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国際関係・安全保障論

1■とはずがたり:2003/01/22(水) 12:15
経済畑出身の私の鬼門,外交・安全保障を考える。
適宜,憲法談義・世界経済等もこちらで。

1746千葉9区:2009/02/03(火) 23:35:50
http://www.47news.jp/news/2009/01/post_20090129162210.html
アフガン大統領選は8月20日 選管が発表
 【カブール29日共同】アフガニスタン選挙管理委員会は29日、カルザイ大統領の5月の任期満了に伴う大統領選を8月20日に実施すると発表した。憲法では春に実施する規定があるが、選管は治安悪化などのため準備が進まず、規定通りの実施を不可能と判断した。

 イスラム原理主義勢力のタリバン政権崩壊後の2004年に成立した新憲法では、カルザイ大統領の任期満了は今年5月21日。その30−60日前に選挙を行う規定があり、昨年10月に有権者登録が始まった。

 だが、タリバンなどの武装勢力が各地の登録所を襲撃するなど妨害を繰り返し、登録が進んでいないため、選管は議会などに実施延期を求めていた。情勢次第では日程はさらに延期される恐れもある。

 カルザイ氏が再選を目指し出馬表明しているが、汚職問題の解決に後ろ向きなどとしてオバマ米政権が距離を置き始めており、苦戦の見込み。アフガン出身の米国人で米国連大使などを務めたハリルザド氏が有力候補に挙がっている。

2009/01/29 16:19 【共同通信】

http://sankei.jp.msn.com/world/america/090129/amr0901291859026-n1.htm
オバマ政権、アフガニスタン政権に圧力強化へ
2009.1.29 18:56
 【ワシントン=有元隆志】オバマ米政権はアフガニスタンへの新戦略の一環として、カルザイ政権への圧力を強める構えを示している。政治腐敗が蔓延(まんえん)していることが、イスラム武装勢力タリバンの勢力拡大の一因となっているとみているためだ。8月に予定されるアフガン大統領選を控え、今後両国政府の間で軋轢(あつれき)が強まることが予想される。

 オバマ大統領は28日、国防総省を訪れ、ゲーツ国防長官やマレン統合参謀本部議長ら軍首脳と、イラクやアフガン情勢について協議した。大統領は終了後、記者団に対し「イラクやアフガンで難しい決定をしなければならない」と語った。

 オバマ政権はアフガンへの米軍増派によりタリバンの掃討を目指す方針だが、同時にアフガンの軍、警察の強化も並行して進めることで治安の回復、維持を図りたい考えだ。

 ただ、米政府内ではカルザイ政権が政府として機能せず、腐敗も広がっているとして、不満が高まっている。マレン議長は27日の記者会見で、「腐敗は深刻だ」と語った。

 28日付の米紙ニューヨーク・タイムズによると、バイデン副大統領は就任前にアフガンを訪れた際、カルザイ大統領との会談で、オバマ政権下ではブッシュ前大統領のように定期的な首脳間の電話会談は行わないと伝えたほか、腐敗の取り締まりなどを強化するよう求めることになると通告したという。

 ブッシュ前政権は2001年の米中枢同時テロ後にタリバン政権を打倒して以降、カルザイ大統領の“後ろ盾”となってきたが、バイデン副大統領は訪問後、「ひどく混乱している」とカルザイ氏を批判した。

 オバマ大統領からアフガン・パキスタン特別代表に任命されたホルブルック元国連大使は近くアフガンを訪れ、改めて政府腐敗問題に取り組むようカルザイ大統領に求める方針だ。

 米政府内では、中央政府よりも地方の指導者との連携を深めることも検討されているという。ただ、アフガン出身のハリルザド前国連大使は同紙に対し、「中央よりも地方に焦点をあてることは、アフガンを分裂させる動きとみられることになる」と指摘している。

1747千葉9区:2009/02/03(火) 23:36:26
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200902030342.html
カルザイ氏、再選に暗雲 距離置く米国、支持低迷 '09/2/3

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 今年八月のアフガニスタン大統領選で、出馬表明している現職のカルザイ大統領再選に暗雲が立ち込めている。カルザイ氏は、ブッシュ前米政権と緊密な関係を保っていたが、泥沼化する旧政権タリバン掃討作戦を背景に、オバマ米新政権は距離を置き、国民や政権内部からも見放され始めた。一転してロシアに接近し、支持拡大を狙うが、見通しは暗い。

 ▽カルザイ離れ

 「戦闘機を売ってもらうよう何度も米国に頼んだが、無視された」。一月二十五日、アフガン国軍の士官学校卒業式。カルザイ大統領は強い口調で米国批判を繰り返した。別の会合でも米軍主体の多国籍軍による民間人誤爆が頻発していることを痛烈に非難、「もう我慢の限界だ。アフガン人を尊重しろ」と声を荒らげた。

 タリバン政権崩壊後、ブッシュ政権の後押しで暫定政権議長に就任、二〇〇四年の大統領選で圧勝したカルザイ氏だが、掃討作戦の戦況は次第に悪化。タリバンの資金源になっている麻薬問題を解決できず、汚職体質への批判を覆すことができないまま、五年の任期満了が近づいている。

 カルザイ氏のストレスの原因は米国だ。クリントン米国務長官は、オバマ政権発足前にアフガンを「麻薬国家」と表現、「能力が低く、ひどい汚職に冒されている」とカルザイ政権を強く批判した。現時点で強力な対抗馬は見当たらないとはいえ、地元記者は「米国に見放された大統領を国民が支持するはずがない」と「カルザイ離れ」を指摘、「再選の見込みはかなり薄い」と予測する。

 ▽追われた犬

 「軍事面での一層の支援をお願いしたい」。カルザイ氏は昨年十一月、オバマ氏が米大統領選で勝利した直後にロシアに書簡を送り、メドベージェフ大統領はすぐに返信。「アフガンの民主化と自立のためにロシアは協力する準備がある」と記し、支援を約束した。

 カブール大のロガリ准教授(政治学)は「米国の離反を見越して先手を打ったカルザイ氏と、アフガンへの影響力強化や米国のけん制を狙うロシアの思惑が一致した」と分析する。

 一方、カルザイ政権を支えてきたジア・マスード第一副大統領は一月二十九日、共同通信に対し「ロシアも大事だが、米国との関係が最も重要だ」と明言。「民間人の犠牲は大きな問題ではない。米国との協調が重要だ」。マスード氏がリーダー格の唯一の全国政党「国民戦線」はカルザイ氏の選挙を支援しない可能性が高まっている。

 ブッシュ前米政権の言いなりで、タリバンに「米国の犬」と呼ばれてきたカルザイ氏。ロガリ准教授は「家を追い出された犬が、別の居場所を探さなければならなかっただけだ」と厳しく指摘。ロシアは具体的な支援策を示しておらず、大統領選後を見据えているとの見方も出ている。(カブール共同=遠藤幹宜)


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