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鉄道総合スレッド

3208千葉9区:2009/05/31(日) 20:13:46
http://www.zakzak.co.jp/top/200905/t2009053010_all.html
「日本一長い踏切」廃止…11本もの線路を横断
自由通路完成で

 日本一長いといわれる東京・拝島の全長約130メートルの踏切が、今月31日で廃止となる。「日本一は最近になって知った」(管理者)という隠れた名所は、地元の生活道路として80年間にわたって親しまれてきた。貴重な昭和の鉄道風景は、あと1日で消える。

 日本一長い踏切は、JR線と西武線の拝島駅から南東約250メートルの場所に位置する。正式には昭島市の市道で、幅が狭いため歩行者か自転車しか通行できない。線路は北側から西武拝島線、米軍横田基地の引き込み線、JR八高線、青梅線と続く。計11本もの線路をまたぐが、使われていない線路もあり、遮断機は2カ所だけだ。

 西武線側から足を踏み入れると、線路が扇状に拝島駅へ向かって広がる“絶景”が見渡せる。倉庫や保線車両が留置されている通称“中州”に到着し、最後に青梅線の踏切を渡ると、駅前の商店街につながる道に出る。この間、徒歩1分ほど。初めて歩く者には、広大な鉄道敷地内を無断で横断するような「やっちゃいけない感」が存分に味わえる。

 市道を管理する昭島市都市整備部は「一番古い記録では、1931年の地図に踏切が載っている。戦前は多摩飛行場(現・横田基地)や工場があり、多くの貨物列車が行き来するので広い敷地が必要だったのだろう」と語る。

 長い間、拝島駅と線路により、周辺地域は南北に分断されていた。このため、住民にとって「日本一」の踏切は南北を行き来できる重要な抜け道だった。だが、60−80年代に踏切事故で3人が亡くなり、「現在も週3回は運転士が危険を察知して警笛を鳴らす。拝島駅の自由通路が完成したので廃止を決めた」(同)。

 だが、近くに住む主婦(63)は「踏切廃止で買い物に2倍以上、時間がかかる。遠回りする道は車の交通量が多いのに歩道は狭いので、むしろ危険なの。切実な問題よ」と憤る。踏切廃止でマンション群と商店街が分断されるため、反発の声も少なからずあるようだ。

 老舗の鉄道サイト「鉄道フォーラム」主宰で『日本の“珍々”踏切』(東邦出版)を監修した伊藤博康さんは「国鉄時代には構内を渡る踏切はたくさんあった。蒸気機関車なら、近づけば気づくが、電車は気づきにくい。さらに、自治体の補助で駅そのものの高架化も進み、長い踏切はどんどん減っている。ここは唯一、昭和を物語る踏切で、踏切好きにはうれしい場所だったのですが…」と残念そうに語った。

ZAKZAK 2009/05/30


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