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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

703やおよろず:2007/06/25(月) 20:14:14
パイプライン、各国が熱視線 マラッカ海峡、海賊避ける代替ルート
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070430-00000007-san-int

4月30日8時0分配信 産経新聞


 ■石油・天然ガス安定供給探る

 【シンガポール=藤本欣也】海賊事件の多発海域として知られるマラッカ海峡を通過せずに、石油や天然ガスの安定供給を探る動きが本格化している。マレー半島では東西横断のパイプライン建設にイランが関心を寄せているほか、ミャンマーでは同国を縦断するパイプラインを中国が建設する見通しだ。26日にはマラッカ海峡で日本の液化天然ガス(LNG)船が海賊に狙われる事件が起きており、日本も早急な対応を迫られている。

 マレー半島の計画は、マレーシア北西部のクダ州から北東部のクランタン州まで320キロの石油パイプラインを敷設しようというものだ。総工費500億リンギ(約1兆7000億円)で、マレーシア企業のほか、イラン国営石油公社が投資に強い関心を示している。

 マラッカ海峡は、日本や中国にとって中東原油の8割以上が通過する重要な海上交通路(シーレーン)だ。しかし近年、利用船舶の増加に伴う航行の遅れや、海賊事件、海上テロの発生が懸念されている。マレーシアのナジブ副首相は「計画はまだ決定していないが、実現すればコストやリスクの軽減につながる」と期待感を示している。

 パイプライン建設の背景として、イランの政治的思惑を指摘する見方もある。マラッカ海峡を利用するには米国の友好国・シンガポールの沖合を通らなければならない。マレーシアにパイプラインができれば「米国がイランに(核開発への制裁として)禁輸措置を発動しシンガポールが協力したとしても(リスクを)回避できる」(英紙フィナンシャル・タイムズ)という。マレーシアは同じイスラム国でもある。

 マレー半島のパイプラインに関心を示しているのは中国も同様で、マレーシア企業が積極的な投資を中国側に働きかけている。エネルギー安全保障の観点から中国は、航行の安全が不安視されるマラッカ海峡を通過しない代替ルートを模索中だ。ミャンマーでは、同国西部と中国雲南省を結ぶ石油・ガスパイプラインの建設に乗り出す。

 マラッカ海峡の海賊事件は2004年をピークに減少しているものの、危険と隣り合わせであることに変わりはない。海事関係者によると、26日未明にはインドネシアのカリムン島沖で、太刀を持った海賊4人組が日本のLNG船を襲撃しようとしたが、船員に気付かれ、そのまま逃走したという。日本政府も海峡の安全航行支援だけでなく、代替ルートの本格的な検討を迫られている。


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