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Tohazugatali Economic Review
65
:
荷主研究者
:2003/06/08(日) 16:28
>>64
この行政の責任逃れっぷり、典型的な第3セクター破産劇ですな。
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20030603/morning_news013.html
2003/06/03 西日本新聞
筋書き通りの「破産劇」 市、傍観し責任逃れ? 黒崎ターミナルビル
北九州市の副都心計画のけん引役は、わずか一年半で脱線した。JR黒崎駅前の複合商業施設「コムシティ」を運営する同市の第三セクター「黒崎ターミナルビル」(KTB)が二日破産し、コムシティは十五日で閉鎖される。「再建」を目指したはずの民事再生法の適用申請から二週間。約三十五億円の税金をつぎ込み、筆頭株主でもある市は、この間、再建に向け積極的に動くそぶりすら見せなかった。最初から「破産ありき」のシナリオが描かれていたとみてとれ、市当局の責任回避の意図も見え隠れする。
■「筋違いだ」
「判断をミスリードした部分もあり、責任を感じている」。裁判所の破産宣告を受け同日夕、急きょ会見した同市の末吉興一市長はこう言って深々と頭を下げた。だが、「地元の長年の要望もあり、当時は『よかれ』と思ってやったことだ」。
同じく会見したKTBの清本隆敏社長(元同市助役)は「街自体に魅力がない」と、失敗はまるで「黒崎のせい」と言わんばかり。市幹部も携わった過去の経営責任も否定し、市長の判断ミスを問われると「筋違いだ」と語気を強めた。
家賃値上げをのまなければ、民事再生法の手続きは進められない―。この二週間、KTB側がテナントに求めたのはこの一点。裏を返せば、テナント側の「値上げ拒否」を理由に、再建を「自己破産」に切り替えることが可能な仕掛けだった。
事実、社長会見に同席したKTBの代理人は「一番の問題はテナントが魅力ある商品を提供できなかったことだ」としきりに強調した。
■「一債権者」
市当局は、最初から「破産」をゴールに据えていたといえる。「コムシティ再生には、不採算のテナントを一掃するしかない。破産が一番すっきりする」。市幹部の一人は、こう明かす。別の市関係者は「民事再生で努力の跡を見せることが大事。ハードランディングより、ソフトランディングだ」と解説してみせた。
こうして描かれたシナリオで、市は「へたに動けば責任をかぶるだけ。あくまで債権者の一人」(市幹部)と静観を決め込んだ。KTBに市OBを次々と送り込み、「三セク」の信用でカネを集めた主役は、いつの間にか傍観者になっていた。
破産のニュースに、テナントの一人はつぶやいた。「来い、来いと言われたんで出店した。四千万円もつぎ込んで、こっちは命がかかっとる」
■曲がり角に
KTBの破産は、地場経済界に暗い影を落とす。同市では二〇〇〇年十二月に小倉・黒崎そごうが閉店したのをはじめ、ダイエー系列のトポス黒崎店閉店(〇一年一月)、長崎屋黒崎店閉店(〇二年二月)、地場老舗百貨店・小倉玉屋の百貨店廃業(同十二月)が相次いだ。
四月中旬にようやく、複合大型施設のリバーウォーク北九州が開業し、来年二月の小倉伊勢丹が開業が決まるなど明るさが見えてきた中での大型破たんで、「空洞化に悩む商店街には、負の力しか働かない」(北九州商工会議所)状況だ。
市が進める大型プロジェクトのひとつ、ひびきコンテナターミナル供用開始も五月中旬に延期を発表。北九州市がリードする地域活性化策も、五期目を迎えた末吉市政も曲がり角に来ている。
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