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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

708やおよろず:2007/06/25(月) 20:18:35
パイプラインで2割代替へ マラッカ海峡の石油輸送 14年完成へ契約調印
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070531-00000008-fsi-bus_all

5月31日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ


 マラッカ海峡を通る船舶物流の代替輸送路となるマレー半島横断パイプラインの建設が動き出した。完成予定の2014年には、マラッカ海峡の石油輸送の約2割をパイプラインが代替する見通しで、中東から日中韓など東アジアへの石油輸送ルートの多様化が進むことになりそうだ。

 AFP通信などによると、計画を進めるマレーシアのトランスペニンシュラ・ペトロリアムは30日までに、地元エンジニアリング企業のランヒル・グループとインドネシアの複合企業PTトリパトラと同パイプラインの建設契約に調印した。

 パイプラインはマラッカ海峡沿いクダ州ヤンから東部クランタン州バチョクを結ぶ全長約300キロで、3本のパイプラインが敷設される。土地買収や環境評価を行った上で08年に着工。総事業費は約70億ドル(約8470億円)と見込まれる。

 11年までの運用開始が予定されているパイプラインは段階的に輸送量が拡大され、14年の完成時には日量600万バレルの輸送が可能。マラッカ海峡を経由する石油の約2割の輸送を担う。1億8000万バレルの備蓄施設も併せて建設する予定だ。

 マラッカ海峡は世界の原油輸送の約半分が通る海上輸送の要衝で、日中韓など東アジア地域の石油消費国にとっては生命線。日本は石油の9割を同海峡を通る中東産に依存する。原油消費量が06年に前年比7・1%も増加した中国にとっても欠かせない輸送ルート。

 しかし、数多くのコンテナ船やタンカーが往来する同海峡は船舶の混雑に加え、海賊事件の多発地域として治安面も大きな問題となっており、マレー半島のパイプラインが海峡の混雑緩和や原油調達面での安全性を高めることになりそうだ。

 今回の調印式にはマレーシアのアブドラ首相とインドネシアのユドヨノ大統領も立ち会った。(坂本一之)


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