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Tohazugatali Economic Review

1230やおよろず@なぜ日本経済は殺されたか・吉川元忠:2007/05/23(水) 23:40:44
>>1228続き

リチャード・A・ヴェルナーとの対談(出版 03年7月)

構造改革すれば景気は回復しない

ヴェルナー
 政府・日銀は、マーケットの回復を目指してこなかった。
 逆に、マーケットを下げるような政策を採ってきた。
 政府が目指している目的の達成の時点は、もう近い。
 その後、急激な回復が達成される可能性が高い。

吉川
 説明して欲しい。
 たぶん、私の分析とは違うと思うから。

ヴェルナー
 日本経済の惨状の根本原因を巡る諸説の中に構造改革論がある。 
 戦後の日本の経済発展は、新古典派では説明できない。
 日本経済の惨状を見て、新古典派の学者は喜んでいる。

吉川
 理論に現実が近づいてきた。

ヴェルナー
 しかし、依然として日本の経済発展を新古典派は説明できていない。
 小泉政権は「改革なくして成長なし」と訴えているが新しいものではない。
 橋本政権は、構造改革を、小泉政権のような口先でけでなく、実際に断行した。
 98年に金融ビッグバンが導入された。
 01年の大蔵省解体を決定した。
 この結果、大蔵省は権限が取り上げられ、金融について金融庁が所管官庁になり、日銀の独立性が確保された。
 実績は、96年に4%だった成長率が、構造改革がなされた98年にはマイナス成長に転じた。
 60年代以降、カルテルが減少しているものの、成長率は下がっている。
 構造改革によって、景気が良くなるという証拠はない。


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