したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

2428荷主研究者:2017/10/01(日) 12:09:00

http://www.sankeibiz.jp/business/news/170928/bsc1709280500002-n1.htm
2017.9.28 05:00 Fuji Sankei Business i.
JXTG、室蘭製造所の化学製品生産停止へ 灯油などの出荷拠点に転換

JXTGエネルギーの室蘭製造所=27日午後、北海道室蘭市【拡大】

 石油元売り大手のJXTGエネルギーは27日、室蘭製造所(北海道室蘭市)の石油製品、石油化学製品の生産を2019年3月末で停止すると発表した。同製造所は競争力不足で赤字に陥っており、翌4月からガソリンや灯油を出荷する物流拠点に転換する。JXTGの拠点統廃合は4月の経営統合後初めて。

 ガソリンなど石油製品の需要が減少する中、赤字拠点の生産停止や、能力の余剰解消で収益改善を図る。今後は国内11カ所の製油所の統廃合も検討する。

 同製造所で働く従業員約230人のうち、物流拠点への転換で約200人は転勤などが必要になる。20年に室蘭市で稼働を計画するバイオマス発電所への配属などを検討し、雇用はできる限りグループ内で維持する方針。生産品目のうち、ガソリンや灯油は他の製造所からの供給で補完する。

 同製造所は前身の日本石油精製の製油所として1956年に運転を開始し、99年には日量約20万バレルの原油処理能力があった。需要減少で2014年に原油処理を停止後はペットボトルの原料など化学製品の生産に移行し、韓国のSKグループと共同運営する工場に供給していた。

 だが、市場が縮小する中、他の製造所に比べて調達費用が大きいなど競争力不足が響き、赤字に陥っていた。

 JXTGは旧JXエネルギー、旧東燃ゼネラル石油が統合して発足。統合後3年以内に購買や調達の一本化などで1000億円以上の収益改善を計画しており、収益性の低い拠点の統廃合で上積みを目指す。

 資源エネルギー庁によると、ガソリンや灯油、ナフサなど石油製品の国内販売は16年度に1億8030万キロリットルとなり、10年間で約2割減少した。今後も少子化やエコカーの普及などで需要の先細りは必至だ。これに対し、石油業界では出光興産と昭和シェル石油が資本・業務提携するなど再編が進んでおり、拠点の統廃合が本格化しそうだ。

 JXTGエネルギーの野呂隆副社長は27日の記者会見で「石油製品の需要が増えることはないので、赤字幅は広がる。苦渋の決断だ」と話した。(会田聡)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板