したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Tohazugatali Economic Review

179荷主研究者:2003/09/25(木) 22:14
>>176

http://www.kahoku.co.jp/news/2003/09/20030925t12017.htm
2003年09月24日水曜日 河北新報
仙台―香港線休止 地方空港の苦境浮き彫り

 仙台―ホノルル線に続き、仙台―香港線も10月から休止することが24日、正式に決まった。2001年9月の米中枢同時テロを境に海外旅行への需要が伸び悩み、厳しい局面に立たされている地方空港の国際路線。仙台空港もその例外ではなく、国際線の相次ぐ撤退は、需要がそう多くはない地方での路線維持の困難さをあらためて浮き彫りにした。

 2002年度の香港線の利用客は約4万8000人。仙台空港の国際線利用者(約39万人)の12%に当たる。観光スポットが多く、多彩な買い物を楽しめる香港は人気観光地の一つで、中国への返還直前の1996年度には7万人を超えた。当時の搭乗率は9割近くに上り、席を確保するのも大変だった。

 しかし、同時テロ以降、長引く不況の影響もあって利用者は低迷。そこに新型肺炎(SARS)の流行が重なり、需要は一気にしぼんだ。「人気観光地とはいえ、地方での集客には限界がある。もともと収益性に乏しい地方路線は、そうした国際情勢に左右されやすい」と関係者は指摘する。

 在仙の航空会社で組織する「センダイ・エアラインズ・アソシエイション」の中谷行雄会長(JAL東北支店長)は「今は航空会社も経営体力が弱っている。収益の上がらない路線を維持していくのは困難な時代になった」と明かす。

 相次ぐ国際線の休止は、国際空港としての仙台空港の位置付けをも揺るがせかねない。現在、宮城県や仙台空港国際化促進協議会は、タイ・バンコクなどへの新規路線開拓を進めているが、宮城県などは「厳しい時代なだけに、これ以上路線の撤退や減便がないよう、幅広い利用客の掘り起こしに官民が一体となって取り組む必要がある」と危機感を強める。

 東北からの観光需要の掘り起こしはもちろん、定期便が就航する国からの観光客誘致などにも関係者が一層力を入れていくことが求められている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板