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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

849荷主研究者:2008/04/30(水) 02:21:09

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/79495.html?_nva=182
2008年03/04 07:13 北海道新聞
木皮ボイラー導入 帯広のサトウ コスト減、環境対策も

木皮を燃料とする木材乾燥ボイラー

 【帯広】カラマツ製材道内大手の「サトウ」(帯広、秋元紀幸社長)は新年度から、木材乾燥ボイラーの燃料に、自社の製材工場で出る木皮を使う。同社によると、灯油や重油でなく木皮をボイラー燃料にするのは全道でも珍しいという。

 カラマツ材は出荷前に熱風を当て乾燥させると、ヤニの除去やひずみ矯正ができ、付加価値が高まる。

 同社は現在、灯油を燃料とするボイラーを使い、年間約四十万リットルを消費している。ただ、灯油仕入れ価格はこの三年で一リットル当たり三十七円から同九十三円まで上昇。このため「コスト削減と環境対策の両面が期待できる」(秋元社長)として、帯広市内の工場に木皮対応ボイラーを設置した。

 ボイラーは名古屋市のメーカー製で、木皮を燃やして発生させた蒸気の熱を、パイプを通じ約二十メートル離れた乾燥室に送る仕組み。乾燥室の温度は〇度から八五度、湿度も0%から85%まで調節できる。約百五十平方メートルの乾燥室三部屋と合わせ、総工費は約四億円。

 同社は年間八万五千立方メートルのカラマツ材を生産。出荷前の加工で出る約一万五千立方メートルの木皮は、これまで家畜の敷き材用に販売してきた。

 新しいボイラーをフル稼働させた場合、乾燥させたカラマツ材の割合を現在の三割から八割に高められる一方、燃料は同社で出る木皮ですべて賄える見込みという。

 ボイラーは二月から試験運転を始め、乾燥性能やコスト削減効果を調査している。秋元社長は「乾燥すると体積や重量が減るため、輸送コストも削減できる。将来的には、ボイラー燃料を100%木皮に転換したい」と話している。


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