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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

893とはずがたり:2008/07/18(金) 14:07:02
世界の石油供給、5大「急所」――「攻撃されれば国際経済が危機に」
2008年7月8日(火)11:59
http://news.goo.ne.jp/article/wiredvision/business/2008news1-17260.html
Alexis Madrigal

ガソリンが1ガロン(約3.8リットル)4ドルに到達し、エネルギー価格は米国人最大の関心事となっている。しかし、世界にエネルギーを届けるパイプラインの急所が攻撃されれば、価格はさらに高騰するだろう――『New Scientist』誌はこのような警告を発している。

同誌は6月28日号で、世界の石油供給網の脆弱さを分析し、その上で、多くの国が石油に依存しているが、その石油は輸送と処理の数少ない拠点に依存している、という恐ろしい実態を指摘した。

以下に、石油供給網の5つの要所を紹介する。いずれも、事故または故意の攻撃によって深刻な妨害を受けた場合、世界の供給システムの秩序が崩壊することになる。ほかにもそういう場所があれば、ぜひコメント欄で教えてほしい。

1. 加Enbridge社のパイプライン(地図http://library.enbridge.com/users/folder.asp?FolderID=1667)

この一連の原油パイプラインは、米国に1日220万バレルの原油を供給している。これは、米国が1日に輸入している原油の約5分の1に相当する。

2007年11月には、ミネソタ州で爆発事故が起きてパイプラインが閉鎖され、事実上、米国の原油輸入の5分の1が数日にわたって停止となった。

2. アブカイクの処理施設(地図http://www.maplandia.com/saudi-arabia/eastern-province/abqaiq/)

サウジアラビアの同名の巨大油田の近くにあり、同国で生産される石油の3分の2がここで脱硫されている。

すでに2006年にはテロ未遂事件の標的となっている。フランス通信社(AFP)の最近の報道によると、サウジアラビア警察はこの半年間に、石油関連施設への攻撃を企てた容疑で700人を逮捕したという。

ほかにも、ベネズエラや韓国の製油所など、標的にされそうな処理施設や製油所は多数ある。しかし、アブカイクが攻撃されれば全世界が大きなダメージを被るだろう。

3. ラスタヌラ沖の石油ターミナル

New Scientist誌の記事によると、世界で生産される石油の実に10%が、ペルシャ湾に浮かぶこの石油ターミナルを通過しているという。ターミナルを含むこの巨大施設を所有するのは、サウジアラビアのSaudi Aramco社だ。

4. ホルムズ海峡
5. マラッカ海峡

1日の世界総生産量のほぼ20%に当たる1600万バレルの石油が、ペルシャ湾とアラビア海を結ぶホルムズ海峡を通過している。ドバイ近くの、最も狭い地点は幅30キロメートル余りしかない。

スマトラ島とシンガポールを隔てるマラッカ海峡はさらに狭く、わずか幅3キロほどだ。それでも、そこを1日の世界総生産量の18%に当たる1500万バレルの石油が通過している。


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