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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=
2571
:
とはずがたり
:2018/08/28(火) 16:46:34
>>2570
<フラッキングの未来>
オイルサンド開発は2010─14年、アルバータ州経済の成長率を年率5.5%に押し上げた。これは国全体の成長率の約2倍である。だが、2014年の石油価格の急落により、同州はリセッション(景気後退)に陥ったため、生産者は計画していたプロジェクトのうち、少なくとも総額約320億ドル(約3.5兆円)分の中止に追い込まれた。
カナダ石油生産者協会によると、オイルサンドへの設備投資は2017年、3年連続で減少しているが、他の石油・ガス投資は前年比40%増の約310億カナダドル(約2.7兆円)だった。今年はさらに330億カナダドルにまで増加する見通しで、これはオイルサンド投資予想額のほぼ3倍である。
シェールオイル・ガスの水圧破砕は、オイルサンドからタールのようなビチューメンを抽出するよりも、少ない投資で利益を早く生むことが可能だ。シェール生産はまた、炭素排出が少なく、環境保護団体が「タールサンド」と揶揄(やゆ)するものに資金提供したがらない海外投資家の主な懸念にも対応できる。
「過去10年はオイルサンドに支配され、(シェール開発の)機会を逃していたかもしれない」と、エンカナのダグ・サトルズCEOは昨年11月、ブリティッシュ・コロンビア州で行われた会議でこのように発言。「こんにちの平均的な精製油1バレルよりもずっと二酸化炭素排出量が少ない」
<とてつもなく大きな可能性>
アルバータ州中部にあるデュバネイはシェール(頁岩)層だが、同州北部とブリティッシュ・コロンビア州にまたがるモントニーは、厳密には、頁岩と比べて浸透性が高い泥岩(シルト岩)の層である。掘削・抽出技術は同じで、業界では両方を指して広くシェールという用語が使われている。
主要な市場から遠く離れているため、採掘業者は双方において課題に直面している。とはいえ、高いポテンシャルは疑いの余地はない。
デュバネイは米テキサス州南部のイーグルフォード層に匹敵する。一方、モントニーは、大量のガス資源を有し、いくつか異なる深さから構成される極めて厚い岩の層であり、それぞれの深さからオイルとガスの採掘が可能というユニークさを持ち合わせていると、カナダ国家エネルギー委員会のマイク・ジョンソン氏は説明した。
供給過剰による天然ガス価格の低下に加え、遠隔地にある採掘場からの高い輸送コストやパイプラインの限られた輸送能力が、開発の妨げとなっている。それは、米北東部マーセラスのシェールガス田のような地域で開発する業者との競争を困難なものにしている。
大きな需要源になると見込まれていたカナダ西岸の液化天然ガス輸出ターミナル建設計画は、価格低下のため中止あるいは頓挫している。
しかしそのような困難によって、生産者が同地域における権利主張をやめることはない。昨年、アルバータ州の油田・ガス田価格は2014年以来の高値水準に達した。デュバネイの土地を求めて買い手が殺到したからだ。
「可能性はとてつもなく大きい」と、カナダ石油サービス協会のマーク・サルケルド会長は言う。「われわれを妨げているのは、市場へのアクセスとそのコストだけだ」
(翻訳:伊藤典子 編集:山口香子)
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