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鉄道総合スレッド
1766
:
とはずがたり
:2006/11/01(水) 13:23:46
茨城県の腐敗選挙制度のおかげで合併前の市町村が分断されてるが,それが鹿鉄の争点化を阻んでいるようだ。そもそもここ十年の日本の公共交通機関の利用減少は異様だ。かくいう私も京都から名古屋へ新幹線でなくクルマを利用してしまっている訳だが・・。
県議選 鹿鉄存廃、争点ならず
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000610310004
2006年10月31日
鹿島鉄道の存廃問題を沿線4市(石岡、小美玉、行方、鉾田)と県が話し合う鹿島鉄道対策協議会が31日に開かれる。県議選の沿線選挙区では、多くの立候補予定者が「できれば残したい」と話す。だが、重い財政負担や利用客の減少など難題が多いうえ、区割りの影響で有権者の関心にも地域差があり、明確な争点にはなっていない。
石岡市区の現職は、利用客増加に向けた再生策の議論を深めるべきだと訴える。だが、来年度以降5年間の存続には、県や4市による11億円の支援が必要とされる。「県もこれ以上の負担増は厳しいし、県議の立場では市に負担してくれとも言えない」
同区の新顔も存続を望むものの、「財政面の問題があり、難しい」と悩む。選挙区を回っても、鹿鉄が話題に上ることは少なく、「存続を公約にできる状況ではない」と語る。鹿島郡区の現職は「地元市の存続に向けた熱意が伝わってこないのが残念。入札制度を見直して落札率を下げれば、財源は確保できる」と、財政負担はやむを得ないとの考えだ。
一方、同じ選挙区内でも、鉄道が通らない自治体もあり、住民の関心の差も大きい。鹿島郡区は、鉾田市と神栖市が選挙区。神栖市在住の新顔は「こちらでは『鹿鉄は鉾田の問題』という感覚。片方がほとんど関心がない中、存続を大きく打ち出すのは難しい」と話す。
09年に百里飛行場の開港を控え、鹿鉄を活用したい小美玉市は二つの選挙区を抱える。同市から東茨城郡南部区に立候補を表明した新顔は、沿線から離れた旧内原町や大洗町などに配慮し、鹿鉄の名前は前面に出さず、「公共交通機関の確保を」という表現にとどめている。
次回の県議選から区割りが変わる見通しで、新顔は「今回から小美玉市だけの選挙区だったら、鹿鉄問題はもっと明確に取り上げられたはず」と指摘する。
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