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鉄道総合スレッド

1681とはずがたり:2006/09/18(月) 14:47:10
北九州空港開港半年利用者120万人ペース 搭乗率アップ正念場
http://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/shakai/20060917/20060917_evn_015-nnp.html
2006年 9月17日 (日) 17:10

 北九州市と福岡県苅田町にまたがる周防灘沖に新しい北九州空港が開港し、16日で半年を迎えた。乗降客数は年間目標の「100万人強」を達成する見込みだが、搭乗率は伸び悩んでいる。福岡空港との競争が激しさを増し、早くも減便する路線が出るなど、厳しい現状が浮き彫りになっている。

■羽田発着を減便

 「合格点ギリギリの60点」。スターフライヤー(北九州市)の堀高明社長は会見で半年間の“成績”を問われ、こう語った。

 北九州と羽田を結ぶ同社の搭乗率は、日中が63.2%だったものの、早朝・深夜便は40.2%と低迷。特に、羽田発の始発便と北九州発の最終便が足を引っ張った。スター社は11月から両便の運休を決定。これで搭乗率は3.5ポイント上昇し、コスト削減効果は月4000万円になるという。堀社長は「営業成績がよければ、赤字でも続けたかったのだが…」と無念さをにじませる。

 背景には、4月以降、福岡空港を舞台に繰り広げた航空各社の値下げ競争がある。羽田便の予約運賃は、福岡発が北九州発よりも5000円程度安くなった状態が続いた。

 空港バスを運行する西鉄バス北九州(北九州市)によると、市の西部と空港を結ぶバス路線は乗客が1けた台。「地元からも福岡に流れた」とみる。

■乗降客64万7000人

 北九州市がまとめた半年間の実績(3月16日−9月13日)は、乗降客が64万7000人。このままいけば1年間で120万人を超す勢いで、旧北九州空港と比べ3.7倍に増えている。

 「決して『低迷』ではない」。富増健次・同市空港企画室長は強調する。例えば、スカイマークエアラインズ(東京)の福岡−羽田便は4−8月の搭乗率が54.9%で、スター社を下回っている。「福岡空港と比較しても健闘した数字」というわけだ。

 一方、羽田便以外の路線は明暗を分ける。那覇便は67.8%と好調だったが、名古屋(小牧)便は51.6%と落ち込んだ。このため、日本航空(JAL)グループは11月から、小牧便を1往復(現在は3往復)に減便する予定。また、中国南方航空が運航する上海便は、団体旅行が好調で、搭乗率が回復した。

■下期に巻き返し

 北九州と福岡の運賃格差は、9月に入って2000円前後に縮小し、11月は逆に北九州発の方が安いケースも出ている。「ようやく競争条件が整った」(富増室長)と巻き返しに期待する。

 スター社は11月からマイル会員制度をスタートさせ、搭乗客の囲い込みを狙う。目標は来年3月までに会員5万人。併せて、地元在住者などを対象にした割引制度も同時に開始する。こうした集客策で「下半期には収支トントンでいきたい」(堀社長)という。

 10月末には新規航空会社ギャラクシーエアラインズ(東京)が貨物専用便を就航し、予定していた路線が出そろう。北九州空港は開港半年の“試験飛行”を経て、本格的に離陸できるか。今後の取り組みが問われている。
=2006/09/17付 西日本新聞朝刊=


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