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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

2413荷主研究者:2017/09/16(土) 21:01:28

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00442382?isReadConfirmed=true
2017/9/8 05:00 日刊工業新聞
ニュース拡大鏡/国際帝石、ガス供給網の構築着々 直江津基地中核に

豪州の大型ガス田開発プロジェクトの本格生産が始まると、直江津基地でのLNG受け入れは現行比4.5倍に

 国際石油開発帝石(INPEX)が、「ガス・サプライチェーン」の構築を進めている。中核となるのが国内のガス供給拠点であり、海外からの液化天然ガス(LNG)の受け入れ地でもある「直江津LNG基地(新潟県上越市)」だ。パイプラインの延伸に伴う供給先の開拓で、2020年代前半に天然ガス販売量で16年度比3割超多い25億立方メートルを目指す。(栗下直也)

【富山ライン】
 「25億立方メートルを達成するための、原動力となるのが富山ラインだ」。国内エネルギー事業本部の松尾敏弘本部長補佐は「富山ライン」の重要性を説く。富山ラインと呼ばれるのは、16年に完成した新潟県糸魚川市から富山県市内への約100キロメートルの天然ガスパイプライン。これまで上越市と糸魚川市を結ぶラインはあったが、延伸により富山県内の需要家にも供給可能になった。

 INPEXは富山ラインを利用して、都市ガス会社に卸供給しながら、幹線沿いの工場などの需要家にも売り込む。すでに都市ガスの日本海ガスや、アサヒ飲料北陸工場、日産化学工業富山工場に供給している。

 供給先を拡大する体制も整えた。4月に国内のガス営業と企画、供給設備の管理を「国内エネルギー事業本部」として一本化。松尾本部長補佐は「(ガスの供給現場である)直江津LNG基地にも営業の視点が持ち込まれた」と組織改編に手応えを示す。

【増す存在感】
 LNGの受け入れ基地としても存在感が増す。18年にはオーストラリアで進める大型ガス田開発プロジェクト「イクシス」が動き出す。イクシスが本格生産に入る20年頃にはLNGの年間輸入量は現行の20万トンから90万トンまで増える。

 同基地は13年末の完成時から供給拡大に伴うLNGの受け入れ増を視野に入れていた。年150万トン程度までは現在の基地の体制で対応できるという。

【潜在需要を喚起】
 当面はパイプラインの新設で天然ガスの潜在需要をどこまで掘り起こせるかが課題になる。富山は企業のエネルギー消費が多い地域だ。ただ、インフラが整備されていないことで天然ガスの利用には制約があり、LPガスなどの利用が多かった。

 直江津LNG基地の新川潔所長は「現場の効率化を進め、競争力のある天然ガスを供給していきたい」と語る。INPEXが推進するインフラ整備が北陸の風景を一変させる可能性も秘めている。

(2017/9/8 05:00)


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