したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

529とはずがたり:2006/09/04(月) 00:49:39
>>519

ウイークリー経済・ほっかいどう:北ガス、室蘭ガスと提携 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060903-00000000-mailo-hok

 ◇都市ガス業者と連携加速−−道産天然ガス供給へ協力
 道内都市ガス最大手の北海道ガス(札幌市)が、中堅の室蘭ガス(室蘭市)と資本・業務提携し、道内の地方ガス事業者との連携強化に動き出した。人口減少で契約件数が伸び悩むなか、北海道電力が進めるオール電化住宅が着実に伸びており、都市ガス業者が共同で営業強化や経営効率化に取り組むのが狙い。道内に10ある都市ガス事業者は地域的にバラバラで、経営の独立性も強いが、2010年までに旭川、滝川、美唄ガスを除く7事業者は、北ガスの協力を得て共同で苫小牧市勇払地区の道産天然ガスへの燃料転換を進める予定で、今後、各社間の連携が加速しそうだ。[昆野淳]
 北ガスが他の都市ガス事業者に対して本格的に出資するのは初めて。室蘭ガスの株式については00年に別の取引先からの要請で3万株を譲り受けていたが、今月中に同社が実施する第三者割当増資に応じて新たに25万株を追加取得する。これにより北ガスは室蘭ガスの発行済み株式数の13%を保有し、筆頭株主になる。
 具体的な提携内容は来春までに詰めることにしているが、室蘭地区の工場や商業施設向けに熱源・空調設備を提供するESP(エネルギー・サービス・プロバイダー)事業の営業を強化するほか、個人顧客向けの家庭用熱電併給機「エコウィル」などの販売促進を図る。
 北ガスは明治期末の創業以来、札幌、小樽、函館市が地盤だが、97年に千歳市、今年4月に北見市から公営ガス事業を譲り受け、供給エリアを拡大した。室蘭ガスへの本格出資にあたっては今年6月に非常勤取締役を派遣し準備を進めていたが、現在のところ両社の経営統合については否定。「オール電化住宅や他のエネルギー事業者との競争が激しさを増しており、地域事業者として互いに共同し天然ガスの普及・拡大を図るのが狙い」(北ガス広報グループ)と説明する。
 国内の都市ガス事業者は、国の都市ガス燃料の高カロリー化政策に基づき、2010年までに従来の都市ガスより高カロリーの天然ガスなどへの転換を進めている。道内では既に高カロリーのLP(液化石油)ガスを使用している滝川、美唄ガスを除き、すべての事業者が天然ガスに転換する方針。うち、転換後の詳細な計画が固まっていない長万部町営ガスを除く7事業者は、石油資源開発(東京)が苫小牧市勇払地区で採掘している道産の天然ガスを使用する計画だ。
 勇払地区の天然ガスの埋蔵量は約200億立方メートルあり、道内の都市ガス需要に対して少なくとも50年以上は供給できると見込まれている。転換作業は既に北ガスと旭川ガスがそれぞれ単独での作業を進めており、北ガスは09年に作業する北見地区を除いて、年内に大半の作業を終える予定。残る室蘭ガスなど6事業者は07年以降、北ガスから作業要員の派遣を受けて作業に着手する。
 これまでのところ、勇払の油ガス田からガスを導管を使って直接輸送できるのは北ガスの札幌・小樽・千歳地区と苫小牧ガスの供給地域のみ。北ガスの函館地区は同社が東京ガス(東京)から購入した液化天然ガス(LNG)をタンカーで運び込んだものを使用。そのほかはそれぞれの事業者が勇払地区からトラックとJRのコンテナを使って独自に輸送することになる。だが、各社が同じ石油資源開発を相手にした仕入れで協調すれば価格交渉力を高めることができ、「天然ガスの本格的な供給開始に向け、資材購入や輸送面での協力関係が強まることは必然的な流れ」(別の中堅事業者)との見方が広がっている。

9月3日朝刊
(毎日新聞) - 9月3日11時1分更新


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板