

(2011年3月24日09時40分 読売新聞)

4582チバQ:2011/03/24(木) 19:18:55
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110323/201103230930_13363.shtml
リニアの駅選定、アクセスに配慮を 県などJR東海に要望
2011年03月23日09:30

 県とJR沿線自治体などでつくるリニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会(会長・古田肇知事)は22日、JR東海に対し、県内の駅の位置を選定する際、ほかの交通アクセスに配慮することや駅建設費の地元負担軽減を求めた。

 要望内容はほかに▽整備工場と車両基地の県内設置▽ルート、県内駅の選定理由の明確化▽在来線からのアクセスの充実▽沿線自治体や地元経済界などでつくるリニア中央新幹線100+ 件地域づくり研究会への参加―など。東濃地域の市長らとともに名古屋市のJR東海本社を訪れ、山田佳臣社長に要望書を手渡した。

 山田社長との面会後、古田知事は県内駅について「東濃の各市は『東濃は一つ』で、駅がどこになろうとも地域の発展に生かしていこうと一丸となっている。既存交通網とのアクセスの兼ね合いをよく考えて決定していただきたい」とあらためて強調。「まもなく国土交通省の交通政策審議会の最終答申も出る。次のステップへ進む節目の時期に、良い議論のスタートとなった」と感想を述べた。

 山田社長は面会後、「(リニア建設の)早期実現のために緊密な関係を築き、意思疎通を図って強力に準備を進めていくなかで、要望内容についても取り組んでいきましょうとお答えした」とコメントした。

4583チバQ:2011/03/24(木) 19:20:23
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110323t15016.htm
月内から順次在来線を再開 JR・仙台圏
 JR東日本は22日、運転を見合わせている仙台圏の東北線について、月内に仙台―岩切間の運行を再開すると発表した。仙石線青葉通―小鶴新田も既に月内の再開方針を示しており、4月上旬には仙山線も一部再開する予定。仙台駅を中心に在来線の復旧が進みつつある。
 JR東日本仙台支社によると、東北線は4月上旬までに岩沼―利府間まで運行区間を拡大。仙山線も仙台―愛子間と山寺―山形間で折り返し運転を始める。仙台駅構内は配水管などの施設に被害が出ているが、各線の運転再開までに応急措置を施す。
 東北線郡山―本宮間、奥羽線福島―米沢間、陸羽西線新庄―余目間なども、それぞれ4月上旬には再開する見通し。いずれも暫定ダイヤで一部の列車の運行になる。

2011年03月23日水曜日

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110322/biz11032223040039-n1.htm
JR在来線 日本海側から内陸、着実に復旧
2011.3.22 23:03
 東日本大震災で被害を受けたJR東日本の在来線が着実に復旧している。22日までの同社のまとめでは、日本海側から内陸部にかけては順次運行を再開、太平洋側でも仙台市などで復旧作業が進んでいる。

 JR東によると、同日までに北上線や田沢湖線が全線で復旧。3月中に、左沢線と磐越西線が全線開通するほか仙石線もあおば通−小鶴新田間で運行を再開する予定。

 22日現在、黒磯−一ノ関間が不通になっている東北線は被害の把握がようやく終了。3月中に郡山−本宮間、仙台−岩切間が再開する。

 ただ、甚大な被害を受けた三陸沿岸や、福島第1原発事故で避難指示が出ている福島県の一部地域では被害状況の調査すらできない箇所もあり、再開のめどが立つまでにしばらくかかりそうだ。

4584荷主研究者:2011/03/25(金) 00:40:49

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110323304.htm
2011年3月23日03時09分 北國新聞
石川線2往復減 北鉄の4月ダイヤ改正

 北陸鉄道グループ(金沢市)は4月1日からダイヤ改正を実施する。利用客が伸び悩む鉄道石川線は、平日に2往復、土日祝日に1往復をそれぞれ減らし、運行間隔を現在より1〜5分長い35〜40分とする。

 本数を減らすとともにダイヤを見直し、西金沢駅におけるJRへの乗り継ぎを円滑に行えるよう配慮。バス路線では、金沢駅から平和町を経由する大桑線の終点を「大桑住宅」から「大桑タウン」に延伸する。金沢駅−金大では午前7時35分同駅発の急行バスを新設する。

 特急バスの宇出津真脇特急線、珠洲特急線は起点と終点を「飯田車庫前」から「すずなり館前」に変更する。このほか、バス85路線で運行時刻の変更などを行う。

 北陸鉄道グループの北鉄奥能登バス(輪島市)は来月から半年間の土日祝日、能登−金沢エリアの特急バスで学割サービスを導入する。通常の半額近い価格で乗車できるようにし、若年層のバス需要を掘り起こす。

 中高生や大学、大学院、専門学校生らが対象。ホームページ上の割引クーポンを印刷して持参し、学生証を提示すれば子ども運賃で乗車できる。土日祝日のほか、夏休み期間の7月23日〜8月31日は毎日実施する。

4585荷主研究者:2011/03/25(金) 00:50:49
そうでなくても最近のJR西日本はダイヤ改正ごとの減量ダイヤ化が目立っていたのだが、更に運転本数を削減するのか…。部品調達ができないことに便乗したものじゃないかと穿った見方をしたくなるねぇ。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110323/biz11032316530047-n1.htm
2011.3.23 16:53 産経新聞
JR西、4月から「間引き運転」 部品調達先の被災で

一部の列車に使われている車両保守部品(直流電動機ブラシ)を手に会見する西川直輝・JR西日本副社長。部品工場が被災したため部品の不足により、列車の運転本数の削減をするという=23日午後、大阪市北区(山田哲司撮影)

 JR西日本は23日、在来線のほぼ全ての路線で4月以降、運転本数を削減する「間引き運転」を実施すると発表した。東日本大震災に伴い、部品工場が被災し、交換部品の調達が困難になったためで、復旧時期は未定としている。

 同社によると、鉄道部品メーカー、浪江日立化成工業の浪江工場(福島県浪江町)が、東京電力福島第1原発から半径20キロ圏内の避難区域にあり、復旧のめどが立たない状態になった。同社は、JR西に直流モーターに電気を流す「直流電動機ブラシ」を納入している。

 このため、JR西では利用の少ない日中時間帯を中心に運転本数を削減する。京阪神エリアでは4月11日から一部線区で終日5〜15%を削減する。また、金沢や和歌山▽福知山▽岡山▽広島の5エリアでも同月2日から、一部線区で終日、運行ダイヤの10〜30%程度を削減する見通しだという。

 JR西の西川直輝副社長は同日の会見で「状況が長期にわたることも懸念されることから、さらに踏み込んだ運転計画の見直しを検討する」と述べた。

4586荷主研究者:2011/03/25(金) 00:51:43
>>4585
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20110324102.htm
2011年3月24日03時33分 北國新聞
北陸、七尾線で日中の普通列車4割減 工場被災で部品なく

 JR西日本金沢支社は23日、東日本大震災の影響で一部の消耗部品を調達できないため、4月2日から北陸線の金沢―直江津間、七尾線の金沢―七尾間で日中の普通列車の運行本数を4割減らすと発表した。朝夕の通勤通学時間帯は通常運行する。

 運行本数を減らす列車の時間帯は午前9時から午後5時まで。北陸線は金沢―富山間が30本中11本、富山―糸魚川間が24本中10本、七尾線は金沢―七尾間の17本中7本を運休する予定。ダイヤの詳細は25日に公表する。特急列車は通常運行する。

 調達できない部品はモーターを駆動させるのに必要な「直流電動機ブラシ」。製造している日立化成工業山崎事業所(茨城県日立市)が被災。最終加工する浪江日立化成工業(福島県浪江町)は福島第1原発の避難区域内にあり、2工場とも操業再開のめどが立っていないという。

 金沢支社の全車両440両のうち、413系、415系、475系の約110両が部品不足の影響を受ける。

 海外から部品を調達したり、ディーゼル車を導入するなど代替策を検討しているが、部品調達にめどが立たない場合は運休を追加する。金沢支社の荻野浩平支社長は運休の追加について、数週間をめどに検討するとし「朝夕のラッシュ時の電車が止まる可能性もある」と述べた。

4587とはずがたり:2011/03/25(金) 16:47:15
>>4585-4586
朝日新聞だかによると直流電動機ブラシは旧国鉄形など古い車輌に使われてる部品だそうで,古色蒼然たる103系とか113系とか捨てられるに必死に使ってきたJR西日本泣きっ面に蜂。。
JR東日本が使い捨てした車輌土下座して貰うべきでわないか。

4588チバQ:2011/03/25(金) 19:36:26
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110325/biz11032502120001-n1.htm
近畿運輸局 なにわ筋線 南海は難波接続が有効   
2011.3.25 02:09
 近畿運輸局は24日、大阪市中心部を南北に結ぶ構想中の鉄道新線「なにわ筋線」の検討会を開き、南海電気鉄道の南海難波駅と、地下で接続することが採算面で有効との調査結果を公表した。最短で開業後24年での黒字化が可能となり、事実上、難波接続が有力となった。

 なにわ筋線は新大阪駅から梅田北ヤード(うめきた)を経て、なにわ筋の地下を南下する鉄道の新線。JR西日本のJR難波駅に接続するほか、南海の難波駅か汐見橋駅のいずれかに乗り入れることが検討されている。

 同局では、平成32年度開通による需要予測と採算性を試算。その結果、南海難波駅接続の場合、1日の乗降客数は平均15万〜21万人なのに対し、汐見橋駅接続の14〜18万人にとどまった。また建設費は南海難波駅接続で1900億〜3200億円だが、汐見橋駅接続は南海難波駅接続よりも路線が長いため、建設費が700億円増えるとした。

 その結果、採算面では南海難波駅接続の場合、最短で開業から24年目に黒字化が見込める一方、汐見橋駅接続は黒字転換が不可能と結論づけた。同検討会では来年度も詳細な検討を重ねる方針だ。

4589チバQ:2011/03/27(日) 12:24:57
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13011405930486
ひたちなか海浜鉄道 土台流れ浮くレール

再開未定、代替バス頼み

【写真説明】
盛り土部分が流され、レールがむき出しになった線路=ひたちなか市金上


東日本大震災の影響で、ひたちなか市の勝田地区と那珂湊地区を結ぶ第三セクター、ひたちなか海浜鉄道湊線は壊滅的な打撃を受け依然、運転再開のめどが立っていない。同線の金上-中根駅間では、線路脇のため池が地震で決壊し、あふれ出した水が線路の土台となっていた土砂を数十メートルにわたって押し流した。同海浜鉄道は来週中にも修復工事に着手する考えだが、当面は既に運行を始めている代替バスに頼らざるを得ない状況だ。

同市金上の「溜池踏切」周辺は上り方面に十数メートル進むと、レールと枕木がぶらんと垂れ下り、その下にあるはずの盛り土部分は線路北側の斜面にほとんど流されていた。

同社によると、全線のうち最も被害が大きかったのが、同踏切付近。線路はレールと枕木だけが宙に浮き「まるでジェットコースター」(同社担当者)のような状態だ。このほか、レールの蛇行なども数多く確認されたという。

列車は11日の震災時、ちょうど金上-中根駅間を通過しており、同踏切を通過して約1分後に大きな揺れが起きたため、池が決壊したという。乗客にけがなどはなく、担当者も「人的被害がなかったのが不幸中の幸い。1分遅かったら、列車ごと流されていたかもしれない」と胸をなでおろす。

一方、同社は19日から勝田-阿字ケ浦駅間で代替バスの運行を開始。各駅近くの指定バス停留所から1時間に1本の割合で乗客を運んでおり、運転再開の前日まで続ける予定という。

4590チバQ:2011/03/27(日) 12:26:20
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13010546664003
2011年3月26日(土)
鉄道復旧遅れ通勤難続く バス乗り継ぎや同僚宅宿泊

通学の足確保も課題

【写真説明】
鉄道の復旧遅れに伴い臨時バスに乗車しようと長い列をつくる通勤客ら=JR水戸駅南口


東日本大震災で、鉄道の復旧の遅れに伴い通勤客から悲痛な声が上がっている。JR常磐線の土浦以北のほか水戸線や私鉄各線も被災。バス各社は臨時バスの運行を始めたが、一部路線にとどまっている。ガソリン不足で車通勤もままならず、バスの乗り継ぎや同僚宅などに投宿する人もいる。鉄道各社は復旧に全力を挙げるが、通勤客は「一日も早い再開を」と訴えている。

■通常の倍
JR水戸駅南口のバス乗り場。午後4時を過ぎると、土浦方面への臨時バスに乗る帰宅客の長い列ができる。

取手市の会社員男性(58)は「バスと電車を乗り継ぎ通常の倍の約2時間かけて通っている」と疲れた表情。臨時バスは19日から、土浦駅前から高速道路の石岡停留所経由、水戸駅前までの間で運行している。

男性は当初、車で通勤したが、ガソリンが入手できなくなり断念。次に、つくばセンター-水戸駅前間の臨時バスに乗るため、関東鉄道常総線やつくばエクスプレスなどを経由し通勤していた。

「バスの運行で時間はやや短縮されたが、あちこち行かされて大変。震災なのでやむを得ないが」とつぶやき、バスに乗り込んだ。

■バスない路線も
臨時バスは22日から、水戸-日立、水戸-大みか、勝田-日立の各JR駅前間でも運行が始まった。しかし乗車場所が主要駅に限られ、通勤客はさらにバスやタクシーを乗り継がないといけない。

美浦村の会社員男性(61)は連休明けの22日からバスで水戸市へ出勤。「交通手段がないので通勤できなかったが、こんな思いをするとは」と嘆息した。大洗町の会社員女性は「自宅が被災した上、電車でも車でも通勤できないので水戸市の同僚宅に下宿している」と話す。

企業も「交通がなく出勤が難しい社員もいるが、通勤難民を出さないようバスを借り上げ運行している」(同市の金融機関)と対策に追われている。

■高校生の足
JRは常磐線の土浦-勝田駅間について4月上旬の運行再開を目指している。ただ水戸線、水郡線も再開見込みは立たない。接続路線の鹿島臨海鉄道大洗鹿島線、ひたちなか海浜鉄道湊線も再開できず、バス代行は湊線の一部にとどまる。バス各社は「臨時バスをすべての路線に広げることは難しい」と苦しい立場を示す。

現在は高校生らが休んでいるが、4月以降は数千人規模の通学の足の確保が課題になる。県教委では「始業は4月6日ごろだが、交通手段がないと日程を遅らせるなどの対応も必要になるのではないか」(高校教育課)と頭を抱える。このため、バス会社は路線の開設や増強の検討を始めた。

4591チバQ:2011/03/27(日) 12:27:45
>>4481
http://www.shinmai.co.jp/news/20110326/KT110325ATI090011000022.htm
屋代線来年3月末廃止決定 長野電鉄が廃止届、国交省受理
3月26日(土)


 長野電鉄(長野市)は25日、屋代線(屋代−須坂、24・4キロ)の廃止届を国土交通大臣に提出し、受理された。同線は来年3月末での廃止が決まった。同4月から代替バスが運行される見通しだが、運行主体は未定。県内の鉄道が廃止されるのは、2002年3月の長野電鉄木島線以来となる。

 笠原甲一社長が国交省北陸信越運輸局(新潟市)を訪れて廃止届を提出した。同運輸局は今後、沿線3市や住民などの利害関係者から意見聴取し、廃止日を正式決定する。

 廃止届提出後、笠原社長は取材に対し「(屋代線が)なくなるのは本当に残念だ。赤字が非常に大きく、長野線にも相当影響する。経営としてはやむを得ない」と話した。

 屋代線をめぐっては、09年1月に同社が長野、須坂、千曲の沿線3市に悪化した経営状況を説明。3市と同社、沿線住民などが法定の長野電鉄活性化協議会を発足させ、増便や割引回数券の販売など乗客を増やすための実証実験を行ったが、大幅な利用者増にはつながらなかった。同協議会は今年2月に同線を廃止し、バス運行に転換する方向性を決めた。

 これに対し、沿線の長野市若穂、松代両地区の住民自治協議会は署名活動などを通じて鉄路存続を訴えている。

 同社によると、屋代線は09年度の赤字が約1億7400万円、累積赤字は50億円を超えていた。

4592チバQ:2011/03/27(日) 12:30:09
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110325t13048.htm
仙台地下鉄、台原―泉中央 5月末復旧目指す
 仙台市交通局は24日、東日本大震災の影響で運休している地下鉄南北線の台原―泉中央駅間について、4月初めにも復旧工事に着手する方針を明らかにした。富沢―泉中央駅間の全線での運転再開は5月末を目指す。
 交通局によると、八乙女駅(泉区)周辺の地上区間約1キロに被害が集中。橋脚約50本、橋桁を受ける部分6カ所が大きく損傷したほか、八乙女駅の上屋を支える鉄柱46本全てで、基礎を固定するボルトが破断したり曲がったりした。
 瞬間的な揺れの強さの目安となる加速度は、八乙女駅の地震計で1149.9ガルを記録し、阪神大震災で観測された818ガルを上回った。同じ地上駅の富沢駅(太白区)は約3分の1の389.6ガルで、南北間の差が被害の有無に直結した。
 交通局は台原―泉中央駅間で代替運転している無料バスの午後8時半以降の延長について、乗務員や燃料の確保に課題があり現時点では困難との認識を示した。地下鉄の運転再開区間を台原駅から北へ1駅ずつ延ばす手法も、設備面に問題があり難しいという。


2011年03月25日金曜日

4593チバQ:2011/03/27(日) 12:56:57
http://www.sankei-kansai.com/2011/03/26/20110326-051149.php
環状線1時間16本→12本 JR西日本、間引きダイヤ
 車両部品の調達難から在来線の半分程度の路線で「間引き運転」の実施を決めていたJR西日本は25日、4月からの間引きダイヤの詳細を発表した。関西線の加茂(京都府木津川市)から大阪環状線を1周して天王寺で折り返す1時間4本の大和路快速は加茂―JR難波間の運行となり、日中時間帯の環状線は内回り、外回りとも1時間16本から12本に減る。

 間引き運転は京阪神地区が4月11日から、同地区以外では2日から実施する。朝夕は全路線とも運休しない。

 1時間4本の高田(奈良県大和高田市)−JR難波間の快速は、高田―王寺(同県王寺町)のみの運転となり、日中の王寺−天王寺間の快速は半分になる。また、1時間2本の奈良線・みやこ路快速は日中時間帯はすべて運休。山陰線(京都―園部)やおおさか東線、湖西線でも運転本数を最大で45%減らす。

 京阪神以外では2日から間引き運転を実施。いずれも日中時間帯の運転本数をほぼ半分程度にし、路線によっては2時間に1本となる。間引き運転に追い込まれたのは、車両に使うモーター用ブラシの調達ができないため。

 同ブラシの国内シェア70%を握る浪江日立化成工業(福島県浪江町)は東京電力福島第1原子力発電所の避難指示区域(20キロ圏)内にあり生産再開の見通しが立たない。

(2011年3月26日 07:10

http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001103240001
JR西日本 運転本数削減/岡山支社6路線
2011年03月24日

 震災による部品の調達難で、JR西日本が23日、運転本数を減らすと発表した。影響は岡山支社管内にも及び、4月2日から6路線で減便が始まる。状況が改善しない場合、4月中旬以降、朝夕の通勤時間帯に大幅な運転休止の可能性があるという。


 午前7時から午前9時の通勤時間帯に減便はない。しかし、昼間(午前10時〜午後4時)に4〜5割減便するほか、それ以外の時間も減便され、終日平均で1〜3割、本数が減るという。25日に時刻表を各駅に掲示する。


 昼間の時間帯、運転本数が通常の50〜60%になるのは、山陽本線(和気―岡山、岡山―三原)▽宇野線(茶屋町―宇野)▽赤穂線(長船―岡山)▽伯備線(岡山―備中高梁)▽福塩線(福山―府中)。瀬戸大橋線(岡山―児島)は1割減で、快速「マリンライナー」は通常通りの本数が維持される。


 減便は、車両のモーターを動かすのに必要な「直流電動機ブラシ」の不足が原因。岡山支社では在来線の車両265両のうち251両で使っているが、茨城、福島両県にある工場が被災し、支社の在庫は4月下旬でなくなる。


 長谷川一明・岡山支社長は「一定の輸送力を長期間確保するための措置」と理解を求めている。(平井恵美)

4594荷主研究者:2011/03/27(日) 20:30:36

http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0003835431.shtml
2011/03/01 09:15 神戸新聞
阪急御影駅 バリアフリー化ほぼ完了

新設される阪急御影駅の北側駅舎のイメージ図(阪急電鉄提供)

 阪急電鉄が神戸線御影駅(神戸市東灘区御影2)で進めているバリアフリー工事がほぼ完了し、整備されたエレベーターやスロープなどが3月末から利用できるようになる。同駅では北側に新たな改札口と駅舎を設ける工事も進められており、2012年3月ごろをめどに駅全体のリニューアルが完了する。(足立 聡)

 阪急電鉄などによると、御影駅の乗降客数は1日約1万7千人(2009年度の平日)。上下線ホームが線路を挟んで向かい合い、両ホームを地下通路で結んでいる。

 バリアフリー工事では、地下通路の一部をスロープにして階段をなくし、北側の上り線ホームにつながるエレベーターを設置。既存の下り線ホームへのエレベーターも改良した。このほか、多機能トイレを下り線ホームに整備し、発光ダイオード(LED)を使った列車接近警告表示器を上下線ホームに取り付けた。

 来年完成予定の北側駅舎は、神戸市が整備したロータリー前に建設。外壁にガラスと御影石を使用し、周辺の環境に調和させる。駅舎内には上り線ホームにつながるエスカレーターを設置する。

 総事業費は約9億円で、国や神戸市などが一部を負担する。同駅にはかつて上り線ホームに北改札口があったが、都市計画道路・弓場線との立体交差工事に伴い撤去され、新しい改札口の整備とバリアフリー化が検討されていた。

4595荷主研究者:2011/03/27(日) 20:36:09

http://www.nnn.co.jp/news/110302/20110302007.html
2011年03月02日 日本海新聞
利用者の足跡刻まれ103年 倉吉駅の跨線橋が近く撤去

 鳥取県倉吉市のJR倉吉駅で103年間、人々の”出会い”や”別れ”を見守り、数多くの利用客の足跡が刻まれた跨線橋が役目を終え、近く撤去される。1908年に造られた一部木造の橋は全国的にも珍しく、鉄道ファンからは”現役引退”を惜しむ声も聞かれる。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/IP110301TAN000046000.jpg
103年間の歴史を刻み、人々をつないだ跨線橋(手前)。その役割は、新しい橋上駅(奧)にバトンタッチ=1日、JR倉吉駅

 JR西日本などによると、跨線橋(高さ6・3メートル、長さ16・4メートル、幅3メートル)の渡り廊下や階段には木板が使われ、横揺れへの耐性が強いとされる「ラーメン構造」を用い、階段支柱には古いレールも使用されている。

 門柱に「帝国鉄道庁神戸工場」で造られたことを意味する「鉄道神戸明治41年」のプレートがあり、同工場は国内初の蒸気機関車を製造した工場という。

 同駅は1月に橋上駅に生まれ変わり、現在、跨線橋は閉鎖中。加藤和彦駅長(51)は「100年の歴史の中で、いろんなドラマが生まれたと思う。寂しさもありますが、『お疲れさま』と言いたい」と話す。

 中部鉄道サークル「鉄」の東田幸一会長(46)は「残念。構造物の一部だけでも後世に歴史を伝える遺産にしてほしい」と希少価値のある跨線橋の撤去を惜しむ。

 同駅によると、10本ある跨線橋の柱のうち1本をホームに残し、ラーメン構造の支えや窓部分は交通科学博物館(大阪市港区)に展示する予定。

4596荷主研究者:2011/03/27(日) 21:49:48

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110324/dst11032400070000-n1.htm
2011.3.24 00:05 産経新聞
山形新幹線4月上旬再開へ 磐越西線も再開で被災地に石油貨物も

 JR東日本は23日、東日本大震災で被災し、復旧作業が進められている東北地方各線の運転再開見通しを明らかにした。運転を見合わせている山形新幹線が4月上旬に運転再開の見込みとなったほか、東北新幹線は那須塩原−福島間から部分的に運転が再開される見通しとなった。

 JR東日本仙台支社などよると、4月上旬に運転再開が見込まれているのは、山形新幹線の福島−新庄間のほか、仙山線の仙台−山形間など。甚大な被害を受けた東北新幹線(那須塩原−盛岡間)や東北線の一部区間が不通となっているが、仙山線の運転再開で、新潟、山形を経由すれば、東京と仙台方面が鉄路で結ばれるため、被災地への新たな救援ルートとして期待されている。

 26日には磐越西線(郡山−津川間)も運転を再開。燃料不足に悩む福島県に向け、石油を運搬する貨物列車も運行される。石油貨物列車は、製油所のある横浜市の根岸駅から上越線を通って新潟を経由、磐越西線で郡山に向かう迂回(うかい)ルートで燃料を被災地に届ける。

 このほか、奥羽線の新庄−院内間が27日、仙石線のあおば通−小鶴新田間が28日にそれぞれ運転再開を見込んでいる。

 一方、復旧のめどが立っていない東北新幹線の不通区間については、「被害の状況がほぼ把握でき、可能な区間からの運転再開を目指している」(JR東日本仙台支社)として、那須塩原−福島間から運転が再開される見通しとなった。運転再開時期については週明けにも発表される見込み。このほか、常磐線の土浦−勝田間が4月上旬に運転再開の見通しとなっている。

   ◇  ◇

 東京電力の「計画停電」に伴う24日の運転計画によると、首都圏の主要各線でほぼ平常通り運行される。

 平常時の4〜5割程度の運転にとどまる常磐線(上野−土浦間)を除き、首都圏の主要各線の運転率は8割以上に回復。中央線では、計画停電の見送りを受け、運休予定だった特急「あずさ」号と「スーパーあずさ」号も全列車が運転されることになった。

 ただ、吾妻線などが全線運休となるほか、相模線の寒川−橋本間をはじめ、両毛線の伊勢崎−小山間や八高線の高崎−高麗川間など区間運休が生じる路線も残っている。「成田エクスプレス」などの特急列車も引き続き終日運休となる。

4597荷主研究者:2011/03/27(日) 22:49:31
>>4585-4586 >>4587 >>4593
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201103240184.html
'11/3/24 中国新聞
電車部品調達難でJR西減便

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/Tn20110324018401.jpg

 JR西日本は23日、東日本大震災で車両部品メーカーの工場が被災し、車両保守部品を調達できないとして、4月2日から山陽線や呉線など一部路線で日中の運転本数を減らすと発表した。始発から午前9時ごろまでの朝の通勤時間帯は、通常ダイヤで運行する。

 具体的なダイヤは、25日に発表する。ホームページのほか、駅に張り出すなどして周知を図るという。

 広島支社管内の路線は、主に午前9時ごろから午後4時ごろまでが対象。山陽線は三原―岩国間で通常時の60%、岩国―下関間は80%に減らす。可部線は60%で、呉線は半減させる。山口県内の宇部線や小野田線では午後4時以降も80〜85%の運転となる。

 芸備、岩徳、山口、山陰の各線などは、通常通り運行する。

 岡山支社管内では、午前10時ごろから午後4時ごろまで、山陽線の岡山―三原間で通常時の60%、福塩線の福山―府中間で50%とする。午後5時から8時までの間、山陽線の一部運休もあるという。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201103260015.html
'11/3/26 中国新聞
JRが在来線減便ダイヤ発表

 JR西日本は25日、東日本大震災の影響で4月2日から減便する在来線のダイヤを発表した。同社ホームページで公開しているほか、各駅に掲示する。広島支社管内では、山陽線や呉線など計139本が運休または部分運休する。

 広島支社管内では、山陽線三原―下関間は、現行338本の2割弱にあたる59本を運休または部分運休。ほか呉線34本▽可部線18本▽宇部線18本▽小野田線10本―を、運休または部分運休にする。岡山支社管内では、山陽線岡山―三原間の41本、福塩線福山―府中間の12本を減らす。

 減便は主に午前9時から午後4時の間。車両保守部品の製造元が大震災で被災し、部品を調達できないため。

4598荷主研究者:2011/03/27(日) 22:55:03
>>4585-4586 >>4587 >>4593 >>4597
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110327/bsd1103271201001-n1.htm
2011.3.27 12:00 Fuji Sankei Business i.
前代未聞の間引き運転、JR西も翻弄した巨大震災

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/bsd1103271201001-p1.jpg
JR大阪環状線で活躍する103系電車。この電車にも直流電動機ブラシが使われている=大阪市北区のJR大阪駅(松村信仁撮影)

 JR西日本は、4月から一部の在来線で、列車の運転本数を減らすことを決めた。平日朝夕の時間帯は100%の運転本数を確保するが、路線によっては日中の時間帯を中心に運転本数を最大50%削減。特急列車も編成両数を短くするなど異例の間引き運転を強いられるが、その原因はたった1種類の部品の入手が困難になったためだ。

 その部品は「直流電動機ブラシ」。車両のモーターを動かすためには不可欠な部品で、これがないと電車は走ることができない。

 このブラシは、日立製作所グループの日立化成工業が製造。山崎事業所(茨城県日立市)と浪江日立化成工業(福島県浪江町)で生産しているが、山崎事業所は東日本大震災で生産設備が損傷して操業停止中。浪江日立化成工業は福島第1原発の避難区域内にあり、「すでに生産したブラシの出荷ができない」(日立化成工業)状態だ。

 JR西は、日立化成から17日に「出荷が困難」と知らされ、車両部やダイヤ編成を担う運輸部の責任者を集めて緊急に協議。日立化成に対して代替品の供給などを要請しているが、「このままでは(列車を運行できないなどの)直接的な影響が出る」と西川直輝副社長は危惧(きぐ)し、前代未聞の間引き運転の実施に踏み切る。

 JR西によると、ブラシの在庫は1〜2カ月分。阪急電鉄や京阪電気鉄道などの4〜6カ月と比べると少ない。このブラシを使うのは主に旧国鉄時代に生産された在来線の車両で、JR西はJR東日本やJR東海と比べ古い車両が多く、北陸や岡山、広島方面などでは今も現役として活躍している。

 時刻表を見ると、運転距離が200キロを超える普通列車が数多く存在する。ブラシの寿命は半年から1年半程度だが、「1日に1千キロを走る車両もあり、在庫を増やしてもすぐに少なくなる」(JR西)という。

 ちなみに山陽新幹線の車両には直流電動機ブラシが使われておらず、運休は回避された。昨年12月にデビューし、京阪神地区の新快速で活躍する225系などの新しいタイプの車両も同ブラシが使われていないため、東海道・山陽線(米原−姫路)では終日、運転本数が100%確保できる見通しだ。

 JR西は同ブラシの約8割を日立化成から調達。1社から大量調達することでコスト削減につなげてきたが、今回はこれが完全に裏目に出た形だ。

 製造業はリスク分散や事業継続の観点から調達先を分散させ、またほぼ同じ数量ずつ調達するなどの対応を取っている。公共交通機関のJR西にとって、調達方法の見直しは今後避けられない。

 今後懸念されるのは、日立化成が同ブラシ市場の国内シェア(占有率)7割を占めること。多くの鉄道会社が同社製ブラシを採用しており、今回の影響は全国の鉄道各社に及びそうだ。

 すでにJR東日本が首都圏などで日立化成製のブラシを使用しており、運行への影響が懸念されると発表。近畿日本鉄道も「このまま調達ができないと、6月以降に一部の列車で運休の可能性が出てくる」、26日にダイヤ改正を行う名古屋鉄道は「場合によってはダイヤの組み直しもせざるを得ない」と困惑する。

 九州の西日本鉄道などは同様のブラシを生産する東海カーボンに供給量を増やすよう要請をしているものの、日立化成が圧倒的なシェアを持つだけに「増産はすぐには対応できないだろう」(鉄道関係者)との見方が強い。東日本大震災の影響は、国民の足である鉄道にも及びつつある。

 ◇

 JR西日本は25日、4月から実施する間引き運転のダイヤの詳細を発表。同社ホームページ(HP)で公開しているほか、最寄り駅ではその駅発の時刻を掲示している。また、京阪神地区お客様センター((電)0570・00・2486、午前6時〜午後11時)、北陸案内センター((電)076・251・5655、午前7時〜午後9時)でも問い合わせに応じる。

4599荷主研究者:2011/03/27(日) 22:56:02

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110325/bsd1103251436005-n1.htm
2011.3.25 14:36 Fuji Sankei Business i.
【東日本大震災】関西私鉄5社も影響 茨城で部品製造、在庫2〜6カ月分

 東日本大震災の影響で車両部品が調達できなくなったJR西日本が、在来線の半分程度の路線で4月からの間引き運転を余儀なくされるなど、影響は関西の交通網にも及びつつある。関西の私鉄5社も同じ部品を利用しているが、在庫は2〜6カ月分あり「当面の運行に問題はない」と現時点では静観の構え。だが、長期化すれば影響は避けられず、各社とも部品調達の動向を注視している。

 部品調達が困難になっているのは、直流モーターを駆動させるための「直流電動機ブラシ」。JR西や各私鉄が、平成3年以前に投入した車両に採用されている。

 この部品を生産する日立化成工業(東京)は、国内シェアの7割を占めていた。今回の震災で、茨城県日立市の工場が被災。福島県浪江町の工場も、放射能漏れ事故の起きた東京電力福島第1原子力発電所の避難指示区域内にあり、生産がストップした。

 部品調達への影響が懸念されるが、阪急、阪神、京阪、南海の私鉄各社では、部品の交換時期が約1年で車両点検時に順次交換しており、「半年ほどは在庫があり、当面は対応できる」と口をそろえる。

 ただ、南海はJRの間引き運転決定を受け、「直流電動機ブラシについては、他メーカーに生産可能か打診中」。京阪も「代替品の調達などを含め検討している」としている。

 阪急は、全車両の6割で同ブラシを使用しているが、日立化成工業製はその2割にとどまる。担当者は「危機管理上、メーカーを分散させておいてよかった」とする一方、「運行には直接影響ないと思っていたが、まさか部品調達で影響するとは…」と驚きを隠さない。

 部品調達の支障が長期化すれば、影響は避けられず、半年以上続けば運行計画見直しなどを迫られる可能性もある。

 阪神は「長期化した場合、運行に影響する可能性がある」。車両の3割で使用している近鉄は「調達できないと、6月以降に運休の可能性が出てくる」と懸念している。

 一方、「全く影響がない」と言い切るのは大阪市営地下鉄だ。車両約1300両のうち約180両で直流電動機ブラシを使用しているが、日立化成工業製は一切使用しておらず、「在庫もあり、当面の運行に影響はない」としている。

4600チバQ:2011/03/28(月) 22:49:12
http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY201103280340.html
東北新幹線、4月下旬までに全線復旧2011年3月28日21時3分
 JR東日本は28日、東日本大震災の影響で盛岡―那須塩原で不通になっている東北新幹線について、4月下旬までに全線で復旧すると発表した。盛岡―一ノ関が4月8日ごろ、福島―那須塩原が同月中旬、一ノ関―福島が同月下旬までに順次、復旧の予定。

 東北新幹線は、震災で架線や高架橋の損傷など全線で計約1200カ所の被害が見つかった。被害の少なかった東京―那須塩原、盛岡―新青森はすでに運転を再開しているが、盛岡―那須塩原は被害が1千カ所以上集中し、工事が必要になっていた。余震が続いて新たな被害も出ており、全面復旧の具体的な日付は確定できないという。

 また、運転を見合わせている山形新幹線の福島―新庄は3月31日から運転を再開する。常磐線の土浦―岩沼も4月下旬までに順次復旧の予定だが、同区間内のいわき―亘理は福島第一原発の事故の影響で調査ができておらず、復旧のめどがたっていない。

4601チバQ:2011/03/28(月) 22:57:11
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001103280002
吾妻・両毛線 代替バス検討
2011年03月28日

 東日本大震災から半月が過ぎたが、県内のJRの多くの路線で依然、運休や本数を減らした運行が続いている。4月の新学期が近づくなか、県は通学・通勤やお年寄りらの通院などの「足」を確保するため、運休が続く両毛線沿線などでバスによる代替輸送を検討している。(伊藤弘毅)


 JR東日本高崎支社によると、平常通りの運行ができない最大の理由は、東京電力による計画停電という。


 高崎線や両毛線新前橋―伊勢崎駅間などは、JR東日本の自営電力で運行している。このため、普通列車は通常より本数を減らして運行を続けている。ただ、高崎線の特急などは普通列車を優先するため運行を中止。湘南新宿ラインは運転区間が長く、多くの計画停電区間をまたぐなどの理由で運休しているという。


 また、上越線は被災地の東北地方へ物資を運ぶ貨物列車を運行するため電力を確保しており、普通列車も本数を減らして運行している。


 一方、東電から供給される電力で運行している八高線や両毛線の伊勢崎以東では、なかなか再開できない状況が続いている。信越線も運休が続いていたが、26日から全線で本数を減らして運転を再開した。吾妻線も28日から高崎―中之条駅間で朝夕上下1往復ずつの運行を再開する。


 これらの状況を踏まえ、JR高崎支社は24日、吾妻線、両毛線について「学校が始まる4月には(運行開始を)間に合わせられるよう検討している」との方針を示した。県内の市町村長らが集まった県の連絡会議で報告した。


 ただ、東電による計画停電は4月以降も続く見通し。すべての路線で運行が再開できる見通しが立っているわけではないのが実情という。このため、県が検討しているのが代替バスの運行だ。県交通政策課によると、検討しているのは吾妻線と両毛線の伊勢崎以東。県は沿線の市町村やバス会社と協議を進めている。


 だが、一度に多くの客を乗せられる列車と比べ、バスが運べる乗客の数は限られる。県の担当者は「列車の機能をバスでまかなうには、どれだけのバスを走らせればいいのか。JRには一刻も早く運行を再開してもらえるよう、今後もお願いを続けていく」と話している。

4602チバQ:2011/03/30(水) 00:48:38
黒部に駅舎新設へ 新幹線駅と連絡通路 富山地鉄、市と協定
2011年3月29日

地鉄新駅の建設予定地。右奥が北陸新幹線新駅の建設予定場所=黒部市舌山で


 富山地方鉄道と黒部市は二十八日、富山市の地鉄本社で、二〇一四年度末の北陸新幹線新黒部駅(仮称)開業に合わせ、黒部市舌山の同鉄道長屋−舌山駅間に駅舎を新設する基本協定に調印した。富山地鉄の新駅設置は、〇三年三月の上滝線小杉駅以来。

 長屋−舌山駅間は約四百メートルで、駅舎は新黒部駅側に建設される。新幹線と地鉄の駅舎間七十メートルは連絡通路で結ばれる。市が駅舎を建て地鉄が運営する。市民との話し合いで新駅設置が提言され、地鉄と市が協議。〇六年度に市が策定した新駅周辺整備の基本計画に盛り込まれた。

 調印式には、富山地鉄の川岸宏社長と堀内康男市長が出席。川岸社長は「新駅を起点に、にいかわ観光圏と、地域の足の利便を提供したい」と述べた。堀内康男市長は「並行在来線との相互乗り入れをどうするかを考えたい。駅舎は素朴さを残しながら、DMV(軌道と道路を走れるレールバス)を前向きに検討する」と語った。 

  (高橋恒夫)

4603チバQ:2011/03/30(水) 00:50:15
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20110329202.htm
黒部市と富山地鉄が交流人口拡大へ協定 北陸新幹線で地鉄新駅整備に向け

新駅整備に向け握手を交わす堀内市長(右)と川岸社長=富山市内
 黒部市と富山地方鉄道は28日、北陸新幹線新黒部駅(仮称)に併設する地鉄新駅の整備に向け、基本協定を締結した。関係者は、新幹線から地域公共交通への乗り換えを円滑化することによる交流人口の拡大や、地域活性化に期待を高めた。
 新駅舎は、長屋―舌山間に設置。ホームは線路北側に一つの「単式」で、南側からも改札に向かえるよう、線路を横断する「構内通路」も造る。線路南側に約100台分のパーク・アンド・ライド駐車場の整備も予定する。

 駅舎は14年度末の新幹線開業までの完成を目指し、黒部市は整備費約2億円を、地鉄は運営費を負担する。

 富山市の地鉄ビル内の佐伯記念ホールで同日、調印式が行われ、堀内康男黒部市長と川岸宏富山地方鉄道社長が協定書に署名押印した。堀内市長は「黒部らしさを生かしたにぎわい創出に向け、新駅周辺の整備にも尽力する」とあいさつ。川岸社長は「新幹線新駅との連絡強化で、地域住民や全国の観光客に便利な公共交通づくりに努める」と述べた。

4604チバQ:2011/03/30(水) 00:51:26
http://mytown.asahi.com/areanews/ibaraki/TKY201103280429.html
線路が宙づり、寸断 鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線
2011年3月29日
 水戸市と鹿嶋市を結ぶ鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線が、4月上旬にも水戸駅―新鉾田駅間などで運転を再開する見込みになった。だが、その先の北浦湖畔駅周辺の線路の破損が大きく、全線復旧の見通しは立っていない。

 同線は、水戸駅と鹿島サッカースタジアム駅間(約53キロ)と、乗り入れているJR鹿島神宮駅(約3キロ)までを結んでおり、1日当たり約1万3千人が利用していた。

 線路の破損が激しいのは、鉾田市の北浦湖畔駅付近。路盤が長さ200メートルほど流失。線路と枕木が数十メートルにわたって宙づりの状態になっている。その周辺の線路も大きく波打つなどしている。

 同社は、水戸駅―新鉾田駅間と大洋駅―鹿島スタジアム駅間は4月上旬にも運転を再開させる予定だが、新鉾田駅―大洋駅間は、北浦湖畔駅周辺の復旧に時間がかかるとして、再開のめどは立っていない。

 同社旅客営業部長の大久保裕司さんは「ご迷惑をおかけしていますが、どういう方法で工事をするかも決まっていない。あと数カ月はかかる、としかいいようがない」と話す。

 鉾田市には二つの高校があり、最寄りの新鉾田駅では1日当たり約1600人の通学客が利用している。このため、新鉾田駅―北浦湖畔駅―大洋駅間の約8キロについてバスによる代行運転などを検討しているという。

 大洋駅には今も、列車が立ち往生したままになっている。時折、同駅を利用するという鉾田市汲上の田辺嘉之さん(66)は「日中はさほどではないが、朝夕は通勤・通学客でにぎわう。列車が走っていないと寂しいし、不便だ」と話す。

 鹿島サッカースタジアム駅から鹿島コンビナートを結ぶ貨物路線「鹿島臨港線」(19.2キロ)も線路が寸断されており、復旧の見通しは立っていない、という。(池田敏行)
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4605チバQ:2011/03/30(水) 00:52:24
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001103290001
常磐線土浦―勝田 31日にも運転再開
2011年03月29日

 JR水戸支社は28日、震災で不通になっている常磐線土浦―勝田間が31日に運転再開できる見込みになった、と発表した。当面は普通列車のみだが、上野から勝田までがつながることになる。勝田―高萩間は4月9日ごろ、高萩―いわき間は4月下旬の運転再開を見込んでいる。


 土浦―勝田間について、同社はこれまで、4月上旬再開を見込んでいたが、復旧作業に必要なガソリンの供給が増え、作業人員も増えたため、再開が早まったとしている。上野〜勝田間は普通列車で通常2時間10分程度だが、再開後も途中で徐行運転が必要なため、2時間35分ほどかかる。


 県内の他のJR区間では、水戸線の友部―小山間は4月上旬、水郡線の常陸青柳―安積永盛間と上菅谷―常陸太田間は4月中旬に運転再開の予定。水郡線水戸―常陸青柳間の再開は4月下旬の見込みで、同社は4月中旬から下旬にかけて、この区間に代行バスを運転する考えだ。
PR情報

4606チバQ:2011/03/30(水) 12:32:13
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/article.aspx?id=20110329000157
震災で3億円減収、鉄道利用落ち込む/JR四国
2011/03/29 09:29
 JR四国の泉雅文社長は28日の定例会見で、東日本大震災発生後、鉄道利用者が減少し、27日までに前年同期比で3億円程度の減収となり、本年度の鉄道収入は前年度を下回る見通しになったことを明らかにした。

 同社によると、鉄道の利用者数は震災直後の1週間は2割落ち込み、その後は若干持ち直したものの、依然1割減の水準で推移している。こうした利用者減に伴い、鉄道収入は約2億円減少、前売り分の払い戻しも約1億円増え、合計で3億円程度の減収になっているという。

 本年度の鉄道収入は2月まで前年同月比0・4%増と前年並みの水準を維持。しかし、震災の影響で「本年度の鉄道収入は前年を割り込む見込み」(泉社長)となった。

 また、JR他社では震災の影響で車両部品が入手できない事態が発生しているが、泉社長は「車両部品は2、3カ月分は確保できる」との見通しを示し、ディーゼル車両用の軽油についても「(運行に支障なく)調達できるめどが立った」とした。

4607チバQ:2011/03/30(水) 12:37:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110330-00000015-yom-bus_all
東海道新幹線、地震後の乗客数前年比3割減
読売新聞 3月30日(水)0時35分配信

 JR東海は29日、東日本巨大地震後の東海道新幹線の乗客数(3月11〜28日)が、前年同期比で71%に落ち込んだと発表した。

 1995年1月に阪神大震災があった翌月の87%より、落ち込みが深刻となっている。

 同社によると3月11〜28日の乗客数は前年同期比で下りが75%、上りが67%、平均で71%。1か月の実績(3月1〜28日)で見ても81%だった。経済活動の低迷が背景にあるとみられ、JR東海の山田佳臣社長は、「ビジネス客、旅行客が明らかに減っている。電力不足もあり、相当覚悟している」と述べ、落ち込みが長期化するとの見通しを示した。

4608チバQ:2011/03/30(水) 20:00:23
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110330ddlk09040086000c.html
東日本大震災:「野岩鉄道」貴重な足に 全線で運行、首都圏結ぶ /栃木
 福島県と栃木県を結ぶ第三セクター「野岩(やがん)鉄道」が全線運行している。JRが黒磯以北の運行を中止している中、会津鉄道や東武鉄道との相互乗り入れで福島・会津若松から東京・浅草までをつなぎ、被災者の貴重な足となっている。

 1986年に開通した野岩鉄道は、会津高原尾瀬口駅から新藤原駅(日光市)まで30・7キロを9駅で結ぶ。山間地を通るため、全区間の5割強がトンネルだ。地震による被害もなく、19日以降は毎日34本運行している。

 野岩鉄道の斉藤茂行鉄道部長は「被災地と首都圏を結ぶ唯一のルート。高齢者の避難や被災地への支援に活用してほしい」と話す。【松本晃】

毎日新聞 2011年3月30日 地方版

4609チバQ:2011/03/30(水) 20:01:20
http://mytown.asahi.com/areanews/toyama/TKY201103290397.html
城端・氷見線、新幹線開業を起爆剤に 利用促進へ法定協
2011年3月30日

 北陸新幹線開業を控え、城端・氷見線活性化推進協議会が29日、国の支援で両線の具体的な利用促進をめざす法定協議会を発足させた。ソフト中心だった従来の活動から、新駅や駐車場などハード面整備を重点に公共交通の連携計画づくりをめざす。

 法定協発足の臨時総会に高岡、氷見、砺波、南砺各市と商議所、自治振興会協議会などの団体代表20人余が参加。会長の高橋正樹・高岡市長は「北陸新幹線と地域の結節点として新駅や現高岡駅周辺を整備し、城端線、氷見線の一体的利用を促進しなければならない」などと話した。

 総会では、沿線人口や乗降客の減少傾向が続く両線で、記念列車などのイベントやラッピング電車の運行、レンタサイクルなどの取り組みが報告された。沿線に多い広域的医療機関や観光地向けに、路線バスとの連携やダイヤの工夫の必要性も指摘された。

 法定協では地域公共交通活性化法に基づき、新年度に地域公共交通総合連携計画を策定、国の補助を受けて実行する。任意団体だった従来の協議会では、両線の時刻表作成などソフト面の事業が中心だったが、今後は新幹線駅に併設計画のある城端線新駅や、パークアンドライド用駐車場整備も進める計画だ。加盟団体には尊重義務が伴い、確実な事業推進を図るという。

4610とはずがたり:2011/03/30(水) 21:46:48
>>4608
やりますなぁ♪
野岩羽線構想マンセーヽ(゚∀゚)ノ
http://tohazugatali.iza-yoi.net/TOHOKU/tohoku-c/R121/R121-00.html

三陸道とともに日光から米沢も交通ネットワークを整備しよう♪

4611チバQ:2011/03/31(木) 20:01:41
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/economics/27261.html
新幹線「若狭ルートは無理」 川田会頭が敦賀以西で発言

(2011年3月31日午後7時30分)
 福井商工会議所の川田達男会頭は31日の記者会見で、北陸新幹線の敦賀以西のルートに関し「少なくとも若狭を通るのは無理」と述べ、国の整備計画として閣議決定された若狭ルートに否定的な見解を表明。滋賀県米原市を通る米原ルートか、琵琶湖西岸を通る湖西ルートが現実的との認識を示した。県や沿線市とともに福井県内延伸の取り組みを展開してきた県内経済界トップの発言だけに、波紋を広げそうだ。

 県経団連会長でもある川田氏は、橋下徹大阪府知事が米原ルートを念頭に関係府県に協議を呼び掛けている点で「ルートは国が決めるのが筋論」としながらも、県内着工判断の先送りが続く現状から「国が動かないなら、われわれが動かざるを得ない。筋論とは違うが、大阪と一緒になって活動するのも一つの方法」と指摘した。

 その上で、若狭ルートには経費や地形の問題があるとし「米原か、湖西線の延長で大阪に行くか。これしかない」と述べた。

 ただ、敦賀までの延伸と敦賀以西の問題は「次元が違う」と述べ、県内延伸の見通しが立たない現段階でその先の敦賀以西のルート論議に引き込まれる点には警戒感も示した。

4612チバQ:2011/03/31(木) 21:38:37
http://www.asahi.com/national/update/0331/TKY201103310506.html
23駅舎、線路22キロが津波で被害 JR東2011年3月31日20時52分
 JR東日本は31日、東日本大震災による津波で、太平洋沿岸を走る7路線23駅の駅舎や総延長22キロ分の線路が流失したり土砂に埋まったりする被害を受けたと発表した。原発事故の影響などで点検が済んでいない区間もあり、被害はさらに増える見通しだ。

 被害があったのは、八戸、山田、大船渡、気仙沼、石巻、仙石、常磐の各線の青森県から福島県にかけての沿岸区間。

 JR東によると、駅舎の流失が最も多かったのは気仙沼線(前谷地―気仙沼)で9駅。大船渡線(気仙沼―盛)は6駅、山田線(宮古―釜石)4駅、常磐線(いわき―亘理)3駅、石巻線では女川駅が流された。

 線路の被害は7路線で680カ所に及び、うち18カ所計22キロで線路が流されたり埋まったりした。橋桁の流失も7カ所あった。

 点検が終わった線路は30日現在でこの区間全体の半分にとどまっており、大船渡線や仙石線は10〜20%しか終わっていない。点検が終わるめどは立っておらず、JR東は「被害箇所に再び線路を敷けるかどうかも含めて検討中」としている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110331-OYT1T00855.htm
23駅流失、線路被害680か所…JR東日本

 JR東日本は31日、東日本巨大地震に伴う津波で流失・破損した東北地方の7路線の駅舎や線路などの被害状況を発表した。

 少なくとも23駅が流失し、線路の被害はこれまでの調査だけで約680か所に上った。

 調査の対象は福島、宮城、岩手、青森の4県にある八戸、山田、大船渡、気仙沼、石巻、仙石、常磐の計7路線。JR東によると、駅舎の流失が最も多かったのは気仙沼線で、志津川、歌津など9駅に上った。

 また、7路線で、津波で線路が流失したり、がれきに埋没したりしたのは18か所で、延長計約22キロに及ぶ。レールが曲がった地点も約160か所あった。

 線路の被害が最多だったのは常磐線で、いわき(福島県いわき市)―亘理(わたり)(宮城県亘理町)間で約400か所。ただ、同区間のうち東京電力福島第一原子力発電所から30キロ圏内は点検できていない。

(2011年3月31日20時08分 読売新聞)

4613荷主研究者:2011/03/31(木) 23:52:55

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110327_1
2011/03/27 岩手日報
盛岡−宮古が復旧 JR山田線
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 震災の影響で盛岡−上米内間を区間運行していたJR山田線は26日夜、盛岡−宮古間の運転を再開した。

 宮古に向かう午後6時59分盛岡発の下り線には約20人が乗車。学生や買い物帰りの主婦のほか、スーツケースを持って車内に乗り込む人も見られた。

 宮古市蟇目に住む祖母の元に向かった会社員藤島貴広さん(40)=盛岡市厨川2丁目=はガソリン節約のために山田線を利用。「燃料不足なので列車はとても助かる。アクセスが良くなれば復興支援も進むはずだ」と期待する。

 27〜31日は、上下線とも本数を半分ほど減らして運行する。宮古−釜石間の運行再開のめどは立っていない。

4614荷主研究者:2011/04/01(金) 00:03:45

http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2011/03/25/news01.htm
2011年3月25日(金)AM07:11 上毛新聞
●JR運行再開は来月・吾妻、両毛、信越線

 計画停電の影響で全線・一部区間運休しているJR吾妻、両毛、信越各線についてJR東日本高崎支社の伊藤嘉道支社長は24日、「新学期開始に合わせ最低限の通勤通学に対応する列車運行について協議している」と述べ、4月の早い段階での運行再開を目指す方針を示した。東日本大震災の被災者受け入れに関し県庁で開かれた知事・市町村長の連絡会議で報告した。

 出席した市町村長が、一日も早い運行再開を求めた。ただ、計画停電は長期化するとみられるため、再開しても当面本数を減らして対応する。八高線再開のめどは立っていない。

 一方、列車の本格再開までの住民の交通手段を確保するため、県と運休中のJR4線沿線14市町村などは24日、民間バス事業者に委託し、早期に代替バスを運行する方針を決めた。吾妻線は渋川−大前駅(嬬恋)間、両毛線は伊勢崎−桐生駅間で走らせ、各駅をバス停とする計画。信越線と八高線の代替運行は沿線市と調整している。

「学校に行けない」混乱続く

【吾妻線】

 「電車の運休で学校や塾に行けない。勉強が滞るのが一番不安」。24日、3学期の終業式を迎えた中之条高で、母親の車で久しぶりに登校した2年の篠原真澄君(17)=長野原町=は表情を曇らせた。

 篠原君が利用するJR吾妻線は震災以降、全面運休が続く。同校の1、2年生320人の約6割が吾妻線で通学するが、そのうちの大半の生徒が14日以降、家庭学習を続けてきた。終業式のこの日も、電車通学する生徒のうち約100人が登校できなかった。

【運休理由】

 JR東日本高崎支社によると、県内の各路線は震災後、線路の安全は確認できているが、計画停電による電力不足で運行できない状況が続いている。県内の路線のうち、高崎線はすべてを自社の電力で運行できるのに対し、運休が続く各路線の多くは東京電力からの供給で運行している。

 信越線の高崎−安中駅間などは高崎市にあるJRの変電所から電力を分配して運行を再開させたが、全路線の再開のためには「東電に電力の供給をお願いするしかない状況」。担当者は「関係先にお願いしながら、何とか新学期には運行を再開したい」と理解を求めている。運休の路線や区間が広範囲にわたることから、バスなどの代替輸送は難しいという。

【両毛線】

 JR両毛線も伊勢崎−小山駅間の運休が続く。県内全域から生徒が集まる桐生市の桐生第一高は、震災を受けて14日から臨時休校に。24日に予定していた終業式も中止した。春休み中の部活動や特別進学コースの特別講習は可能な範囲内で行う予定で、スクールバスの活用も検討している。

 太田市内の自宅から桐生高に通う2年の小林美咲子さん(17)は震災後、東武線を乗り継ぎ片道2時間半かけて通学している。「朝と夕方だけでも両毛線を走らせてほしい」と話す声は切実だ。同校はこれまでに、4割以上の生徒が登校できずに公欠となった日もあった。

 電車で昭和村から桐生市内の職場に通う県職員、真下寛治さん(57)も通勤に頭を悩ませる。震災後はマイカーで通勤しているが、ガソリンが給油できず2日間有休を取った。「長距離通勤だと満タンにしても数日でなくなってしまう」と早期の運行再開を訴えた。

4615荷主研究者:2011/04/01(金) 00:21:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110328t13041.htm
2011年03月28日月曜日 河北新報
常磐線復旧遠く 津波で大破 原発も支障

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/20110328003jd.jpg
新地駅は津波で駅舎が流され、停車していた列車が大破した=26日、福島県新地町

 東日本大震災で被害が大きかった宮城、福島両県の沿岸部を走るJR常磐線(上野―仙台間)は、全線復旧の見通しが立っていない。津波で駅舎が押し流されたり、列車が脱線し大破したりした。大掛かりな工事が必要な上、沿線にある福島第1原発の事故も障害となっている。

 福島県新地町の新地駅。「津波で列車がこんなになるなんて」。JR関係者はため息をついた。地震発生時、駅に停車していた列車は横転し、くの字に折れ曲がった。

 約40人の乗客は危うく難を逃れた。乗務員もホームをつなぐ連絡通路に逃げ込んで無事だったが、駅舎は消えた。

 施設の被害は甚大だ。宮城県山元町の坂元駅や福島県富岡町の富岡駅も駅舎を失った。被害箇所が多いとみられる、いわき―仙台間の調査は進まない。

 原発事故が加わり、「詳細な被害箇所が把握できていない状況」とJR東日本水戸支社。設備が回復しても、避難指示などが出ている状況で運行を再開することはあり得ないという。

 現在、運転しているのは上野―土浦間。4月上旬には勝田駅(茨城県ひたちなか市)まで復旧する見込みだが、いわき以北について水戸支社は「短期での復旧は難しい。原発事故の影響もあり、全く見通しが立たない」と説明している。
(大場隆由)

4616荷主研究者:2011/04/01(金) 00:32:05

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2011/03/29-991.html
2011年03月29日 化学工業日報
東日本大震災炭素協会、列車用カーボンブラシで緊急対策、日立化成の被災に対応

 炭素協会は、鉄道車両に使用されるカーボンブラシの供給懸念に対応すべく、加盟会社が総力を結集して供給体制の整備に乗り出す。国内最大手の日立化成工業が製品の仕様書を開示し、カーボンブラシメーカーの協力のもと鉄道会社の要求に最大限応えていく方針。近く会員会社との間で正式合意する。ただ、ブラシは加工だけでも1ー2カ月かかるため、影響をどこまで回避できるか見通しにくい状況だ。

 日立化成はカーボンブラシ用の材料(カーボンブロック)を山崎事業所・桜川(茨城県日立市)で生産している。同事業所は震災の影響を受けて操業を停止しているが、4月上旬の再開に向けて製造設備などの点検に全力を上げている。ただ、同材料を用いてブラシに加工する子会社の浪江日立化成工業(福島県浪江町)は福島第1原子力発電所の避難区域に含まれるため、生産再開のめどは立っていない。そのため、緊急対策として、東海カーボン、東洋炭素、新日本テクノカーボン、帝国カーボン工業、トライス、富士カーボン製造所、東京通信機材などの会員会社が、日立化成の関係者を受け入れ、製品仕様書を得て生産に対応する。今回協力する企業の多くは列車用のブラシ製造の実績を有するが、それだけでは供給が間に合わない可能性があるとして、産業用を中心とするメーカーにも協力を仰ぐ。

 ただ、鉄道各社はすでに通常3カ月に1度交換されるカーボンブラシの供給遅れにより、運行に影響がでる可能性を表明している。直接的な震災被害や停電の影響を受けていないはずのJR西日本も4月から運行本数を減らす方針だ。ブラシの加工には1ー2カ月かかるため、速やかに生産に取り掛かったとしても出荷できるのは5月以降になる。さらに材料の生産は焼成工程を含むため3?4カ月を要する。現在、日立化成はカーボンブロックの在庫を評価しているところであり、その結果次第ではさらに供給が遅れる可能性もある。カーボンブラシはモーターの回転部分に使われ、通電機能を担う。

4617チバQ:2011/04/01(金) 23:39:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110401/CK2011040102000082.html
生活路線 運行に安堵 「新学期に間に合って良かった」
2011年4月1日

両毛線が運行を再開し、いつもの風景が戻ってきたJR足利駅


 計画停電の影響で運休が続いていたJR両毛線の小山−桐生駅間が三十一日、十七日ぶりに運行を再開した。栃木、群馬両県の南部を東西に結び、通勤や通学で使われる生活路線だけに、利用者からは安堵(あんど)の声が聞かれた。 (清水祐樹)

 同線は、計画停電が始まった十四日から全線で運休した。JR東日本高崎支社によると、自前の電源がない上、第一〜第五の停電グループを細かくまたいでいるため、安定して電気を供給できないのが理由。二十日に伊勢崎−新前橋駅間で停電していない時間帯のみ運行を再開したものの、大部分は見合わせ、代替輸送も実施していなかった。

 県や沿線市町などの要望を受けてJRが東京電力と交渉し、朝夕の時間帯を優先して沿線のJRの変電所を計画停電の対象から外してもらうことになった。一般の電柱から電力を得ている踏切では、計画停電の際は警備員を配置して対応する。ただ、当面はダイヤが安定しないため、同支社はホームページなどで最新の運行状況を確認するよう呼び掛けている。

 この日、一日平均六千五百人が乗り降りする足利駅には、以前のように通勤・通学客が戻ってきた。同線で三十分の栃木駅まで通勤している会社員鈴木敏雄さん(58)は運休中、東武伊勢崎線と日光線を使って群馬、埼玉県経由で通ってみたが、三時間かかった。「やっと動いてほっとした。沿線住民からしたら、大動脈だから」と胸をなで下ろした。

 足利駅が最寄りの足利女子高校の一年戸沢唯さん(16)と中里美穂さん(16)は「親に車で送ってもらったりしてたけど、すごく不便だった。新学期に間に合って良かった」と口をそろえ、うれしそうに部活動の練習へ向かった。

4618チバQ:2011/04/02(土) 12:21:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110402-00000012-maip-soci
東日本大震災 三陸鉄道、存続の危機…復旧費用100億円
毎日新聞 4月2日(土)11時33分配信

トンネルから熊野川を越える高架橋が落下した三陸鉄道南リアス線=岩手県釜石市で2011年3月31日、稲垣淳撮影

 三陸のリアス式海岸沿いを走り、「さんてつ」の愛称で親しまれている第三セクターの「三陸鉄道」(盛岡市)が存続の危機に立たされている。東日本大震災で高架橋が崩落するなど、復旧費用は100億円かかるとの見方もある。会社単独の復旧は困難で、資金のめどがついても全面再開まで1年以上かかるという。

 ◇「地域の足なのに」

 三陸鉄道は県や沿線自治体などが出資して81年設立。北リアス線(久慈−宮古駅間71キロ)や南リアス線(釜石−盛駅間36キロ)を運行する。09年度は利用客約89万人。県などから1億円以上の経営損失補助金を受け、実質赤字状態だった。

 震災で、南リアス線は釜石市の唐丹(とうに)−吉浜駅間の高架橋が落下、釜石−平田駅間の大渡川鉄橋は橋脚にひびが入り、線路が寸断された。北リアス線も島越駅など駅舎が壊滅。同線は一部区間で運行を始めたが、南リアス線は損壊が大きく復旧のめどが立っていない。

 唐丹駅から月2回、釜石市内の病院に通う男性(85)は「電車がないと往復で数千円タクシー代がかかり、通院できない」。家族が同駅を利用する男性(52)は「復旧費が巨額なら廃線も仕方ないが、代替バスなど地域の足は残してほしい」と話す。

 現行の鉄道施設災害復旧費補助制度では、復旧工事費のうち国と地元自治体が各25%、鉄道事業者が50%を負担する。三セクは地元自治体が事業者分の負担も迫られるため、岩手県の担当者は「工事費に100億円かかるとの試算もある。国のさらなる支援なしに復旧は不可能」と頭を抱える。

 国土交通省の担当者も「今回の地震は通常の災害と異なり、被災自治体の負担は計り知れない。鉄道の復旧について国の補助率を拡大したり、違う枠組みによる支援も検討したい」と話している。【稲垣淳、阿部弘賢】

4619荷主研究者:2011/04/03(日) 13:46:33

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003877754.shtml
2011/03/19 11:24 神戸新聞
阪神なんば線開通2年 収入、乗客ともに増

 20日で開通2年を迎える阪神なんば線について、阪神電鉄は18日までに、鉄道収入、乗客人員ともに初年度を上回ったことを明らかにした。担当の嶋井敬司・取締役都市交通事業副本部長(55)は「奈良の平城遷都1300年祭のイベント効果があったほか、利便性やサービスが定着してきた」としている。

 2年目の実績は、収入が初年度に比べ8・6%増の37億5千万円。乗客は前年より12%増え1日平均約6万5千人だった。内訳は定期外で5%増の3万5千人、定期が22%増の3万人となり、50%を目指す定期利用は42%から46%に伸びた。

 その要因について、嶋井氏は「阪神間と難波、奈良の区間が乗り換えなしという利便性が浸透し、定期が伸びた」とした。なんば線の定期券で、梅田でも乗降できるサービスも奏功したという。

 運行については「安定してきた」とし、今後、ニーズに応じてダイヤの改善を図るという。新たな取り組みとして、観光向けチケットの値下げや、臨時や貸し切り列車などの運行も検討する。近鉄特急の乗り入れは「検討中」とした。ただ、嶋井氏は「東日本大震災による影響が懸念される」と、今後の状況を注視する考えを示した。

(末永陽子)

4620荷主研究者:2011/04/03(日) 13:54:13

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/228343
2011年2月24日 00:31 西日本新聞
線路またぐ里道封鎖へ 指宿枕崎線

 JR九州は23日、指宿枕崎線の安全対策として、踏切以外の場所で線路をまたぐ生活道路の「里道(りどう)」を全て封鎖する方針を示した。遮断機や警報機がない「4種踏切」も改良し、遮断機や警報機を新設したり車止めを設けたりする。

 JRによると、里道は同線の沿線4市に152カ所、4種踏切は24カ所ある。昨年夏、鹿児島市と指宿市の4種踏切で、自転車の小学生とミニバイクの男性が列車にはねられる死亡事故が相次ぎ、再発防止策を自治体や住民と協議していた。既に里道75カ所を木製の柵で仮封鎖し、4種踏切の改良も進めるという。

 JR九州鹿児島支社の宮崎正純支社長は「生活で里道を利用している住民もいる。今回の対策は、地元と協議して住民の理解を得ながら進めたい」と話している。

=2011/02/24付 西日本新聞朝刊=

4621荷主研究者:2011/04/03(日) 14:05:10

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/229800
2011年3月4日 02:42 西日本新聞
周回機能で混雑緩和へ JR桂川駅北側整備案

■町が10日議会提案 10月末、完成目指す

 桂川町は、通勤、通学時の送迎車両などで混雑しているJR桂川駅北側の整備計画案を固めた。送迎待機用の駐車場として約750平方メートルを整備し、周回機能を備えることで混雑緩和を目指す。関連工事費約1億2千万円を2011年度一般会計当初予算案に盛り込み、10日に開会予定の町議会に提案する。

 町によると、JR博多駅まで快速で約30分の桂川駅は、1日当たり約4千人が利用。駅前に駐停車できるスペースが狭く、平日の朝夕のラッシュ時には混雑することがよくあるという。

 町の整備案は、駅隣にあるJRの月決め駐車場と、そのそばにある町有地(約1100平方メートル)の同面積を土地交換した上でロータリーを整備する。一時的に15台ほどが駐車できるスペースを設け、これまでなかった周回機能を充実させる。

 また、道幅4メートル未満の駅前道路(車道)約50メートルを7メートルに拡張して2車線化する。歩道の雨よけシェルター(高さ約2メートル)も30メートルから180メートルに延長する。総施工面積は約4千平方メートル。JR九州など関係機関との協議が整えば、4月中にも着工し、10月末の完成を目指す。

 町内唯一の駅の利便性を向上させようと、町は住民やJR九州などで構成する「駅周辺整備基本計画検討委」を設置し、昨年3月に基本計画を策定。昨年11月に再選を果たした井上利一町長も選挙公約で重要課題に「駅周辺の環境整備」を掲げていた。工事に先立ち、地元説明会も3月末に予定している。

=2011/03/04付 西日本新聞朝刊=

4622荷主研究者:2011/04/03(日) 14:18:24

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201103150053.html
'11/3/15 中国新聞
井原鉄道、最高速度落とす

 第三セクター井原鉄道(井原市)が6月から、福山市神辺町と総社市を結ぶ井原線の運転最高速度を時速110キロから95キロに落とすことが14日、分かった。100キロ超で走行する場合、運転状況記録装置を6月末までに設置するよう国土交通省が省令で通達しているが、設置費用の捻出が困難なため。

 装置は速度やブレーキ操作、前方映像などを記録する。2005年4月のJR福知山線脱線事故を受け、06年7月に省令を改正。100キロ超の既存車両には11年6月末までに設置するよう求めた。

 井原鉄道は、装置を全13車両に備えると約8千万円の経費がかかり、厳しい経営の中ですぐに購入することは困難と判断。ピーク時の1時間の運転本数が10往復未満であれば、最高速度を100キロ以下にすることで、当面は未設置でも運行できる省令の規定で対応することを決めた。

4623荷主研究者:2011/04/03(日) 14:45:04

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201103220008.html
'11/3/22 中国新聞
鴨方橋上駅完成、26日開業

 施設の橋上化工事を進めていたJR鴨方駅(浅口市鴨方町)の新駅舎が完成した。線路で分断されていた駅周辺の南北を結ぶ自由通路も整備され、地域の交流推進や活性化に期待が膨らむ。26日の始発列車から営業を開始する。

 橋上駅は現在の駅から西へ約50メートル移動し、鉄骨2階建て延べ337平方メートル。2階に改札口を整備し、ホームを昇降できるエレベーターも新設した。LEDの照明を採用して環境にも配慮した。

 橋上駅に接して南北を結ぶ自由通路は長さ41メートル、幅4メートル。障害者用トイレや、通路の両端にもエレベーターを設けた。駅南側の約3400平方メートルでは現在、国道2号から進入するタクシーや乗用車の乗降場、緑地帯などをつくる広場の工事が開業に向け、急ピッチで進んでいる。

 北側でも約2500平方メートルの広場としてバスやタクシー、乗用車の乗降場などを整備する。旧駅舎の撤去とともに工事を進め、2012年春に完成する。

 26日は始発となる上りの岡山行き列車が到着する午前5時11分の直前に開業。当初は記念式典も予定したが、東日本大震災の影響で中止とした。

【写真説明】完成したJR鴨方駅の橋上駅と工事が進む南側広場

4624チバQ:2011/04/03(日) 16:10:15
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110403/biz11040312440002-n1.htm
近鉄5路線も間引き運転 部品調達難6月にも
2011.4.3 12:43
 近畿日本鉄道は、東日本大震災の影響で鉄道車両のモーターに使う部品の調達が困難になるとして、南大阪線(大阪阿部野橋−橿原神宮前)など5路線の運転本数を減らす方向で検討していることが2日分かった。これらの路線はレール幅が狭く、主流である標準軌用(レール幅1435ミリ)の車両と融通が難しいためで、部品の在庫が切れる6月に実施される可能性がある。

 間引き運転となる可能性が大きいのは南大阪線と同線とつながる吉野線、道明寺線、長野線、御所線で、近鉄全線の約2割を占める。

 近鉄が保有する車両台数は特急型を含めて1952両。このうち大阪上本町から出ている大阪線や奈良線などの標準軌用は1696両ある。南大阪線などは1067ミリの狭軌タイプのため、「(標準軌用のままでは)レールの幅が異なる南大阪線などで運用ができない。部品の調達ができなければ、運転本数の確保が難しい」(同社幹部)という。

 具体的な本数の削減方法は検討中だが、乗客が少ない日中の時間帯、土曜・休日の早朝、深夜の時間帯が削減対象になるとみられる。

 調達困難な部品の「直流電動機ブラシ」は日立化成工業製で、出荷工場が福島第1原発事故の避難区域内にあり、操業再開のめどが立っていない。近鉄によると、日立化成工業製のブラシの在庫は1、2カ月あるという。

 保有車両のうち、日立化成工業製のブラシを使う車両が全体の3分の1にあたる約650両ある。

4625チバQ:2011/04/05(火) 19:15:10
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110405ddm041040169000c.html
東日本大震災:那須塩原−福島、12日ごろ再開−−東北新幹線
 JR東日本は4日、東日本大震災のため運休する東北新幹線那須塩原−盛岡間について、盛岡−一ノ関間が7日▽那須塩原−福島間が12日ごろに運転を再開する見通しになったと発表した。福島−一ノ関間も20日前後の開通を目指している。

 寸断されている東北線は今月中旬までに上野−盛岡間の全線が復旧する見通しになった。日本海回りで運行しているJR貨物の緊急物資輸送が円滑に進むことが期待される。

 開通見通しは本宮−福島間、岩切−松島間、岩切−利府間が5日▽花泉−一ノ関間6日▽福島−岩沼間7日▽松島−小牛田間9日。黒磯−安積永盛間は中旬になる。

 常磐線は勝田−高萩間が7日▽高萩−いわき間は11日ごろ▽亘理−岩沼間が12日開通の見込み。いわき−亘理間は福島第1原発事故の影響で再開のめどが立っていない。【斎藤正利】

4626チバQ:2011/04/05(火) 22:02:49
実現するかどうかはどうかとして、決意は素晴らしいと思う
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110405-00000818-yom-soci
廃線懸念の津波被害7路線、JR東が復旧明言
読売新聞 4月5日(火)19時12分配信

 JR東日本の清野智社長は5日、震災後初めて記者会見し、津波で大きな被害を受けた路線について、「責任を持って復旧させる」と明言した。

 被災地からは、「このまま廃線になるのでは」と不安の声が上がっていた。

 同社によると、津波を受けたのは気仙沼線など7路線。被害は少なくとも1700か所に上り、23駅が流失、線路が約60キロにわたって流されるなどした。清野社長は、「街が津波の来ない所に移るという話もある。そうなると、元の場所に復旧しても需要に合わないので、県や町と検討したい」と話した。

 また、地震があった3月11日、首都圏で大勢の帰宅難民が生じる中、多くの駅舎を閉ざしたことに対し、「列車が動かない状況で、乗客が駅構内に集まると混乱すると考えた。多くの批判を頂いており、真摯(しんし)に受け止めたい」と謝罪した。

4628とはずがたり:2011/04/06(水) 17:13:48

京阪神のJR間引き運転、回避へ
http://www.asahi.com/special/10005/OSK201104060043.html
2011年4月6日15時0分

 JR西日本は6日、京阪神の大阪環状線や大和路線など6路線で昼の時間帯(午前9時から午後5時ごろ)に11日から予定していた間引き運転を取りやめることを決めた。モーターに電流を送って回転させるカーボン製の部品の工場が東日本大震災で被災したが、出荷のめどが立った。

 日立化成工業(東京)の茨城県日立市の工場と、福島県浪江町の子会社工場が被災したが、日立の工場にカーボン本体の在庫が残っていた。仕上げ作業をする浪江町の工場は福島第一原発の避難指示圏内にあり稼働できないが、作業分を他社に委託。5月中にも出荷できる見通しとなった。

 2日から始めた山陽線や紀勢線など京阪神以外での間引き運転も、近く通常に戻す。(小河雅臣)

4629チバQ:2011/04/06(水) 23:41:33
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2011/04/15772.html
全線復旧後も通常ダイヤ困難/東北新幹線


 東日本大震災で設備が被災し、現在一部区間の運行となっている東北新幹線について、JR東日本の清野智社長は5日の定例会見で、今月下旬の全線復旧後、「はやぶさ」「はやて」のいずれも当面の間は本来のスピードより減速し、本数も震災前よりは確保できないとの見通しを示した。東北新幹線の地上設備は全路線で約1200カ所(4日現在)の被害を受けており、全線復旧後は状況を確認しながら走る必要があることを理由に挙げている。
 震災の影響で新幹線設備は架線の断線など電気関連設備を中心に被災。現在復旧作業を進めており、進捗(しんちょく)率は約75%となっている。
 東北新幹線車両の最高速度は「はやぶさ」が300キロ、「はやて」が275キロだが、清野社長は「仮に今月下旬に全線開通してもフルスピードでは走れないと思う。ダイヤも地震前の本数は多分確保できない。新たな臨時ダイヤになると考えてもらっていい」と語った。本来のスピードと本数に戻す時期は「年単位かかるわけではなく、短くした方がいいが、どの程度になるかは今材料がない」とした。
 その一方では「とにかく新幹線をつなぐことがわれわれ、東北にとって大事。『はやぶさ』は本来のスピードが出なくとも、東北に元気を出してもらう意味がある」と新幹線の走行を最優先に復旧させる方針を強調した。
 全線復旧の具体的な日付、23日から予定している「青森デスティネーションキャンペーン」実施の有無に関しては明言を控えた。
 またJR東の3月鉄道営業収入(速報)は震災の影響を受け、前年同月比26・8%減で過去最大の落ち込みとなった。

4630チバQ:2011/04/06(水) 23:42:03
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20110406-OYT8T00358.htm
JR東、震災で3月…鉄道収入減 過去最大
 JR東日本は5日、東日本大震災の影響で3月の鉄道営業収入(速報値)が前年同月より26・8%減ったと発表した。

 単月で過去最大の減収幅で、地震発生後の11日〜31日では、前年同期より39・1%減った。

 東北新幹線などが地震の影響で運休し、中長距離(特急、新幹線など)の営業収入が前年同月より40・2%減った。近距離収入は26・5%減った。

 清野智社長は5日の記者会見で「(4月下旬に全線再開する東北新幹線は)すぐにはフルスピードで走れない。首都圏では計画停電などの制約も出る」と述べ、4月以降も厳しい収益が続くとの見方を示した。

(2011年4月6日 読売新聞)

4631チバQ:2011/04/06(水) 23:42:59
http://www.asahi.com/national/update/0405/TKY201104050422.html
震災当日にシャッター閉める 混乱招きJR東社長が陳謝2011年4月5日17時25分

 JR東日本の清野智社長は5日の定例会見で、東日本大震災が発生した3月11日、首都圏の駅の一部でシャッターを閉めたことについて「駅員の案内も不十分で大きな混乱を招いた。お客様におわび申し上げる」と陳謝した。

 震災当日、JR東は午後6時20分に「安全確認に時間がかかる」とし、管内の全新幹線と首都圏の在来線全線などで運転打ち切りを決定。新宿駅や渋谷駅の一部ではシャッターを閉め、多くの人が駅前の道路にあふれた。清野社長は「批判を真摯(しんし)に受け止め、非常時の対応を検討したい」とした。

 また、3月の鉄道営業収入は、前年同月より近距離で26.5%、新幹線や特急を中心とした中長距離で40.2%それぞれ減ったことも発表。清野社長は、計画停電による運転本数の減少や新幹線の運休が影響したとし「まずは復旧に全力をあげる」と話した。盛岡―那須塩原で運転見合わせが続く東北新幹線は4月下旬までに全線復旧の予定。

4632チバQ:2011/04/06(水) 23:43:59
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110406/dms1104061614025-n1.htm
緊急速報メール見習え?脱線を免れた新幹線システムとは2011.04.06


復旧作業が進む東北新幹線。車両に大きな被害はなかった【拡大】
 新幹線脱線事故はこうして免れた−。東日本大震災の発生時、東北新幹線は「早期地震検知システム」により、揺れの始まる9秒前に非常ブレーキが作動していたことが6日までに分かった。2004年の新潟県中越地震では乗客を乗せた新幹線が初めて脱線したが、今回、車両では大きな被害は免れていた。

 JR東日本は岩手県宮古市、宮城県の牡鹿半島などに計9個の地震計を設置している。11日午後2時47分3秒、牡鹿半島の地震計が運転中止の基準となる地震の加速度120ガルを計測したため自動的に送電を中止し、走行中の新幹線が一斉に非常ブレーキをかけた。このとき、東北新幹線では27本の列車が乗客を乗せて走行中。一部の列車では、非常ブレーキをかけた9〜12秒後に最初の揺れが始まったという。

 一般に鉄道では、高速運転時より減速時の方が脱線リスクは小さいといわれている。今回の地震では、揺れ始めたときの各列車の走行速度は不明ながら、減速を始めていたため、大事故を回避できたとみられる。

 新潟中越地震の際、上越新幹線では営業運転中の新幹線では初の脱線事故が発生した。ただ、列車は1000ガル弱の揺れを受けると止まっていても脱線する構造。中越地震で脱線した新幹線は1500ガル程度の揺れに見舞われたといわれている。このときもシステムによって新幹線は減速していた。JR東の内部には「死者、負傷者のなかった脱線事故だが、システムがなければ犠牲者が出ていたかもしれない」との声もある。

 高架橋などに被害を受けた東北新幹線は東京−那須塩原、盛岡−新青森の運転にとどまっている。復旧作業が進み、7日には盛岡−一ノ関、12日ごろをめどに那須塩原−福島、4月下旬に全線再開する見通しだ。

4633チバQ:2011/04/08(金) 21:56:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1299422063651_02/news/20110306-OYT8T00748.htm
検証 全線開業〜第1部・二次交通


不便な接続 募る不満

臨時列車が増便されても、朝のラッシュは激しい(2月10日、青い森鉄道・八戸駅で)  東京駅を午後5時56分に出発した「はやて37号」が、八戸駅に滑り込んだ。冷たい夜風が吹き付ける2月上旬。午後9時を回り、家路を急ぐ乗客たちにあって、三沢や野辺地方面に乗り継ぐ客は違った。接続する青い森鉄道の発車時刻は、まだ40分も後だ。

 「不便になったもんだ」。出張帰りの三沢市の会社員の男性(43)は、待ち時間にうんざりとばかりにつぶやいた。新幹線の全線開業前、JRの特急に乗り継いでいた頃は、最大でも20分程度だった接続時間。「割高になっても、三沢空港発着の空路の利用も考えてしまうよ」。恨み節は続いた。

 JRを引き継いだ青い森鉄道は厳しい経営環境のもと、所有する車両は限られ、ダイヤのやりくりも制約を受けた。新幹線からの乗り継ぎが1時間を超えるなど接続のない列車は上下合わせて計8本。下り「37号」の後続「39号」、最終列車の「41号」は接続列車すらない。東京から三沢・野辺地方面に向かうには、「37号」が事実上の終電だ。日中でも、2時間以上も乗り継ぎできない列車があるほどだった。

 「まるで、過疎地の扱いだ」。不便を強いられた三沢市では開業後、接続の悪さに不満が蔓延し、市にもその矛先が向いた。「市民から多すぎるくらいの苦情が来ている」。種市一正市長は年頭の記者会見で顔をしかめた。市議会でもこの問題は取り上げられ、議会として青い森鉄道にダイヤ改正を求めるべきだとの強硬論も飛び出した。

 こうした声を受け、青い森鉄道は3月のダイヤ改正で、八戸―野辺地間で増便や時刻修正するなどの改善に踏み切った。やはり不満があがっていた青森駅でも、JR奥羽線との接続に配慮した。ただ、八戸駅では新幹線の下り最終に接続はないまま。待ち時間が1時間を超える接続列車もなお半分残る。



 ダイヤ以外でも、三沢市への苦情は今も絶たない。「窓口でクレジットカードが使えない」「青い森鉄道の遅延で新幹線に乗り遅れても払い戻しがない」――。市政策調整課の中野渡進課長は、「JR時代を知っているだけに、その落差に落胆しているのだろう」と推し量る。

 車両の減少で激化した通勤・通学時のラッシュも苦情の的だ。JRの時代は4両編成だった午前6時19分の野辺地発八戸駅行きは2両に縮小。「ぎゅうぎゅう詰めで、ほかの乗客の足を踏んで気まずい思いをしたものです」。この列車を通学で利用する八戸工業高校の1年生、中村太郎さん(16)は苦笑した。

 青い森鉄道は臨時列車の運行で対応し、3月のダイヤ改正では定期便として継続した。しかし自社の車両ではまかなえず、IGRいわて銀河鉄道の車両が乗り入れる綱渡りの状況が続いている。

 ダイヤ改正の記者会見を終えた関格社長が、本音を漏らした。「利用者には、県が運営しているという意識があり、JRに対してよりも強い要望がどんどん出てくる。だが、会社の経営者の立場としては、全ての要望を満たすのは難しい」

(木瀬武、神秀穂)

4634チバQ:2011/04/08(金) 21:56:33
車両ぎりぎり 青い森鉄道

 青い森鉄道が所有する車両は、2両編成(ユニット)で9ユニットある。目時―八戸駅間で運行を始めた2002年にJRから1ユニットを購入したのをはじめ、約2億5000万円かけて1ユニットを新造。ほか7ユニットは昨年12月の全線開業に合わせ、JRで使用した車両を各約7000万円で譲り受けた。

 開業時には、八戸―青森駅間を上下各4ユニットで運行し、1ユニットは予備にする計画だった。しかし、開業してすぐに強風や降雪の影響で1ユニットが故障し、予備車両を投入してフル稼働した。通勤・通学ラッシュの緩和目的で増便したユニットはIGRいわて銀河鉄道から車両を借りるほど、ぎりぎりの状態だ。

 青い森鉄道の石橋豊総務部長は3月のダイヤ改正について、「現状で最大限できる対応だった」と、厳しい実情を嘆いた。

 故障した車両は現在は復帰したものの、故障が相次ぐなどすれば、ダイヤが組めない事態も想定される。同社の総務企画課のまとめでは、12月4日〜1月31日の運休、一部運休は上下合わせて246本。大半は荒天が原因だったとはいえ、ダイヤへの信頼が揺らいでいるだけに、同社はJR側に車両の払い下げを要望している。

 ただ、県などの支援を受けても赤字経営が確実な中で、充実した車両を保有できるかは不透明だ。石橋部長は、「今後さらに増便などを求める要望に応えていくには、車両を増やすか、利用者の少ない路線を削減しなければ、とても間に合わない」と苦しい胸の内を打ち明けた。

 (大垣裕)

(2011年3月7日 読売新聞)

4635チバQ:2011/04/08(金) 21:57:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1299422063651_02/news/20110308-OYT8T00063.htm
検証 全線開業〜第1部・二次交通
落ち込む高速バス需要


弘前と盛岡を結ぶヨーデル号。東北新幹線の全線開業による利用者減は深刻だ(2月10日、弘前バスターミナルで)  弘前と盛岡市を2時間余りで結んでいる高速バス「ヨーデル号」。「弘前から新幹線で東京方面に出るには、青森駅経由より盛岡駅を利用したほうが便利」。そんな声を受けて弘南バス(弘前市)など4社が共同運行する路線に、異変が起きている。翌日からの3連休を控えた2月10日も、弘前駅近くの弘前バスターミナルでバスに乗り込んだ乗客は、定員55人に対してわずか3人だった。

 東北新幹線の全線開業に向け、弘前市が最重点課題に掲げたのは、新青森―弘前駅の接続だった。県内有数の観光資源を有しながらも、新幹線の直接乗り入れはない。危機感を募らせた葛西憲之市長は昨年6月と7月、JR秋田支社と本社を矢継ぎ早に訪問し、すべての新幹線と接続する列車の運行を要望した。

 昨年12月の開業時には、新青森駅発着の各17本すべての新幹線に、弘前との接続列車が用意された。「強く要望してきたことが実現した」。葛西市長は安堵(あんど)の表情を浮かべた。5・5往復あった八戸との直通特急は廃止されたが、青森方面と結ぶ普通列車は5・5往復増えて計22・5往復に。代わりに新設された特急は2往復にとどまったが、奥羽線列車の総本数も増加した。

 だが、それまで住民の足として活躍してきた「ヨーデル号」は、利用者が落ち込む一方だ。開業時には4往復減らして1日11往復にしたが、それでも経営の効率化は図れず、昨年12月の利用者数は前年同月より実質3割も減った。1月はさらに悪化し、前年同月比4割減に落ち込んだ。「多少の落ち込みは想定していた」(弘南バス)とはいえ、2002年の八戸駅開業以降も採算は維持してきた路線だけに、衝撃は大きかった。

 さらには、ドル箱だった弘前―東京間の高速バスまでも落ち込み傾向だ。「高速バスの黒字で、地域の乗り合いバスの赤字を埋め合わせするのは、地方のバス会社に共通している」。ヨーデル号の存続さえも危ぶまれる事態に、弘南バスの菊池武史・高速バス課長は困惑する。

 弘前市のタクシー会社「北星交通」が全線開業と同時に運行を始めた乗り合いタクシーも苦戦している。

 新青森駅を降りて弘前方面に移動する住民や観光客を当て込み、料金は弘前市から西目屋村まで、距離に応じて3000〜5000円と4段階に細かく設定した。目的地の玄関先まで運ぶサービスを売りに地元の需要を掘り起こし、観光シーズンに向けPRにも力を入れる。

 しかし、同社の板垣伸・営業部長の表情は浮かない。「毎日何とか動いてはいるが、採算ベースには乗っていない」。

 二次交通が、生き残りをかけて模索を続けている。

 (長内克彦)

(2011年3月8日 読売新聞)

4636チバQ:2011/04/08(金) 21:57:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1299422063651_02/news/20110310-OYT8T00071.htm
検証 全線開業〜第1部・二次交通
利用客凍える新青森駅

8席しかないJR奥羽線・新青森駅ホームの待合室はいつも満員状態だ  小雪がちらつく寒空の下で、乗客たちが体を震わせ列車を待っていた。冬に逆戻りした今月1日の午後1時過ぎ、東北新幹線と接続するJR奥羽線・新青森駅のホーム。8人がやっと座れるほどの待合室は二つとも埋まり、数十人が外にあふれた。

 新幹線を降りたって青森駅行きの列車に乗り継ぐ東京都板橋区の大学生安田将哉さん(20)も、気温1・8度の寒さに凍えていた。一緒に旅行する知人と待つこと20分以上。「待つのは仕方ないとしても、この寒さの中ではきつい」とこぼした。

 青森市中心部から約4キロ離れた新青森駅は、その開業前から二次交通をいかに整備するかが課題だった。JRはすべての新幹線に奥羽線を接続し、市は市営バスやシャトルバスを走らせ、便を図った。定額タクシーも登場した。ただ、一応のハードはそろったにもかかわらず、利用者の評判はあまり芳しくない。

 「もう青森には来ないとおしかりを受けたこともあります」。新青森駅の構内で乗り継ぎなどを案内する「青森おもてなし隊」の1人は、待合室すらないほぼ吹きさらしの市営バスの停留所のことで苦情を受けた。「利用者目線での配慮に欠けているのだと思います」と悔しがる。

 市内の観光地を巡るシャトルバス「ねぶたん号」の乗り場に関する苦情も寄せられている。ルートごとに南口と東口に分かれる乗り場の案内看板が目立たないためだ。2ルートとも同じ時刻に出発するため、乗り場を間違って1時間に1本しかないバスを乗り逃がす客も少なくない。

 「まるで苦情の受け付け係です」。おもてなし隊の1人は苦笑いする。青森市が国の緊急雇用創出事業を活用して発足させた同隊の活動期間は、当面あと半年。「それまでに改善が必要です」と訴えた。

 市タクシー協会が始めた定額タクシーも、利用者側に配慮が足りなかったと反省しきりだ。新青森駅と市中心部を定額の1500円で結び、奥羽線やバスよりもスムーズに移動できるだけに、それなりの需要を見込んでいた。しかし、利用者は低迷している。

 「ちょっと予想外の実績。宣伝が足りなかったと反省している」。同協会の下山南平会長は、開業すれば客は当然来ると踏んでいた甘さが低迷の理由だとみている。実際、その存在をPRする案内は、新幹線を降りて乗り場に到着するまで一か所もない。乗り場も、一般のタクシーとほぼ同じで、「分かりづらい」と運転手らは口をそろえる。

 下山会長が社長を務める青森中央タクシーの場合、開業後3か月の利用者は240組で、1日換算で3組にも満たない。春の観光シーズンを前に、協会はポスターやHPを作って巻き返しを急いでいる。

 先月下旬、友人3人と青森旅行に訪れた埼玉県川越市の主婦菅沼貞子さん(61)は、閑散とした駅の外を見渡し、ため息をついた。

 「駅の周りに何も作らず、中心部に足を運んでほしいと言うのなら、もっと楽に行き来できるようにしてほしいわ」

 (岡部雄二郎)

(2011年3月9日 読売新聞)

4637チバQ:2011/04/08(金) 22:45:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20110408/CK2011040802000081.html?ref=rank
JR水戸線が全面復旧 水戸駅の立体通路も開通
2011年4月8日

ペデストリアンデッキが一部通行可能となり、久々に人通りが戻った=JR水戸駅北口で


 JR常磐線は七日、東日本大震災で運休していた勝田−高萩駅間の運転を再開した。高萩−いわき駅(福島県)間は十一日の再開見込み。水戸線では七日、友部−小山駅(栃木県)間が全面再開し、県央と県西地域のアクセスが改善された。

 水郡線では、水戸−常陸青柳駅間は十五日、常陸青柳−安積永盛駅(福島県)間と上菅谷−常陸太田駅間は十一日に再開する予定。

 また、震災で損傷し、通行止めになっていた水戸駅北口の立体通路「ペデストリアンデッキ」は七日、三の丸方面などを結ぶ中央と東側通路が通行可能となった。西側通路は安全確認のため開通は未定だ。水戸駅商業ビル「エクセル」については、洋服店などが入る二〜五階の営業を一部店舗を除き再開した。飲食店が入る六階は十五日に再開する。 (近藤統義)

4638荷主研究者:2011/04/09(土) 16:47:16

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110329/CK2011032902000103.html
2011年3月29日 中日新聞
金曜限定の新フリー券発売へ 福鉄福武線活性化連協

新年度の事業計画案などが話し合われた協議会=福井市田原1で

 福井鉄道福武線活性化連携協議会の本年度2回目となる会合が28日、福井市のフェニックス・プラザで開かれ、新年度の事業計画などで意見交換した。

 福井鉄道や行政、市民団体の代表者ら委員12人が出席。事業計画では、同鉄道が県のカー・セーブ運動と連携し、金曜日限定で1、3、6カ月間乗り放題とする3種類のフリー乗車券「フライデーフリーパス」を新たに発売することなどが報告された。

 本年度の2月末現在の利用者は、パークアンドライド駐車場の整備による利用促進策もあり、前年同期比9万1484人増の159万4796人。 (笠松俊秀)

4639チバQ:2011/04/10(日) 23:09:17
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001104040004
最北の駅舎 リニューアル JR稚内駅
2011年04月04日


新駅舎で真正面から到着した特急を眺める市民ら=JR稚内駅

■「頭端駅」の特徴生かす


 JRでは日本最北の稚内駅が新駅舎となり、3日開業した。鉄路の最先端部の「頭端(とうたん)駅」として、列車の発着を真正面から見られるのが特徴で、稚内市の駅前再開発事業とも連動している。


 東日本大震災で開業セレモニーは中止されたが、旧駅舎を最後に降り立ち、新駅舎を最初に出発するツアーが組まれ、前夜から鉄道ファンが多数来訪。新駅に列車が出入りするたびに、車止めの手前にある待合室で見守ったファンらが、盛んにカメラのシャッターを切っていた。

4642チバQ:2011/04/14(木) 22:53:40
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110413/myg11041301330001-n1.htm
東京−仙台、鉄道再び 在来線、臨時快速運行で 宮城
2011.4.13 01:33
 東日本大震災で運転を見合わせていた東北新幹線の那須塩原(栃木)−福島間の運転が再開されたのにともない在来線の東北本線福島−仙台間の運転も12日、再開された。同区間を運行する臨時快速「新幹線リレー号」を利用すれば、東京−仙台間が3時間2分でつながることになる。

 JR仙台駅に午前10時33分に到着したリレー号には乗客はまばら。

 東京から福島までを新幹線で、福島−仙台間をリレー号で乗り継いで来た会社員の男性(44)は「支社が仙台にあり、地震以降は夜行バスを利用していたが、時間がかかり過ぎていた。これで仕事の能率があがる」と笑顔。

 転勤で仙台から東京の本社へ向かう予定という会社役員の男性(55)は「車で半日かけて移動するつもりだったので助かる。単身赴任なので空いた時間を利用して家族に会いに行きたい」と話していた。

 13日には盛岡−新青森の再開を予定している。

 東北新幹線は東京−那須塩原間で運転再開後、宮城県で震度6強を観測した7日の地震で再び多くの区間が運休となった。11日には最大震度6弱の余震があり、12日未明まで設備を点検していた。

4643チバQ:2011/04/15(金) 23:51:43
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201104140186.html
三陸鉄道、復興へ発車 被災者の足、社員総出で復旧急ぐ2011年4月14日

 岩手県の三陸海岸を南北に走る「三陸鉄道」は、津波で駅舎も線路も奪われた。それでも、いち早く一部で運行を再開したのは、津波からの復興のために生まれた鉄道だからだ。だが、自力再建は厳しい状況に追い込まれている。

 今月初め。宮古発小本行きの1両だけの列車に、野菜や長靴を詰めた袋や大きなリュックを背負った乗客約30人が乗り込んできた。

 運転士の飯田晃司さん(46)は駅員が示す緑色の手旗信号を確認した。

 「出発、青進行」

 安全を確認しながら時速25キロでゆっくり進む。宮古を出発して約40分。トンネルを抜けて広がるのは、海岸べりのがれきの荒野だ。

 岩手県宮古市田老地区。高さ約10メートルの防潮堤を津波が乗り越え、町がすべて流された。高台を走る線路のすぐ下までがれきが積み重なる。乗客は、黙って窓の外を見つめた。

 飯田さんも震災当日、宮古市内で津波に巻き込まれた。自宅が流され、家族と避難所で暮らしながら、3月20日に職場復帰した。

 「田老を見たら涙が出た。今も目を背けたくなるけど、三鉄(さんてつ)が動かないと人も町も動き出せない」

 震災後の停電が続く中、宮古駅に停車中だったディーゼル車内にホワイトボードを運び、「災害対策本部」にした。望月正彦社長(59)らは車内に3日間泊まり込み、社員の安全確認と被害状況の情報収集をした。

 約100人の社員は無事だった。山の近くを走る北リアス線の一部なら、がれきが撤去できれば復旧できると判断し、震災5日後の16日に区間運転を再開した。電気ケーブルが切れて信号や踏切が動かない。社員総出で信号用の手旗を持ったり、踏切で安全確認をしたり。復興支援で3月中は運賃を無料にした。

 復旧を急ぐには理由がある。かつての津波が、三鉄を生んだからだ。

 1896年の明治三陸大津波。田老地区を始め沿岸部は大きな被害を受けた。物資や人を運ぶ鉄道が復興には欠かせない。そう痛感した住民が政府に建設案を提出した。部分開通を重ねてようやく全線開通を目前にした1980年、国鉄の不採算路線を廃止する方針が決まった。

 廃線の危機に、県や沿岸自治体が協力して第三セクター「三陸鉄道」を81年に創設。住民も、敷石に自らの名前を書き込む「一石署名運動」で支えた。

 84年4月、北リアス線(久慈―宮古)と南リアス線(釜石―盛)の全線がようやく開業。県職員として式典に立ち会った望月社長は、駅が人で埋まり、沿線の町々でパレードが繰り広げられたのを覚えている。

 「みんなほしくてほしくてたまらなかった鉄道だ」

 今、三陸鉄道は被災者の暮らしを支える貴重な足だ。避難所から津波で流された自宅跡へ思い出の品を探しに、食料品や生活用品の買い出しに、薬をもらいに病院へ……。毎日、様々な思いを胸に、多くの人が乗ってくる。4月11日からは最高時速をあげ、運行本数も増やした。だが、被害が大きく全線復旧のめどは立たない。

 飯田さんは「なんとしても全線復旧させたい」と話す。雨や雪で遅れても、乗客は静かに乗ってきて、降りる時には「ありがとうございました」と声を掛けてくれる。「気が遠くなるほどの時間がかかるかもしれないが、一緒に復興していきたい」(牛尾梓、宮嶋加菜子)

4644チバQ:2011/04/15(金) 23:52:44
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110414/dst11041421350059-n1.htm
全面復旧「諦めぬ」 三セクの岩手・三陸鉄道、社員力合わせ奮闘
2011.4.14 21:33 (1/3ページ)

一部区間で運転している三陸鉄道。全線復旧へ「諦める訳にはいかない」と思いをこめる=岩手県宮古市(大塚聡彦撮影)
 東日本大震災で沿線が壊滅的被害を受けた岩手県のローカル線「三陸鉄道」が、震災から1カ月あまりたった今も奮闘を続けている。「今こそ地域の足となる」。停電、通信断絶、駅消滅と数々の苦難を経験しながら、社員93人の力を合わせて地震発生後5日という早さで運転を一部再開。全面復旧に向け「諦めるわけにはいかない」と力を込める。被災地に希望を運ぶ列車を動かしたのは、四半世紀あまり前の開業時から運行を支え続けた鉄道マンたちの熱い思いだった。(市岡豊大)


「終わりなのか」


 三陸鉄道は、国鉄民営化に伴って廃線予定だった路線を引き継ぎ、全国初の第三セクター方式の鉄道として昭和59年4月に開業。宮古−久慈間の北リアス線(71キロ)と、盛−釜石間の南リアス線(36キロ)に分かれている。

 「こんなことは後にも先にもない。悪夢のような1カ月だった」。開業当時から三陸鉄道に携わる元県職員の望月正彦社長(59)が振り返る。

 3月11日、宮古市内を大津波が襲った。宮古駅の本社は被害を免れたが、停電して通信は断絶。停車中の1両を動かして車内を対策本部とし、まもなく乗客と社員全員の無事を確認した。

 本部内では社員約10人が“車中泊”しながら、24時間態勢で情報収集した。しかし、状況が明らかになるにつれて絶望感が漂った。「三陸鉄道はもう終わりなのか」。ある社員はつぶやいた。

 2日後の13日、開業時からの社員で旅客サービス部長の冨手淳さん(50)は、望月社長と沿線の被害確認に出た。駅舎が付近の陸橋とともに丸ごと消えた島越駅(田野畑村)を見て絶句した。「あるべきものがない。ぞっとした」。線路上や駅構内にがれきが散乱し、復旧の厳しさを痛感した。

 重い足取りの帰り道。2人は線路上を歩く被災者らを見て思い直した。「道は線路しかない。生活の足となるのがローカル線の使命だ」。開業当時の熱い思いがよみがえってきた。


再開へ人海戦術


 南リアス線の釜石駅長で、開業時から在籍する菊池弘充さん(46)は苦悩していた。車庫がある盛駅の被害が大きく、同線の復旧のめどが立たないからだ。

 「動かせるとこから動かそう」。菊池さんは早期再開の可能性がある北リアス線に向かった。作動しない信号機の代わりに、駅での到着・発車時の安全を手旗信号で確認する「人海戦術」に、南リアス線の社員も協力し、総出で当たることにした。「絶対に動かしてやる」という菊池さんの思いは、ほかの社員と一致していた。

 北リアス線の復旧可能な区間の線路点検や砕石の補充を進めたが、最大の難題はがれきの撤去。望月社長は3月15日、山本正徳・宮古市長に飛び込みで直訴した。「あと1週間で(宮古駅から)走らせる。がれき撤去を自衛隊に要請してほしい」。山本市長は「あと1週間」という言葉に驚き、望月社長の顔を見たが、「分かりました」と応諾した。


地元とともに


 思いを同じくする人は、駅の外にもいた。開業と同じ年に宮古駅前で魚料理店を始めた佐々木博さん(63)は、対策本部へ毎日弁当を届けた。「ともに歩んだ26年。三陸鉄道は街になくてはならない」とエールを送る。

 地元の後押しもあり、3月16日の北リアス線・陸中野田−久慈間を皮切りに、宮古−田老間、田老−小本間の運転再開にこぎ着けた。現在は、宮古−小本間で1日4往復、陸中野田−久慈間で6往復を運行。制限速度も段階的に引き上げている。ただ、南リアス線は運転再開の見通しが立っていない。

 全線復旧には数十億円規模が必要で、国の支援が前提となるが、先行きは不透明だ。それでも、望月社長は「何度も廃線の2文字が頭をよぎった。存続のためにも早期復旧が必要。諦めるわけにいかない」と話している。

4645チバQ:2011/04/16(土) 09:16:13
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011041501001345.html
運動員買収容疑で市議逮捕 兵庫県警
2011年4月16日 01時44分

 兵庫県警捜査2課は15日、公選法違反(買収)の疑いで、今月10日投開票の兵庫県議選で相生市選挙区から立候補して落選した谷口隆司氏陣営の選挙運動員の赤穂市議会議員池田芳伸容疑者(60)=兵庫県赤穂市=と無職大野愛雄容疑者(31)=同県神河町=を逮捕した。

 逮捕容疑は4月初旬、両容疑者が選挙運動員の男女2人に報酬として現金計二十数万円を渡したほか、池田容疑者は3月に選挙運動員の男女3人に報酬として現金を渡す約束をした疑い。

 谷口氏によると、池田容疑者は選挙運動を取りまとめる役を務めていた。谷口氏は「車上運動員の名簿から外れていたかもしれない。どちらにしろすべては私に責任がある」と話した。

(共同)

4646チバQ:2011/04/16(土) 09:44:17
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001104150002
新鳥栖駅、出足不調/新幹線開業1カ月
2011年04月16日


新鳥栖駅前にあるバス専用駐車場は空車が目立つ=鳥栖市


新鳥栖駅を出発する新幹線「さくら」。平日昼間の利用客はまばらだ=JR新鳥栖駅

 九州新幹線鹿児島ルートが全線開通して1カ月が過ぎた。開通前日に発生した東日本大震災の影響もあり、県内唯一の停車駅、新鳥栖駅(鳥栖市原古賀町)の1日平均の乗降客は約2千人(推計)と、当初の市の予測を大幅に下回った。県内の観光業界へのプラス効果は今のところみられず、関係者は「ゴールデンウイーク期間中の集客に期待したい」と話している。


◇1日平均乗降2千人 市の予測下回る
 市やJR九州によると、3月12日〜今月11日の1カ月間に乗車した延べ人数は2万9286人で、1日平均約950人。降車した人数は集計していないが、単純に乗車の倍として、1日平均約2千人が乗降したことになる。ただ、乗車集計は自動改札を通過した数で、団体客や在来線からの乗り換え客が通る有人改札口は含んでいないため、実際には1日平均2千人超が乗降したと推計している。


 この乗降客数は、市が2006年の駅建設前に推計した1日平均約4200人を大幅に下回っている。市内のある飲食店主は「全線開通後、出張客はわずかに増えたが、旅行で来た観光客はほとんどいない。期待が大きすぎたのではないか」と話す。
 高尾清之駅長は「土日は客でにぎわうが、平日は利用が少ないのは事実。ゴールデンウイークには鳥栖音楽祭も開催される。利用客増に期待したい」と話す。


 また、市が駅周辺に整備した650台分の市営駐車場には、開業1カ月で1万9946台が利用した。1日平均約640台で、このうち40分以内の無料利用が5割強だった。
 開業当初、見学に訪れる客が多かったためとみており、市都市整備課は「通勤に使う客は想定より少ない。駅南側駐車場は市民にあまり知られておらず利用が少ないため、PRしていきたい」と話している。


◇無料の観光バスプール閑散
 修学旅行などの団体客がバスとの乗り換えをスムーズにするため、駅前に市が整備した20台分の観光バスプール(無料)は、閑散としている。市によると、開業1カ月で観光バス60台が利用し、1日平均だと2台。開業して2度目の日曜日だった3月20日には7台の利用があったが、同月は利用ゼロが3日あった。


 新大阪駅からの直通「さくら」が新鳥栖駅に停車するのは午前10時すぎ。ただ、新大阪を早朝の午前6時50分に出発するため、関西の旅行会社から「出発時間が早すぎてツアーに組み込みにくい」という声を聞くという。
 県観光連盟の坂田智宏・企画宣伝課長は「大震災の影響で国内外から県内観光地へのキャンセルが相次いでおり、新幹線開業の効果は感じられない。月末からの有田陶器市などをアピールし、少しでも観光客の足を佐賀に向かせたい」と話している。(上山崎雅泰)

4647チバQ:2011/04/16(土) 12:12:07
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110415-OYT1T00277.htm
被災JR4路線、線路位置変更も…復興に合わせ

 JR東日本の里見雅行・仙台支社長は14日、仙台市内で記者会見し、大震災で甚大な被害を受けた在来線4路線について「線路の位置変更も考えていくことになる」と述べた。


 県内のJR在来線では、石巻線、気仙沼線、仙石線、常磐線の4路線で線路や駅舎が津波で流されるなど被害が大きかった。里見支社長は、現時点で具体的な復旧案はないとした上で、新市街地の形成など自治体の復興計画に合わせて、駅舎や線路の位置を移す可能性を示した。

(2011年4月15日10時02分 読売新聞)

4648チバQ:2011/04/16(土) 18:26:38
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001104140002
いぶたま快走 乗車率は86%
2011年04月15日


特徴的な外観の指宿のたまて箱

 九州新幹線全線開業に合わせ運行が始まった観光特急「指宿のたまて箱」(いぶたま)。デビューから1カ月を迎えたが、平均乗車率は8割を超えるなど、東日本大震災で旅行需要が冷え込む状況下で健闘した。いぶたまで訪れた観光客が名所を巡る姿に「新幹線全通効果」を実感している関係者も多い。
 いぶたまはJR指宿枕崎線を1日3往復する。モノトーンの外観にユニークな仕掛けがある新車両は利用客から好評だ。
 JR九州によると、3月13日〜4月11日のいぶたまの平均乗車率は86%。土日祝日は91%、平日でも84%に上る。JR鹿児島支社の担当者は「期待通り。平日でも満席となる日があり好調だった」と喜んだ。
 震災の影響で観光地・指宿の宿泊施設ではキャンセルが相次いだ。指宿市観光協会のまとめでは、市内14の宿泊施設で少なくとも1万3千人以上のキャンセルが発生した。
 だが市によると、3月下旬以降は春休みも重なって観光客の姿が目立ち始め、本土最南端の西大山駅やそうめん流しで有名な唐船峡といった名所は、前年同時期と比べると観光客は増えているという。
 指宿フェニックスホテルの久永利文支配人は「新幹線全線開業やいぶたまの運行は指宿に大きな恵みをもたらしてくれた」と全通効果を感じ取っている。
 このホテルでも震災後、1千人以上のキャンセルが起き大打撃を受けた。だがいぶたまの運行開始などで、これまで少なかった関西以西の観光客や個人客の利用が目立ってきた。
 九州内の日帰りが容易になったため、泊まらず昼夕食を楽しむ「0泊2食プラン」の提供を4月にスタート。新たな顧客層の獲得に一役買っているという。
 久永支配人は「工夫すれば人は来る。新幹線やいぶたまの運行は、その可能性を示してくれた」と話す。
 指宿温泉のおかみでつくる「華の会」を中心に昨年始めた「いぶすき絆プロジェクト」の第2弾が4月から動き出した。指宿の街を玉手箱に見立て市内の魅力を紹介するほか、観光客が協賛店を利用してスタンプを集め、宿泊券が当たる企画などがある。
 事務局を務める市観光協会の大山功専務理事は「震災復興が進むにつれ、旅行自粛ムードも溶け始めていくだろう。人出が増えるゴールデンウイークや夏休みには、観光客でにぎわう街になってほしい」と期待している。(安斎耕一)

4649チバQ:2011/04/20(水) 00:27:14
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1303176154
「観光急行列車」で復活
「キハ52」昭和の日から運転開始 いすみ鉄道
2011年04月19日10時22分[県南エリア]


29日からの営業運転が決まったいすみ鉄道の「キハ52」
 いすみ鉄道(大多喜町)は18日、JR西日本から購入した中古ディーゼル車「キハ52」の営業運転について、「昭和の日」の29日に始めると発表した。各駅停車のムーミン列車とは別に「観光急行列車」で運行。土・休日にデンタルサポート大多喜−大原駅間を「そと房号」「夷隅号」の名称で結ぶ。

 キハ52はJR大糸線で引退予定だった1965年製の車両。観光客に昭和時代の懐かしさを味わってもらおうと、昨年12月、国内唯一の現役車両として鳴り物入りで導入。写真撮影イベントには鉄道ファンが殺到、人気の高さをうかがわせた。

 これまで同鉄道の前身となる木原線時代の朱色と黄褐色のツートンカラーへの再塗装をはじめとした内外装の整備、試運転を行っていた。

 運行は1日2往復。風そよぐ谷国吉駅など2駅で停車する。定員は各列車とも60人。乗車券に加え、新たに急行券、指定席券(いずれも大人300円)を販売し、弁当付きで2500円の前売り座席指定商品も。列車には乗客サービスを担う乗務員も同乗する。

 第1号列車は29日午前10時16分に大多喜駅を発車する。黄金週間中は5月6日を除き運転。今後は需要があれば平日の「貸切列車」も行う。


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4650チバQ:2011/04/21(木) 21:39:45
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110421-OYT1T00368.htm
効果さっぱり九州新幹線…特急減り不便な筑後

利用者のにぎわいが見られない九州新幹線の筑後船小屋駅 九州新幹線の全線開業から1か月以上が過ぎた。

 東日本大震災の自粛ムードも影響し、福岡県・筑後地区への観光地への開業効果はあまり見られなかった。また、特急の運行本数が大幅に減ったことで、沿線の街からは「不便になった」との声も出ている。

 筑後船小屋駅(筑後市)から約10キロ西の柳川市。開業日から市内と結ぶバス路線が新設されている。

 今月3日まで、春恒例の「柳川雛(ひな)祭り さげもんめぐり」が開かれていたが、市観光協会の平川しずか事務局長は「大震災の影響もあってか、散策する人が例年ほどは見られなかった」と話す。

 一方、筑後船小屋駅から約3・6キロ北にある筑後市のJR羽犬塚駅は、福岡市方面への通勤・通学利用が多い。これまで1時間に2本運行されていた特急は、上りは朝2本、下りは夜4本だけに激減した。

 筑後市の会社員橋本利夫さん(62)は「仕事で遅くなると特急で帰っていたが、ダイヤを相当気にしなければいけなくなった。家族が博多へ行く時も、特急が昼間になくて不便」とこぼす。博多―筑後船小屋間の新幹線片道料金が、博多―羽犬塚間の特急片道料金より780円高いことも、利用者に負担を感じさせている。

 新大牟田駅(大牟田市)は、西鉄駅が併設する市中心部の在来線駅から約7キロ離れている。在来線駅と結ぶ路線バスも1時間に1本しかない。

 大牟田市が新駅の平均乗降客数を調べたところ、平日約600人、休日約1000人。当初見込んでいた1日平均2300人と比べ3割弱〜4割強の水準にとどまっている。市は今月から、新幹線を使って通勤通学する転入者への定期券代補助制度を始めたが、申請はゼロ。誤算に頭を抱えている。

(2011年4月21日12時50分 読売新聞)

4651チバQ:2011/04/21(木) 22:51:07
http://www.asahi.com/travel/rail/news/NGY201104210007.html
リニア建設へ 国交省審議会が最終答申案「耐震性確認」2011年4月21日

 東京―名古屋―大阪を結ぶ新たな日本の大動脈として、JR東海が計画中の「リニア中央新幹線」の実現可能性を話し合ってきた国土交通省の審議会は21日午後、建設計画を認める最終答申案をまとめた。日本が長年にわたり開発を進めてきた、電磁力で浮き上がって走る「夢の超特急」に事実上のゴーサインが出ることになる。

 東日本大震災を機にリニアの耐震性が注目されたが、答申案では、停電しても電磁力で浮いた状態が保てるほか、側壁の間を走るため脱線しにくいこと、最高時速は500キロメートルと新幹線の約1.7倍だが、ブレーキ性能も2倍なので急減速できるといった点から「地震の安全確保は確認できた」とした。

 このほか、答申案では、JR東海をリニアの建設・営業主体として適当と認めたほか、ルートは東京―名古屋間をほぼ直線で結ぶ「南アルプスルート」が「経済効果が最も高い」との理由で適当とした。

 大規模災害などで東海道新幹線が不通になった時の「バイパス機能」としての重要性も強調し、JR東海の計画をほぼ大筋で認める内容になった。

 前原誠司国交相(当時)が昨年2月、JR東海からの申請を受け、国交省交通政策審議会に対し、リニア整備計画の安全性や妥当性について諮問。1年あまり議論が続けられていた。

 今回の答申案に一般からの意見を求めたうえで、5月中にも大畠章宏国交相に答申する。整備計画が正式決定されれば、大畠国交相は、JR東海に対して建設の指示を出すことになる。

 JR東海の計画では2014年度に着工。東京―名古屋間で27年に開業し、45年には大阪まで延伸する予定。

 レールも架線もなく、超高速で走るリニアは1970年代から「夢の超特急」と目されてきたが、具体化には技術面や金銭面で障害が多く、実現のめどはたたなかった。そんな「夢物語」に政府がゴーサインを出すのは、8兆円を超す建設費を自ら出すJR東海の財務力や技術力を認めた点が大きい。ただ、ルートの7割以上が、深さ数十メートル超の地下や山岳を貫くトンネルだったり、活断層を横切ったりする建設工事は大規模で前例もないだけに、難航も予想される。(信原一貴)
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4652荷主研究者:2011/04/23(土) 14:00:13

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110406_7
2011/04/06 岩手日報
三鉄、自力復旧は困難 費用70億円以上か
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 東日本大震災で甚大な被害を受けた三陸鉄道(望月正彦社長)は5日、運休している北リアス線(久慈−宮古)の一部と南リアス線(釜石−盛)について、現時点で自力復旧の見通しが立っていないことを明らかにした。北リアス線の一部で運行を再開しているが、全面復旧に少なくとも70億円以上かかる見通し。自社での財政負担は難しいため、早期復旧に向けて県とともに国に財政支援を要望していく。

 三陸鉄道は3月29日までに北リアス線の久慈−陸中野田間と宮古−小本間の約36キロメートルで運転を再開。しかし、南リアス線全線を含む路線総延長約107キロメートルのうち、66・4%が復旧していない。

 同社は現地での被害調査を終え、被害額と復旧費用を算出中。津波で島越駅(田野畑村)が流失したほか、線路が流されている箇所も相当数に上るとみられ、算出作業にはまだ時間がかかるという。

 同社は県と市町村などが出資する第三セクター。2009年度まで16年連続の経常赤字で、自社での復旧費用の捻出は困難だ。県も三陸鉄道の災害復旧基金として約8千万円を積み立てているが、費用総額に遠く及ばない。

 望月社長は「具体的な金額は算定中だが、70億円以上はかかるのではないか」と認識を示した上で「(全面復旧には)国の支援が必要。三陸のあすへの希望であると信じ、可能性が高いところから復旧を進めたい」と決意を込める。

 達増知事は1日、来県した池口修次国土交通副大臣に対し、三陸鉄道の復旧支援を含む緊急要望を行った。

 県政策地域部地域振興室の野中広治交通課長は「三鉄は通学、通勤を含め広域の足として大きな役割を担っている。調査の詳細を踏まえ、あらためて国に具体的な支援要請をしたい」としている。

4653荷主研究者:2011/04/23(土) 14:17:10
>>4628
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110406/bsc1104061641013-n1.htm
2011.4.6 16:37 Fuji Sankei Business i.
【東日本大震災】鉄道車両用ブラシ、供給6月にも再開 日立化成

 日立化成工業が6日、東日本大震災による被災で、供給ができなくなった鉄道用部品について、同業他社に生産委託する方針を固めたことが分かった。早ければ6月ごろには鉄道各社に供給を再開する。同社の稼働停止により、JR西日本が部品の不足を理由に、昼間帯で最大5割の間引き運転を行うなど影響が出ていたが、運行再開にも一定のめどがつくとみられる。

 日立化成が供給しているのは、鉄道車両のモーターに使われるカーボン(炭素)製消耗部品「直流電動機ブラシ」。同社は炭素製品の業界団体「炭素協会」(東京都千代田区)を通じて、会員企業に生産委託を打診したところ、東海カーボンから内諾を得た。

 日立化成は5日に部品の原料となるカーボンブロックの生産を一部再開しており、委託先で銅線を付けるなどの最終加工を施す。ただ、東海カーボンにも鉄道各社からの受注が殺到しており、委託生産がすぐに軌道に乗るかは不透明だ。

 日立化成は直流電動機ブラシの国内シェアの約70%を持っており、少数の委託先ですべてをカバーするには限界がある。同社では引き続き他のメーカーに委託を打診する方針だが、カーボンブロックの生産から最終加工を経て出荷するまでには約3カ月がかかるため、品薄状態の解消には、まだ多少の時間が必要となる見通しだ。

 日立化成の直流電動機ブラシは、カーボンブロックの生産を山崎事業所(茨城県日立市)、最終加工を浪江日立化成工業(福島県浪江町)で手がけてきた。浪江日立化成は福島第1原発の避難区域内にあり操業できない状態が続いている。

 このためJR西日本がこの部品の調達ができないことを理由に、2日に一部在来線で運転本数を減らす「間引き運転」を始めていた。

4654荷主研究者:2011/04/23(土) 14:46:00

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104040042.html
'11/4/4 中国新聞
JR安浦駅の歩道橋開通

 呉市安浦町のJR安浦駅の南北を結ぶ歩道橋が開通した。市の土地区画整理事業によって住民の増加が見込まれる北側と、改札口のある南側との往来をしやすくするため市が建設した。

 歩道橋は駅舎の西側に線路をまたぐ形で建設し、長さ約29メートル、幅約2メートル、高さ約7メートル。両側に階段とエレベーターがある。事業費は約2億6千万円。市がJR西日本に委託し、2009年から工事していた。

 安浦駅にはもともと南北通路はなく、南北を行き来するには、駅から東西に約350〜約550メートル離れた立体交差道路や踏切を利用する必要があった。

【写真説明】安浦駅の南北を結ぶ歩道橋。手前が北側

4655荷主研究者:2011/04/23(土) 16:35:40

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104090029/
2011年4月9日 神奈川新聞
JR南武線快速ようやく運行スタート、旧国鉄時代以来33年ぶり

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/25_215024.jpg
33年ぶりに運行がスタートしたJR南武線の快速列車=武蔵小杉駅

 JR南武線に9日、旧国鉄時代以来の33年ぶりとなる快速列車の運行がスタートした。

 横須賀線武蔵小杉駅の新設に伴う利用客の増加などを受けて、利便性の向上を図る。当初は3月12日に運行を開始する予定だったが、東日本大震災に伴う電力事情で快速の運転を見合わせていた。

 快速の途中停車駅は、川崎―登戸間が鹿島田、武蔵小杉、武蔵中原、武蔵新城、武蔵溝ノ口で、登戸―立川間は各駅停車となる。快速運転により川崎―登戸間が5分程度短縮。快速列車は午前10時台から午後3時台にかけて1時間当たり2往復する。

 南武線では旧国鉄時代の1969年から快速を運行。速度性能を向上させた新型車両の投入により78年に全列車が各駅停車となった。

4656とはずがたり:2011/04/24(日) 00:25:52
>>4655
ダイヤ改正前の駅のビラで尻手(w)感動して持ち帰ったんだけどやっと開始か!いいこんだら。

4657荷主研究者:2011/04/24(日) 14:56:08

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104160035.html
'11/4/16 中国新聞
JR岩国駅の橋上化を協議

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/Tn20110416003502.jpg

 岩国市は、JR岩国駅の駅舎を橋上化する方向で、JR西日本広島支社と建て替えに向けた協議に入った。橋上駅、半橋上駅、いまと同じ地上駅の3案から住民意見を踏まえて橋上化を選択。本年度内にJR側と協定を結び、来年度着工を目指す方針でいる。

 市拠点整備推進課によると、利用者が多い西口寄りの線路上に駅舎を建設。エレベーターも設ける。駅の東西をつなぐ自由通路(長さ約100メートル、幅約6メートル)もホームの上につくる。

 駅舎の建て替えをめぐり、市は、橋上型のほか、駅の形状は変えず東西自由通路を設ける地上型や、線路上に掛からない位置に建てる半橋上型も選択肢として示していた。整備に関する協議会や地元住民の要望を踏まえて橋上化に絞った。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/Tn20110416003501.jpg
【写真説明】岩国市とJR西日本広島支社が駅舎橋上化の協議を始めた岩国駅

4658荷主研究者:2011/04/24(日) 14:57:08

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/233756
2011年3月26日 01:30 西日本新聞
JR吉富駅前駐車場が完成

 吉富町が行っているJR吉富駅周辺整備事業に含まれている駅前駐車場が完成、26日から当面の間、無料開放される。周辺の駅では最大となる約100台が駐車可能で、駅乗降客数(1日約600人)の向上が期待される。

 同事業は2012年度完成予定で、総工費は約2億4千万円。10年度は、約2500万円をかけ駐車場を整備したほか、JR吉富駅の駅舎として利用されている「ふるさとセンター」も約900万円で改修、イベント用のスペースも確保した。今後は駅から県道221号まで通じる連絡路(片側1車線)建設に移る。

 今冨寿一郎町長は「駅周辺が発展しなければ町の発展もない。周辺自治体でもっとも利用しやすい駅を目指したい」と話している。

=2011/03/26付 西日本新聞朝刊=

4659チバQ:2011/04/24(日) 18:09:28
http://www.asahi.com/travel/rail/news/OSK201104210129.html
浅野川・町家・友禅流し…新幹線の金沢駅舎、三つの案2011年4月22日

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道運輸機構)の鈴木明・大阪支社長が21日、金沢市役所を訪れ、JR金沢駅の新幹線駅舎について、三つのデザイン案を市に提案した。

 同市が事務局を務める「新幹線駅舎デザイン等検討懇話会」(会長、水野一郎・金沢工業大教授)が提案した「まちが見える」「心と体に気持ちがいい」がコンセプト。今後、市民の意見も募集して、5月中に最終決定される。

 A案は「もてなしドーム」と呼応した曲面の屋根で浅野川と犀川を表現。B案は柱や梁(はり)を表す真壁造りで金沢町家をイメージ。C案は加賀友禅灯籠(とうろう)と友禅流しを表す緩やかな傾斜の屋根が特徴になっている。

 提案後に開かれた懇話会では、委員から「歴史都市としての金沢を象徴できる案を」「金沢の最初のイメージを持つのは駅なので、デザインは重要だ」などの意見が出された。

 その後、鈴木支社長は県庁も訪れ、谷本正憲知事に北陸新幹線の津幡―白山総合車両基地間の線路と、同基地の建設状況を説明。東日本大震災の影響は受けず、順調に工事が進んでいると報告した。

 谷本知事は「産業観光」を視野に、白山総合車両基地に車両整備の様子が見られる見学施設を設置することを提案。また、東日本大震災を例に挙げ、東京―大阪間を結ぶ東海道新幹線が分断された場合、代替補完機能を果たすために北陸新幹線を金沢以西にも延ばしてほしいと要望した。(山岸玲、井手さゆり)
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http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20110422102.htm
曲面屋根推す声 北陸新幹線金沢駅舎デザイン
 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は21日、北陸新幹線金沢駅舎のデザインとしてA〜Cの3案を金沢市に提示した。いずれも金沢の伝統と創造、現代を融合させた。同日、金沢市役所で開かれた新幹線駅舎デザイン等検討懇話会では、駅東広場のもてなしドームなどとの調和、他の新幹線駅舎との違いを重視し、曲面の屋根を採用したA、C案を推す意見が多数だった。
 鉄道・運輸機構の鈴木明大阪支社長が山野之義金沢市長にデザイン案を手渡した。市は22日から5月13日までホームページやチラシなどで意見を募集。5月中旬に1案を地元の意向として機構に伝える。

 A案は緩やかな曲面屋根が特徴で、開放的な壁面で広い視界を確保する。金沢漆器をイメージした黒色の外壁を採用する。B案は縦型のカーテンウオール面で金澤町家のまちなみを表現。柱や梁(はり)を見せる真壁造りを現代的に展開する。C案は、壁面に加賀友禅灯籠(とうろう)をモチーフとした不規則な開口部を設ける。曲面の屋根を二つ並べて配置し、友禅流しの様子を表す。

 鉄道・運輸機構はデザイン決定後、来年2月までに実施設計を終え、来夏の駅舎着工を目指す。

 懇話会では「もてなしドームとの相乗効果が期待できる案にするべきだ」「天井や壁面から多く光を入れる必要がある」などの声が上がり、A、C案を推す発言が多かった。内装や維持管理、周辺の高層ビルからの見え方が重要との意見もあった。

 鈴木支社長は21日、石川県庁を訪れ、谷本正憲知事にもデザイン案、工事の進捗(しんちょく)状況などを説明した。

 鉄道・運輸機構の鈴木支社長とそれぞれ懇談した谷本知事、山野市長が最初に質問したのは新幹線の開業時期だった。東日本大震災を受け、全国的に資材不足が問題となっているだけに、2014年度末の金沢開業に影響が出ないか不安だったよう。

 鈴木氏は県内の工事進捗率が76%となっていることを報告した上で「われわれの責務だ」などと14年度末開業をあらためて確約。鈴木氏の言葉に谷本知事、山野市長ともに「安心した」と胸をなで下ろした。

4660チバQ:2011/04/24(日) 18:10:00
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001104230003
東北新幹線29日全線復旧
2011年04月23日

 東日本大震災後に一部区間で運休していた東北新幹線が29日に全線復旧することになった。JR東日本が22日発表し、県側には「東日本全域の復興に大きく貢献する」(三村知事)などと歓迎ムードが広がった。一部徐行運転するため、新青森―東京の最短時間は、震災前の3時間10分より55分遅い4時間5分となる。


 同社は、当初30日ごろとしていた全線復旧を点検が順調に進んだとして1日前倒した。東京―新青森は当面、はやぶさの1往復を含め、通常より5本少ない上下計29本。盛岡―那須塩原では徐行運転をする。


 被災者支援を意識し、先頭車両に「つなげよう、日本。」「がんばろう日本!がんばろう東北!」のステッカーを貼る。また、はやぶさのグランクラス料金の一部5千円を義援金とする。


 23日にはJR6社の大型観光企画「青森デスティネーションキャンペーン(DC)」が始まる。「新幹線が全通しなければ観光客が来ない」との懸念が観光業者にあり、三村知事は「全線復旧はキャンペーンへの大きな弾み」とコメントした。


 はやぶさとはやては全車指定席で、26日午前11時から全国のみどりの窓口などで販売を始める。列車の詳しいダイヤはJR東のホームページで確認できる。

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4661チバQ:2011/04/24(日) 21:16:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110419t13026.htm
「陸の孤島」に現実味 気仙沼線、復旧の見通し立たず

津波によって、トンネル(右上)まで真っすぐ延びていたレールが押し流され、ぐにゃりと曲がった=8日、宮城県南三陸町のJR気仙沼線清水浜駅







 宮城県北の沿岸部を走り、東日本大震災で被害を受けたJR気仙沼線は復旧の見通しが立たない。沿線自治体には不安が広がり、特に同線の中間に位置する南三陸町の住民は「陸の孤島」化に危機感を募らせる。移動手段だった自家用車の多くが津波で流された上、仙台、気仙沼方面への代行バスもないためで、住民は一日も早い地域の足の復活を望んでいる。

 JR東日本によると、町内5駅のうち、陸前港、歌津、志津川、陸前戸倉の4駅が津波で流失した。清水浜駅は辛うじてホームが残ったが、付近のレールは無惨に折れ曲がった。線路寸断にとどまらず、鉄橋の崩落が至る所で発生、トンネル内にもがれき類や漁船なども入り込むなど甚大な被害を受けた。
 「気仙沼まで通わせてやりたいのだが…」。同町志津川下保呂毛の遠藤修さん(50)は、息子の気仙沼高2年翼さん(16)の通学を心配する。
 志津川駅から学校に最寄りの不動の沢駅(気仙沼市)までは普通列車で約1時間かかる。始業式を間近に控え「町内から気仙沼の高校に通う子どもたちは少なくない。何とか足の確保を」と訴える。
 同町歌津寄木の畠山隆さん(56)も、娘の志津川高2年千絵さん(16)のことが気に掛かる。
 畠山さん一家は仮設住宅が歌津地区にできるまでの間、地元を離れることを考えている。避難先で高校に編入したとしても、不安の種は歌津に戻った後の通学環境だ。最寄りの歌津駅から学校のある志津川駅までは2駅ある。「スクールバスがなければ通えない」と頭を抱える。
 交通弱者の高齢者にとっては、さらに不安がのしかかる。
 町内の中核病院で志津川地区にある公立志津川病院は仮診療所で診療を再開したが、歌津地区の千葉由二郎さん(78)は「移動手段がない。気仙沼線が早く復旧してくれると助かるのだが」と話す。
 南三陸町には現在、高速バスなどの別の交通機関もなく、沿線北部の気仙沼市より事情は深刻だ。気仙沼市内では、大船渡線が気仙沼―一ノ関間で運転を再開。仙台へは高速バスが運行中だ。JR東日本の清野智社長は5日の記者会見で、気仙沼線を含む7路線について「責任を持って復旧させる」と強調。ただ、復旧の時期については全く見通しが立たない。
 変わり果てた志津川駅を目の当たりにした同町志津川南町の千葉勇喜さん(58)は「駅舎も、レールも流された。元の状態に戻すには並大抵の労力ではいかないだろう」と立ちすくんでいた。(吉田尚史、水野良将)

◎鉄道を復興の柱に

 東北福祉大の星山幸男教授(社会教育学)の話 津波対策として内陸部に鉄道を再建するとすれば、トンネル工事など費用が膨らむ。どの程度の地震を想定して駅や線路を再設計するのか。綿密な復旧計画が求められる。鉄道は観光振興など地域活性化にも不可欠。自治体側は鉄道活用を復興ビジョンの柱に据え、JRと連携しながらまちづくりを考えるべきだ。

[JR気仙沼線] 気仙沼(気仙沼市)―前谷地(石巻市)間の約73キロ。1977年に全線開通。志津川(宮城県南三陸町)―仙台間は快速で約1時間半。東日本大震災によって線路や橋など約250カ所の被害が確認されている。


2011年04月19日火曜日

4662チバQ:2011/04/25(月) 21:43:29
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110425/dms1104251537009-n1.htm
懐かしさ満載の快速「新幹線リレー号」2011.04.25
 列車名と使用車両で東北地方の鉄道ファンをおおいに喜ばせたのではないか。福島−仙台で東北新幹線を“代走”する快速「新幹線リレー号」である。

 「新幹線リレー号」と名付けられた列車は1982年に登場した。東北、上越新幹線が大宮駅までの暫定開業だったため、大宮−上野をノンストップで結び、新幹線の乗客を都心へ運んだ。運行は85年に両新幹線が上野に乗り入れるまで続いた。その名はかつて利用した人々の耳に懐かしく響いただろう。

 一部の車両はファンに人気の583系。近郊型車両に改造された419系などは今年3月までに完全引退してしまい、毎日乗れるのは大阪−新潟の急行「きたぐに」だけ。ただ、きたぐには色が国鉄オリジナルではなく、見た目の面白さに欠ける。やはりクリーム1号に青15号が美しい。

 JR東日本所有の583系は「リレー号」に使われている仙台の6両1編成のほか、秋田に6両1編成ある。しかし、秋田車はまもなく引退。最後に残った仙台車が秋田へ転籍する予定のため、一時的とはいえ、東北本線で定期運用されるのは今回で最後と思われる。

 6時21分仙台発の福島行きに乗った。寝台電車は眠りをさまたげぬようスピーカーにも配慮しているのか、車内放送が心地よい。船岡−大河原の一目千本桜をバックに走る区間では多くの鉄道ファンがカメラを向けていた。絵になる路線、絵になる車両である。福島に到着するまで、かつてのエース車両を通じ、日本を代表する路線の風格を感じ続けた。(久保木善浩)

4663チバQ:2011/04/28(木) 00:21:26
http://mytown.asahi.com/areanews/kyoto/OSK201104260147.html
リニア「京都経由すべき」 検討委、知事に答申へ
2011年4月27日

 有識者らがリニア中央新幹線の誘致などを検討する「明日の京都の高速鉄道検討委員会」(委員長=柏原康夫・京都商工会議所副会頭)の会合が26日、京都市内であり、現計画で「奈良市付近」を経由するリニアのルートを、京都を通るよう変更を求める答申案をまとめた。

 国土交通省の審議会が今月出した建設計画の最終案では、リニア中央新幹線は、東京―名古屋で2027年に開業、45年に大阪まで延伸する予定。同検討委は答申案で、観光や先端産業分野で近畿地方の拠点の京都を経由させるべきだとした。

 5月中にも山田啓二知事らに答申を出す予定で、その後知事らが国にルートの変更などを働きかけていく。

 この検討委では、京都と関空を結ぶJRの特急「はるか」の所要時間についても議論され、75〜100分の幅がある現状から、75分への統一を提言した。(松谷慶子)

4664チバQ:2011/04/28(木) 00:22:16
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=50891&type=1
昆明−シンガポールがわずか10時間!パンアジア高速鉄道が着工―中国

モバイル版URL : http://rchina.jp/article/50891.html 2011年4月22日、中国国営ラジオ放送局・中央人民広播電台のニュース番組「中国之声」によると、雲南省の昆明とシンガポールを結ぶ高速鉄道の中国サイドの建設が25日に正式着工する。

この高速鉄道は、中国政府の計画では2020年に開通の予定。昆明市を起点にラオスとの国境の町モーハンを通り、有名な観光地のヴァンヴィエン(Vang Vieng)を経て、ラオスの首都ヴィエンチャンに至るというもの。中国国境にあるモーハン物流センターはすでに着工している。

アジア鉄道網政府間協定によれば、この路線はパンアジア鉄道東南アジアネットワークの一部分であり、将来的にはタイのバンコクやマレーシアのクアラルンプールも結び、終点のシンガポールまで約3900kmの長さに。全線開通すれば昆明−シンガポールが10時間余りで移動可能になる。パンアジア高速鉄道の開通はインドシナ半島の国々に一斉開発をもたらし、中国と人口3億人を擁するメコン川流域との政治・経済的連携を強めることに。また、日本や韓国にとっても必要なエネルギー資源などの物資を運ぶ「世界的重要ルート」になると期待されている。(翻訳・編集/本郷

4665チバQ:2011/04/28(木) 00:31:29
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110426t73035.htm
鉄路復旧、明と暗 新幹線は早期再開 沿岸路線めど立たず

 東日本大震災から1カ月半で東京―仙台間の復旧を果たした東北新幹線。大型連休初日の29日には、全線再開を迎える予定だ。ヒト、モノの集中投入で早期の再開を達成し、東北の玄関口の仙台駅を中心に在来線網もほぼ復活した。一方で、津波被害を受けた沿岸路線の復旧のめどは立っていない。

◎東北新幹線/宮城中心に設備被害1750ヵ所
作業員3000人を投入/GW前を達成

 マグニチュード(M)9.0の大地震は、東北新幹線を直撃した。高架橋やトンネルの崩落といった致命的なダメージこそなかったものの、余震と合わせ1750カ所という膨大な設備被害が生じ、復旧作業を手間取らせた。
 3月11日の本震で、東北新幹線では、仙台―古川間で最大となる地震速度85.4カインが記録された。運行停止基準18カインの5倍近く。数字が示すように、被害は最大震度を記録した宮城県周辺に多く見られた。
 最も多かったのが電化柱の損傷。折れたり、傾いたりした電化柱は、被害全体の半数に当たる約810カ所に上った。
 3月中旬の時点で「少なくとも1カ月以上はかかる」(宮下直人JR東日本常務)と見込まれた全線再開だったが、そこからほぼ1カ月で成し遂げた。作業員の大量投入が日程の前倒しを可能にした。
 当初、JR東日本は約3500人を新幹線と在来線の復旧工事に投入した。が、「4月下旬」という全線再開目標を打ち出した3月末には、約8500人に増やし、うち約3000人を新幹線工事に送り込んだ。
 「『どこかだけ』でできる仕事じゃない」(JR東日本仙台支社)という総掛かりの工事。同社のグループ会社に加え、JR東海や西日本からの応援も受けた。
 一方、「再開優先」の方針が結果的にスケジュールを早めた側面もあるようだ。
 被害が多かった那須塩原―盛岡間では、全線再開後も一部で徐行運転が続き、東京―新青森間で通常より約1時間遅れる。徐行前提の暫定ダイヤは「設備状況確認のため」(JR東日本)の措置だが、「慣らし運転」を再開後に組み入れ、大型連休初日の全線再開を実現させた格好だ。(大場隆由)

◎在来線/駅舎・レール喪失の沿岸4線
ルート変更も検討/仙台圏ほぼ開通

 在来線の復旧も文字通り「人海戦術」だった。貨物路線で、東北の物流の大動脈にもなっているJR東北線も、21日に全線が再開するまで懸命の復旧作業が続いた。
 仙台市宮城野区の岩切駅では再開予定日を目前に控えても、1日当たり最大約150人の作業員が投入され、作業に追われた。特に宮城野区で震度6強を記録した7日の余震の影響が大きく、折れた電化柱や線路の陥没、ホームの亀裂などの修復が続けられた。
 JR東日本仙台支社管内では、ピーク時で約2800人が復旧工事に従事。うち約1000人が東北線をはじめとする在来線の工事に回った。
 昼夜を問わない現場作業の結果、23日の仙山線の全線開通で、仙台圏を中心にほぼ再開可能な路線については復旧を終えた。一方で、津波被害で駅舎やレールを失った沿岸部の路線は、復旧作業さえままならない。
 宮城県内を走る路線では、仙石、石巻、気仙沼、常磐の4線が未通区間を抱える。仙石線高城町―石巻間(24.7キロ)、石巻線石巻―女川間(17.0キロ)、気仙沼線柳津―気仙沼間(55.3キロ)、常磐線四ツ倉―亘理間(115.4キロ)については、再開のめどが全く立っていない。
 仙台支社は「ルート変更も含めて検討する」とするものの、具体的なプランは未定。「そのまま早期復旧を」「既存ルートでは危険」と住民の考えもまちまち。路線再開には、かなりの時間を要しそうだ。(松田佐世子)

4666名無しさん:2011/04/28(木) 00:32:00
◎新幹線ホーム/天井配線むき出し
応急措置で売店92店営業再開

 震災で大きな被害を受けたJR仙台駅の新幹線ホームも応急復旧を果たし、25日から利用できるようになった。
 3月11日の本震では、300メートルにわたって張られていた天井板が剥がれ、落下した。けが人は出なかったものの、復旧工事では余震での落下の危険性に配慮、残った部分も含め全て撤去した。
 天井の配線などはむき出しのままで、天井板の張り付け工事はあらためて予算を組んで行うという。
 仙台駅構内には依然として、復旧工事に伴う立ち入り禁止区域が残る。階段2カ所と、3階北側の「すし通り」周辺の計3カ所。外壁の安全確認のため、駅舎を覆うシートも5月中は現状を維持する。
 駅構内の売店や土産物店計102店中、「すし通り」の店舗などを除く92店は25日までに営業を再開した。JR東日本仙台支社は「列車再開を優先したため、構内の復旧は応急的なもの。夜間中心に作業を進め、完全復旧したい」と話している。
(橋本智子)

4667チバQ:2011/04/28(木) 20:51:05
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1886389.article.html
新幹線長崎ルート、費用対効果を過大評価 国交省
 国交省が九州新幹線長崎ルートの費用対効果を計算する際、開発中のフリーゲージトレイン(FGT)の走行速度を、開発目標以上の速度設定で試算していたことが分かった。新大阪までの新幹線区間は開発速度270キロを300キロに、線路幅が狭い武雄温泉−諫早間は開発速度130キロを200キロに過大設定していた。時間短縮の「効果」を水増しし、費用対効果全体を膨らませた形。同省は費用「1」に対する効果を「1・5」と発表していたが、評価の信用性が問われそうだ。

 

 同省施設課は新幹線区間の設定理由について「FGTは山陽新幹線への乗り入れを目指している。そのためには300キロの速度が必要で、その前提で計算した」と釈明。在来線と同じ狭い線路幅で整備する長崎ルート区間(武雄温泉−諫早間)は「法律に基づく暫定整備計画の速度設定に準じて200キロにした」としている。

 

 しかし、FGTの開発目標は新幹線区間が270キロで、開発担当の同省技術開発室は「将来的な可能性は分からないが、今の段階で300キロ出すのは難しい」とし、武雄温泉−諫早間も開発目標130キロ以上の速度で走行する性能試験はしていない。

 

 同省施設課は「開発目標などと比較し、実態に合わない部分はある」と認めた上で、「開発目標通りに新幹線区間270キロ、在来線130キロでも試算したが、費用対効果は『1』を上回っている」と説明。ただ、具体的な数値は「非公式のため、公表できない」としている。

 

 FGTではなく、スーパー特急方式での費用対効果は「1・1」と公表しているが、その際も武雄温泉−諫早間は暫定整備計画に基づき200キロの設定で計算。現在、在来線を走っている特急の最高速度は160キロで、200キロで走行できる車両はない。施設課は「160キロ走行でも試算しているが、『1』以上だった」としている。

 

 公共事業の費用対効果は「1」を下回れば事業効果が低いと評価される。需用予測などを過大予測しているなどの批判もあり、政権交代を受け、見直し作業を行っていた。長崎ルートは2004年の計算で、FGTが「1・8」、スーパー特急が「1・1」の評価だった。

   ◇   ◇   ◇

 国交省がFGTの開発目標を上回る走行速度で費用対効果を試算したことに対し、佐賀県は「県として計画を正しく地域に伝える責任がある。今後はできるだけ詳細な情報を提供してほしい」と国に要望した。

 

 国が4月に費用対効果を見直した際、県の担当者は国交省内で説明を受けたが、速度の話は出なかったという。27日午前、同省に電話で確認した県新幹線活用・整備推進課の村山仁志課長は「安全性が担保されない限り、やみくもにスピードを求めるつもりはない。時速270キロでも本州に乗り入れできるように配慮してほしい」と話した。

 

 長崎ルート整備に慎重論を唱え続けている杵島郡江北町の田中源一町長は「費用対効果の根拠は我々には分からなかった。ほかの数字も怪しいと思わざるを得ない」と困惑。震災後の復興が急がれる状況も踏まえ、「前提が崩れた以上は中止もしくは凍結すべき」と語気を強めた。

 

 着工後に就任した鹿島市の樋口久俊市長は「国から正式な連絡はなかった。市としては長崎ルートより、在来線の利活用の問題が大きい」と話した。

4668名無しさん:2011/04/28(木) 20:51:33
http://www.shinmai.co.jp/news/20110428/KT110427ATI090009000022.htm
新幹線の耐震性再検証 リニア・北陸含め基準変更可能性も
4月28日(木)


 国土交通省は27日の民主党国土交通部門会議で、東日本大震災を受け、新幹線の高架橋などの耐震性を再検証する有識者検討会議を設ける方針を明らかにした。大震災による東北新幹線の損傷状況を分析し、結果によっては新幹線や鉄道全体の耐震基準を見直す可能性がある。その場合、長野県内を通るリニア中央新幹線や、北陸新幹線など今後整備する通常の新幹線も対象となる。

 同会議で、国の交通政策審議会中央新幹線小委員会が21日に公表したリニア計画の答申案について、議員から安全性の再検証を求める意見が出たのに対し、久保成人鉄道局長が方針を明らかにした。同局によると、検討開始の時期や人選は調整中。

 久保局長は同会議で、大震災で一時全線不通になった東北新幹線について「電柱、架線が激しく傷んだが、構造物は(阪神大震災後に)耐震補強などをした効果で重大な損傷はない」と説明。「それで良しとするのでなく、詳しく検証した上で構造物の基準(の検討に)に反映させたい」と強調した。

 議員からは答申案に疑問も示され、「安全性の面からルート案を比較をしていない。安全性よりコストダウン重視だ」との批判が出たほか、県選出の加藤学氏(衆院5区)は「今後、原発を増設するのは厳しい。電力不足が心配」と指摘した。

4669荷主研究者:2011/05/03(火) 00:59:52

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110419/CK2011041902000123.html
2011年4月19日 中日新聞
住民の声なき声に耳を JR安土駅バリアフリー化

エレベーター施設整備が課題となっているJR安土駅=近江八幡市安土町上豊浦で

 後半戦に突入した統一地方選。大津、彦根、近江八幡の3市議選の候補者たちが地域の将来像をめぐり、熱弁を振るっている。24日の投開票を前に、3市の課題を探る。

 サラリーマンや高校生らが次々とモダンな木造駅舎に吸い込まれていく…。JR東海道線の安土駅(近江八幡市安土町)。瓦ぶき平屋の駅舎は1913(大正2)年に建設され、築98年。普通電車だけが止まる駅だが、1日平均の利用者は延べ約4400人。JR近江八幡駅の約8分の1の数ながら、住民にとっては貴重な“足”になっている。

 だが、駅舎にはエレベーターなどのバリアフリー設備がない。大阪方面の電車に乗る場合が大変で、63年建設の陸橋の31段もある階段を昇り降りし、対岸の下り線ホームにたどり着かないといけない。さらに駅南に改札口がなく、長さ90メートルほどの地下道を通って駅北口まで出向かなくてはいけない。「不便すぎる」「何とかして」と、合併前からの要望事項の一つになっていた。

 旧近江八幡市と旧安土町が昨年3月に対等合併し、初代市長に選ばれた冨士谷英正市長が、安土駅バリアフリー化などを優先課題の一つに掲げている。有識者や市民代表ら12人でつくる「JR安土駅及び周辺整備促進会議」が議論を重ねて昨年12月、新駅の素案をまとめた。

 素案では、線路やホームは現状のままとし、現在の駅舎よりも少し西側に2階建ての橋上駅舎を新築。2階部分に自由通路や改札口があり、エレベーターで1階のホームに降りられる。

 市は、2011年度中に基本設計などし、12年度中にJR西日本と協定を結ぶ。13、14年度に駅舎と自由通路、駅前広場などを新築する予定で、15年3月末までには供用開始を目指す。総事業費は未定。地域協議会や自治会長らへの説明会を開き、意見集約する。

 会議の委員を務めた安土町商工会長の三村善雄さん(72)は「地域住民の幅広い意見が反映された駅が完成してほしい。そのためにも選挙で新しく選ばれた市議は住民の声なき声をしっかりと拾い上げてほしい」と話している。 (桑野隆)

4670荷主研究者:2011/05/03(火) 17:59:20

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/22168.html
2011年4月22日 新潟日報
JRの発電所に最大取水量増を許可

 北陸地方整備局は22日、東日本大震災の影響で不足している電力の確保策として、JR東日本の千手、小千谷第2の両発電所で暫定的に最大取水量を毎秒316・96トンから同333・96トンに増やす水利権申請を許可した。期限は30日まで。

 取水を増やすのは、河川環境などに配慮し、ダム下流へ同40トン以上放流できる場合に限る。今回の許可で、最大発電力は約1万キロワット増えて約27万キロワットとなる。

4671チバQ:2011/05/05(木) 00:29:33
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/05/20110503t13024.htm
常磐線、内陸迂回検討 宮城県・山元町亘理駅以南




 東日本大震災で大きな津波被害を受け、線路などが流失したJR常磐線の亘理駅以南の復旧について、宮城県と山元町などが内陸側に大きく迂回(うかい)する2ルートを含めて検討していることが2日、関係者の話で分かった。ほぼ被災前通りとする案も加えた3ルートの安全性、利便性、費用などを比較し、復旧路線を絞り込むことになりそうだ。

 関係者によると、迂回案は(1)被災前より内陸に入った国道6号東側(2)6号西側―の二つ。いずれも6号とほぼ並走する形で、山下、坂元両駅とも移設する。被災前のルートでも、盛り土構造にしてかさ上げする案を検討している。
 常磐線が沿岸部を通る山元町内では、坂元駅の駅舎やレールが流失するなど、津波による設備被害が甚大で、復旧の見通しは立っていない。JR東日本の清野智社長は、津波被害が激しい沿岸の在来線について「責任を持って復旧させる」と表明。ルートに関しては「国や自治体と相談し、位置変更も含めて検討する」(里見雅行仙台支社長)としている。
 宮城県は復興まちづくりで、道路や鉄道に堤防機能を持たせ、その内陸側に住宅地を配置する基本方針を推し進めたい考え。ただ、町の復興計画に大きな影響を与える常磐線のルートには、沿線住民の意見も分かれているようだ。
 山下駅の近くに住む会社員男性(52)は「場所を変えると土地の取得などに時間がかかる。仙台への通勤通学で使う人も多く、一日も早く開通できるよう同じ場所に通してほしい」と訴える。
 一方、町内の自営業者(48)は「同じ路線にするのは危険。国道6号の西側で条件のいいルートを選べばいい。今までのように海沿いには住めないだろう」と路線の変更を望む。
 山元町は「重視するのは安全性と利便性。今はまだ方向性を決めていない。住宅移転の可能性も踏まえ、県、JRと協議する」(企画財政課)としている。


2011年05月03日火曜日

4672荷主研究者:2011/05/07(土) 17:36:00

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110428_3
2011/04/28 岩手日報
三鉄全線復旧に3年 県が見通し、費用180億円
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 県は27日、東日本大震災で甚大な被害を受けた三陸鉄道が3年後の全面復旧を目指していることを明らかにした。現在一部が運休している北リアス線(久慈―宮古)は2年後、南リアス線(釜石―盛)は3年後を想定。復旧費用は最大で約180億円かかる見通しだが、国が新たな支援制度の検討に入ったことで復旧時期のめどが立ち始めた。県も早期復旧に向けて国に積極的な支援を要請する方針だ。

 同日開かれた県議会総務常任委員会で阿部富雄氏(無所属)の質問に答えた。

 三陸鉄道は現在、北リアス線の久慈―陸中野田間と宮古―小本間の約36キロメートルで運転を再開。だが、南リアス線全線を含む路線総延長約107キロメートルのうち、66・4%が復旧していない。

 県や同社によると、国の支援で財源が確保されるという前提で、全線の復旧期間を3年と想定。比較的被害が少ない北リアス線は2年、南リアス線は3年を見込んでいる。

 北リアス線の陸中野田―野田玉川間は1年程度の復旧を想定。早期に工事に着手し、他の区間も段階的な復旧を目指す方針だ。

 同社によると、必要な経費は少なくとも100億超。駅舎や線路などを津波に耐えられる構造にしたり、バリアフリー化などをした場合は180億円に上ると試算する。

 現行の災害復旧補助制度では、国が4分の1の事業費を補助するが、自治体は4分の1、事業者は2分の1を負担しなければならず、自己資金のない同社にとって大きな障害になっていた。

 これに対して、宮舘寿喜副知事が26日に大畠章宏国土交通相に支援を要請。大畠氏は「現行制度では今の被災状況を考えると非常に厳しい。新たな支援制度をつくらなければならない」と補助率の高い新制度の創設に言及したという。

 同日の総務常任委で県地域振興室の野中広治交通課長は「国からは支援に向けた検討を進めているとの話をもらっている。復旧・復興の枠組みの中で新しい三陸鉄道をつくりたい」と述べた。

4673荷主研究者:2011/05/07(土) 17:47:10

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13040072147628
2011年4月29日(金)茨城新聞
大洗鹿島・湊線復旧で国の支援策要望 経営圧迫は必至

【写真説明】運転再開に向け路盤が流出した区間で大掛かりな復旧工事が進められている=鉾田市梶山の大洗鹿島線北浦湖畔-大洋駅間

 東日本大震災による被害で県内鉄道の復旧に多額の事業費が必要になることから、県や各社は、国の補助制度の拡充や経営支援の創設などを求める動きを強めている。特に県内で被害が大きかった鹿島臨海鉄道は約25億6千万円、ひたちなか海浜鉄道は約3億円の復旧事業費がそれぞれ見込まれる。両鉄道とも全線の運転再開を目指して工事を急いでいるが、多額の復旧事業費や輸送収入減が経営を圧迫するのは必至の状況という。

 鹿島臨海鉄道の復旧費は、大洗鹿島線(約53キロ)が約16億2千万円、鹿島臨港線(約19キロ)が約9億4千万円。大洗鹿島線は新鉾田-大洋駅間を除く全線で運転を再開し、被害の大きかった同区間の工事を急ぎ、早ければ7月中旬の復旧を見込んでいる。

 貨物の鹿島臨港線は路盤損傷などが激しく全線運休が続く。鹿島臨海工業地帯の事業所が5月中をめどに操業を再開する見通しといい、同月末〜6月上旬の運転再開を目指す。

 ひたちなか海浜鉄道湊線(約14キロ)の主な被害は、路線近くの溜(た)め池決壊による路盤流出(金上-中根駅間)と洞門トンネル内のひび割れ(平磯-磯崎駅間)など。全線運転再開のめどを7月15日とし、勝田-平磯駅間を前倒し復旧させる方針。

 橋本昌知事と上子道雄鹿島臨海鉄道社長は26日夕、岩手と宮城、福島の各県幹部らとともに大畠章宏国土交通相と面談し、地方鉄道の復旧支援を求めた。主な内容は、災害復旧事業の国庫補助率の引き上げと県など自治体負担の交付税措置▽震災に伴う運輸収入減に対する財政支援-など。

 鉄道軌道整備法に基づく既存の災害復旧事業補助制度は、事業費のうち国と県・市町村が各4分の1を補助し、各社が残り2分の1を負担する。

 このため、国の補助率を最大限引き上げ、補助が受けやすくなるよう同事業の認定要件を緩和し、対象事業の拡大を要請。さらに、震災後の運休や間引き運転ほか旅行の自粛などで、例年と比べて輸送人員の減少を見込んでいることから、財政支援や無利子融資の制度創設を求めている。

4674荷主研究者:2011/05/07(土) 17:57:29

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20110430103.htm
2011年4月30日03時24分 北國新聞
内灘町全戸で意識調査 北陸鉄道浅野川線

 金沢まちづくり市民研究機構第8期Gグループと金大交通まちづくり研究室は29日までに、北陸鉄道浅野川線の年間利用者の半数以上が内灘駅を利用する内灘町の全戸を対象に、同線利用のアンケートに乗り出した。年1回ずつ3年間継続し、地区別の傾向を調べ、地区の特性に応じた3種類のチラシを配布し、生活スタイルの変化を促すことで利用促進も図る。

 アンケートの実施主体となる金大交通まちづくり研究室によると、北鉄の調べでは2008(平成20)年度の浅野川線の年間利用者約80万人の半数以上である約41万人が内灘駅の利用者。これを受け、同研究室は浅野川線存廃の影響を最も受ける内灘町民の意識を探り、利用促進に取り組むことにした。

 町内全8210戸を対象とするアンケートは▽回答者自身▽浅野川線▽外出行動▽家族での浅野川線利用−に関する大問5問で構成し、「広報誌『浅電』を知っているか」「廃線になるとしたらどう考えるか」など小問計27問を設定した。

 3種類のチラシでは低炭素社会の実現と電車と自転車を取り入れたライフスタイル、電車利用によるワークライフバランスの変化を呼び掛ける。内灘駅からの距離や生活環境などを考慮して地区別にチラシを選び、配布しない地区も設けた。

 昨年度、浅野川線沿線の金沢市浅野川校下、諸江地区での調査結果と比べ、効果的な利用促進策を探る。高山純一教授は「アンケートで地区別の特性をつかみ、利用促進につながるチラシなどに生かしたい」と話した。

4675荷主研究者:2011/05/07(土) 18:10:03

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104290011.html
'11/4/29 中国新聞
井原線が初の100万人割れ

 福山市神辺町と総社市を結ぶ第三セクター井原鉄道(井原市)井原線の2010年度の年間乗客数が、開業13年目で初めて100万人を割ったことが28日、分かった。過去最少だった09年度比4・9%減の96万7013人で、5年連続の減少となった。

 内訳は、通学定期8・9%減の35万1千人▽一般客5・1%減の33万4313人▽通勤定期0・9%増の28万1700人―となっている。

 減少分の約7割を占める通学定期客は6年連続で減少。過去最大の落ち込みを見せた。沿線高校の定員減やスクールバスの運行が響いた。逆に通勤定期客は2年ぶりに増加し、過去最多となった。鉄道の定時性が受け入れられたとみられる。


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