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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

77荷主研究者:2003/07/22(火) 01:17
興味深い品名が並び、ちょっと面白い。=「硫酸ピッチは、軽油を密造するためA重油、灯油などに濃硫酸を添加し、軽油との識別剤を分解除去する際に生じる。」

http://www.shizushin.com/area21/area21_2003072010.html
【2003年07月20日(日)】静岡新聞
県、異例の早期代執行 富士宮の硫酸ピッチ撤去=ホット解説

 富士宮市大中里の貸倉庫で、特別管理産業廃棄物「硫酸ピッチ」入りドラム缶約五百本が放置されていた事件で、県は十六日からドラム缶撤去の行政代執行を始めた。現場が住宅地にあり、住民への危険性が高いことなどから、県は発見から一カ月足らずでの異例のスピード着手に踏み切った。撤去は今月末までに完了の予定で、住民の不安は一応、払しょくされる見通しだ。しかし、硫酸ピッチ排出の原因となる軽油の密造行為が野放しの現状では、今後も同様の事態が発生する可能性は消えない。
 六月二十一日、住民から富士宮署に通報があったのを受け、県環境森林部は直ちに亜硫酸ガス測定器を設置する一方、気温上昇による有害ガスの発生に対処するため、即座に代執行の手続きに入ることを決めた。

 県は一日には処分者不明のまま撤去命令を公告。同時進行で、国の外郭団体への補助金交付申請や撤去委託業者の選定、県の予算措置手続きも大急ぎで進め、全国的にも異例のスピード着手にこぎ着けた。

 富士宮市根原の富士山ろくで平成十一年十月に硫酸ピッチの不法投棄が見つかったケースでは、発見から行政代執行までに約一年半をかけた。今回の迅速措置について、県廃棄物リサイクル室は「不法投棄は当事者による原状回復が大前提。簡単に税金を投入するわけにはいかない」とし、今回はあくまで特例的な対応だったと強調する。

 硫酸ピッチは、軽油を密造するためA重油、灯油などに濃硫酸を添加し、軽油との識別剤を分解除去する際に生じる。気温が上がるとコールタールのように溶けて有害な硫化水素と亜硫酸ガスを発生する。

 硫酸ピッチ排出につながる軽油密造の狙いは、一リットル当たり約三十二円の軽油引取税の脱税。密造した軽油を転売し、ばく大な利益を得る。県内で密造の発見事例はないが、関東地区などでは悪質業者が暗躍しているという。

 しかし、現在、軽油の密造行為に対する法規制はない。環境省の廃棄物リサイクル対策部は「今後、何らかの対応は必要と認識している」とするにとどまり、具体的な動きは見られない。県は硫酸ピッチの不法投棄の未然防止に全力を挙げる構えだが、担当者からは「密造行為を絶たねば、硫酸ピッチの不法投棄はなくならない」と不満の声が漏れる。


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