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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

411荷主研究者:2006/02/06(月) 02:10:13

【石狩油田史】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20051222&j=0019&k=200512222573
2005/12/22 14:04 北海道新聞
石狩油田史 残したい 少年時代過ごした札幌・岩本さん

 【石狩】明治から昭和にかけて石狩市内の丘陵地にあった北海道最大の油田「石狩油田」について調査、研究した成果をまとめた本「石狩油田史」を、札幌市北区在住の岩本龍夫さん(69)が自費出版した。同油田の主力生産地で少年時代を過ごした岩本さんは、「風化してしまう前に次世代に石狩油田の史実を残したかった」と話している。

 石狩油田は、インターナショナル石油会社(横浜)が一九○三年(明治三十六年)から石狩市高岡地区の五の沢で本格的な採掘を開始した。一一年(同四十四年)に日本石油が買収。最盛期の二九年(昭和四年)には約百八十の油井から年間約一万キロリットルの原油を生産、従業員数も二百五十人を超えたという。その後、生産量は減少を続け、一九六○年に採掘が中止され、約六十年の歴史を閉じた。

 岩本さんは父親が同油田に勤めていたため、高岡地区八の沢で小中学生時代を過ごした。二年前、石狩市内の小学校から石狩油田について話すように頼まれたのがきっかけで、本格的な研究に着手した。

 著書はA5判、百八十七ページ。当時の従業員や住民からの聞き取りのほか、関係会社の社史を調べた結果を基に記述。石狩油田の採掘の様子や当時の生活について「一九四○年代まで八の沢地区には小学校や神社がありにぎわいをみせていた」などと書いている。現存する油井跡やタンクの写真など、現地を歩いて見つけた「知られざる内容」(岩本さん)も多い。

 石狩油田に関する、まとまった資料はこれまでなかったため、「文献集めや現地調査などはすべて手探りだった」と振り返り、「現在は存在自体を知らない若い人が増えている。郷土学習に生かしてもらえればうれしい」と話している。

 三百五十部作り、石狩市や市内の小学校、図書館などに寄付したという。(中村公美)


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