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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

325とはずがたり:2005/08/03(水) 21:53:03

米ユノカル買収:中国海洋石油・買収断念 米議会が介入、異例の決着
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/china/news/20050803ddm008020075000c.html

[ワシントン木村旬] 中国海洋石油の米ユノカルに対する買収提案は、買収額でライバルの米シェブロンテキサコを上回りながらも、米議会の猛反発という「政治介入」で撤退に追い込まれる異例の決着となった。米中に深い溝を残し、今後の中国・人民元改革でも摩擦が強まりそうだ。(2面参照)

 海洋石油は185億ドル(約2兆円)の買収額を提示したが、ユノカルは7月中旬、海洋石油に「買収額を引き上げれば買収に応じる」と持ちかけた。だが、海洋石油は、条件として、ユノカルが議会の反発を鎮静化させることなどを求め、ユノカルは拒否した。

 ユノカルは同時にシェブロンにも「海洋石油に決めかけている」と伝えていたため、シェブロンは急きょ買収額を従来より5億ドル増の170億ドルに引き上げた。これを受けて、ユノカルは同19日の取締役会でシェブロンの買収提案受け入れを決めたという。

 米メディアによると、シェブロンは「海洋石油は中国政府の支援を受けており、不公平な競争だ」と主張し、海洋石油の動きを封じ込めるため、議会へのロビー活動を活発に展開した。議会は「安全保障の脅威」と買収阻止法案まで可決し、海洋石油幹部は「議会の反対は予想以上」と漏らしたという。

 ユノカルの有力株主の間には、「海洋石油の買収を認めないと、株主に数十億ドルの損害を与える」と海洋石油を支持する意見もあったが、政治の壁が立ちはだかった。

 巨額の対中貿易赤字を背景とした米議会の中国批判は根強い。人民元が切り上げられた後も、小幅切り上げに不満な下院が対中制裁法案を可決した。上院でも、制裁法案提出者が「10月までに人民元改革がさらに進まなければ、制裁法案を採決する」と主張している。

毎日新聞 2005年8月3日 東京朝刊


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