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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=
2429
:
荷主研究者
:2017/10/01(日) 12:09:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/134980?rct=n_hokkaido
2017年09/28 05:00 北海道新聞
JXTG室蘭、石化製品製造撤退 統合効果急ぎ方針転換
室蘭製造所での石油化学製品製造停止について説明する杉森務社長
<解説>石油元売り最大手のJXTGエネルギー(東京)が室蘭製造所で2014年7月に始めた石油化学製品製造からわずか3年余りで撤退方針を決めたのは、JXエネルギーが4月に東燃ゼネラル石油と合併した影響だ。生産拠点がJX時代より5カ所多い16カ所に増え、統合効果を早く出そうとする姿勢が室蘭を製造撤退に追い込んだ。
国内16拠点のうち製油所は11カ所、製造所は室蘭を含め5カ所。室蘭は既に石油精製から撤退し、ペットボトルや衣料品に使われるパラキシレン原料を製造。韓国で精製して中国に輸出され、需要も堅調だった。
一方、室蘭ではパラキシレン原料と同時にガソリンも生産している。東燃ゼネラルとの合併ではガソリン製造設備が過剰となったという。杉森務社長は記者会見で「製造所の中で赤字は室蘭だけ。統合してみるとガソリンや石油化学製品の生産過剰が(グループの中で)クローズアップされてきた」と強調した。
石油製品の国内需要は自動車の燃費向上などで1999年度をピークに約3割も縮小し「今後も年1・5%ずつ減る」(石油連盟)見通し。電気自動車投入を求める動きも急激に広まり、先行きは不透明だ。
JXTGの国内のガソリン販売シェアは約5割に及ぶ。5月策定の中期経営計画では、計16カ所の製油所と製造所の統廃合方針を19年度までにまとめる予定。室蘭での製造停止はその先駆けとなる。同社幹部は「ガソリン1リットルを生産するコストを製油所・製造所別に比べると、室蘭は高く、相対的に『赤字』となった」と明かす。
経済産業省によると、室蘭の主力のパラキシレン原料も中国やインドで新工場の計画が相次いでいる。コスト面で負けるという不安も国内石油業界に広がっている。(津野慶、細川伸哉)
■生産余力拡大、損益赤字に 杉森社長一問一答
JXTGエネルギーの杉森務社長の記者会見での一問一答は次の通り。
――なぜ室蘭製造所での生産をやめるのですか。
「旧JXエネルギーと旧東燃ゼネラル石油の経営統合でガソリンや石化製品の生産余力が拡大し、室蘭製造所の損益は赤字に陥り、看過できなくなりました。旧JXではガソリンが足りず、旧東燃はその逆でした。統合の結果、ガソリンの生産余力が生じ、室蘭での製造が多いガソリンの価値が下がりました」
――事業再構築から3年後の決定です。見通しが甘かったのでは。
「需要減少に伴い室蘭の採算が悪くなることは想定していましたが、経営統合を契機に全体を見直さなければならなくなりました」
――従業員、協力会社の雇用は。
「約230人の従業員が30人ほどになります。大量の配置転換が発生しますが雇用は守ります。協力会社は約20社で従業員は約300人。彼らには保守管理業務やそれに伴う工事で最大限の配慮をしたいと思います」
――保安灯が輝くプラントは工場夜景として人気になっています。
「設備は当面残します。室蘭市から要請があれば(継続を)検討したい」
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