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鉄道総合スレッド

3709チバQ:2010/01/26(火) 21:39:42
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/shinkansen/rensai-shinkansengakuru/0111.html
(5)弘前地区/雪の街 歩く魅力提案/年末年始、観光空白が課題


「冬の醍醐味を味わって」と話す佐藤さん。後ろの旧東奥義塾外人教師館も「冬の旅」が提案する洋館めぐりに含まれている


 「冬は弱点と言われてきたが、その分、掘り起こされてこなかったプラスになる面がたくさんある」。弘前市などが進める観光施策「弘前感交劇場」事務局の桜田宏さん(50)は取材に対し、こう力を込めた。

 冬の弘前の魅力とは何か。その答えの一つが、2004年度から始まった「津軽ひろさき冬の旅」にある。毎年度、12〜2月と3カ月間続く観光キャンペーンは、10年12月の東北新幹線全線開通に向けて動いてきた。

 同キャンペーンは、津軽三味線が楽しめる居酒屋、洋館、フランス料理、冬限定のイルミネーションと、同市の観光資源や街歩きをPR。2月には「座禅体験と精進料理」「津軽酒蔵めぐり」などのコースも組んでいる。

 「例えば、寒い中を2時間ぐらい歩くと、その後の温かい『けの汁』がよりおいしく感じられたり、温泉に入るのが気持ち良かったり。来ないと分からない、冬の醍醐味(だいごみ)を『冬の旅』で味わってほしい」と語るのは、弘前観光コンベンション協会で同キャンペーンを担当する佐藤卓さん(27)だ。

 本年度は岩木地区や平川市、大鰐町も合わせて紹介。観光資源としての「雪」をより生かし、楽しんでもらおうと、雪深い岩木山ろくに足を向けてもらえるよう工夫した。

 佐藤さんはさらに「通年観光につながるような素材の磨き上げも大事な目的」と強調する。冬季はやはり、他の季節に比べ、観光客数が少ない。が、だからこそ「新しいことを試すには良い期間」(佐藤さん)という。

 「一人でも多くの人に冬の弘前に来てもらい、良かったと思ってもらう。弘前を印象づけて『次は別の季節にも来てみよう』と思わせれば成功です」

 取り組みの一方で、課題は山積している。弘前市では年明け、例年にない量の雪が降り積もった。凸凹が目立つ車道は、バスや市民の車で渋滞。一人通るのがやっと、という歩道や、弘前公園の近くで足をよろけさせる観光客も目立ち、あらためて除排雪対策の必要性を感じさせた。

 年末年始の観光客の受け入れ態勢も不十分だ。実は昨年末、同協会に「12月31日にボランティアガイドをお願いしたい」との連絡が来た。年末に依頼があったのは今回が初めてで、年始もこれまではごくたまにあった程度。今回はガイドを用意できず断ったが、佐藤さんは「この時期に観光客が動くという考えは、自分たちになかったと思う。ニーズに気付かされ、来冬以降のことを、前向きに検討しないといけないと感じた」と振り返る。

 市内の観光施設は、多くが12月29日から1月3日まで閉館。今シーズンから、JR弘前駅構内の観光案内所は年末年始の営業を始めたが、それだけでは来冬、観光客が行き場を失う可能性もある。

 佐藤さんは「12〜2月の『冬の旅』の期間中観光客がいつ来ても、切れ間なく楽しめるようにしたい」と感じている。そのためには、多様な街歩きツアーの提案だけでなく、年末年始という”空白期間“をできるだけ埋めることが、大きな一歩になる。


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