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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

916とはずがたり:2008/09/11(木) 07:23:35
当然温暖化対策は残る訳である。

原油、天然ガス代替資源 オイルサンド/メタンハイドレート
http://mainichi.jp/select/biz/subprime/archive/news/2008/08/20080823ddm008020159000c.html
 <ECONOMIC NAVIGATOR>
 ◇「非在来型」開発進む

 原油価格の高騰に加え、将来的な原油不足が懸念される中、「非在来型」と呼ばれる原油や天然ガスの開発が世界各地で活発化している。従来の原油や天然ガスに比べて生産コストが高いため、これまで価格競争力がなかったが、最近の資源高騰で採算性が高まっているためだ。日本近海で埋蔵が確認されている資源もあり、将来的に有望な国産資源として実用化に向けた研究・開発が進められている。【平地修、坂本昌信】

 ◆オイルサンド

 「非在来型」の中で、最も開発が進んでいるのが、カナダのオイルサンド。カナダには高粘度のタール状原油を含む砂岩層が多く、確認埋蔵量は1732億バレルと、世界一だ。

 露天堀りのほか、地下に2本の水平坑を掘り、上の1本に蒸気を注入して地層に含まれる油分を溶かし、下の坑道から回収する手法を使う。中東などに比べカナダの政情が安定しているほか、大消費地に近い利点があり、各国企業の参画が相次いでいる。07年は日量約130万バレルを生産、20年には4倍近くに増加する見通しだ。

 新日本石油子会社の新日石開発は92年、約150億円を投じてカナダ・アルバータ州のオイルサンド事業に参画した。現在は事業全体で日量約35万バレルを生産。将来的には50万バレルまで高める予定だ。92年当時の原油価格は20〜30ドル程度で、採算性は厳しかったが、「長期的に生産が見込めるリスクの低い案件として投資を決めた」(古関信社長)という。

 ただ、原油を抽出する際に熱源として使用する天然ガス価格が高騰し、コストは1バレル当たり約50ドルまで上がった。それでも、原油価格が100ドルを大きく超える現在は、十分に採算が取れる。新日石は、カナダで事業拡大を模索しているが、各社の競争は激化しており「なかなか権益が獲得できない」という。

 オイルサンドとは異なるが、ベネズエラのオリノコ川流域での「オリノコ・ベルト」で産出されるタール状の超重質油も大きな注目を集めている。超重質油は、地下深くにある上、硫黄分を大量に含むため、通常の製油所では精製できず、開発が遅れてきた。ベネズエラの採掘可能量は約2350億バレル。在来型の原油と合算すれば3000億バレルを超し、サウジアラビア(約2600億バレル)を抜き世界1位の産油国に浮上する。開発は国営企業が中心で、日本企業の参入には壁があるが、政府は民間企業が権益を確保できるようベネズエラ政府との関係強化を模索している。


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