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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

2396とはずがたり:2017/09/08(金) 14:40:18
2014年の記事。これその後どうなったのかな?

2014年10月19日
http://blog.livedoor.jp/tntnnk-itigiku/archives/15184094.html
米の原油輸出 解禁期待…コスモ石油、30万バレル試験的に輸入
2014年10月18日 新聞

 「シェール革命」に沸く米国で原油の生産が急増し、第1次石油危機後、約40年間続く原油の輸出禁止措置が解禁されるか、注目されている。原油の大半を中東に頼る日本にとり、調達先の多角化に向けたカギになりそうだ。

 石油連盟の木村康会長(JX日鉱日石エネルギー会長)は17日の記者会見で「原油の供給源が増えるのはありがたい。(米政府には輸出の)可能性を追求してほしい」と語った。

 石油元売り大手のコスモ石油は今月9日、原油の一種である「コンデンセート」を初めて米国から輸入した。同社の四日市製油所(三重県)に同日、約30万バレルのコンデンセートを積んだタンカーが米国から到着した。日本に米国産原油が輸出されたのは、例外的にアラスカ州産原油が輸出された2000年5月以来、約14年半ぶりだ。今回の輸入は試験的なもので、同社は当面、品質や価格の推移などを見極める方針だ。

 米国産原油は国際価格より1割ほど安いとされ、輸入の拡大で国内のガソリン価格が下がる可能性がある。米国産原油を扱う商社業界からも「将来的に日本を含むアジア向けの供給源として活用したい」(三井物産)との声が出ている。

「1バレルは158.9873㍑で、通常は「159㍑」で換算されます」

 日本は原油の8割以上を中東からの輸入に頼り、調達先の多様化が課題だ。

 中東諸国が中心の石油輸出国機構(OPEC)は1973年の第4次中東戦争時、供給量を減らして価格を約4倍に引き上げ、第1次石油危機が世界経済を直撃した。最近もイラク情勢の緊迫化で原油価格が高騰するなど、不安定な中東情勢が原油市場を揺さぶっている。

 米国は第1次石油危機後の75年以降、国内のエネルギーを確保するため、法律で原油の輸出を原則禁止してきた。しかし、地中深くのシェール層から原油やガスを大量に取り出せるようになり、石油会社などから輸出解禁を求める声が高まっている。

 米エネルギー情報局は、米国の原油生産量について、2013年の日量約740万バレルから15年には約950万バレルに増え、1970年以来45年ぶりの高水準になると予測する。

 それでも米政府がどこまで輸出を拡大するかは不透明だ。輸出を増やすと、米国内のガソリン価格の上昇につながりかねないなどの懸念があるからだ。今回の輸出も、輸出解禁を求める米国の石油会社の要望を受けて、米政府が限定的に認めたものだ。

 SMBC日興証券の塩田英俊氏は「輸出を解禁すれば再び禁止することは難しい。米政府は将来の生産量や経済性を見極めて判断するだろう」とみている。(山岸肇)

       ◇

 [ シェール革命 ] 掘削技術などの急速な向上で、米国などでは地中深くの「シェール(頁岩=けつがん)層」と呼ばれる硬い岩盤に含まれる天然ガスや原油を低コストで採取できるようになった。米国産の天然ガスや原油の生産が急増し、中東に偏る世界の資源の需給バランスが緩和されると考えられている。既に米国では電気やガスなどのエネルギー価格の下落につながり、米企業の競争力を高めているとされる 。


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