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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=
2247
:
とはずがたり
:2016/12/27(火) 14:23:42
さあ,JXへ身売りだ♪
石油資源開発が待ち焦がれる「油価50ドル」
和製メジャーが初の営業赤字に転落した事情
http://toyokeizai.net/articles/-/134437
秦 卓弥 :東洋経済 記者 2016年09月04日
石油資源開発が一部鉱区で生産を凍結したカナダのオイルサンド事業。再開できるかは今後の油価次第だ
原油価格が低迷、サウジアラビアやロシアなど産油国の財政までも厳しくなる中、原油や天然ガスの開発・生産を手がける和製メジャー「石油資源開発」(JAPEX)が、苦しい状況に立たされている。理由は原油安と円高のダブルパンチだ。
原油・天然ガスの販売価格が下落したことで、8月5日に開示した第1四半期(2016年4月〜6月)決算は、売上高が前年同期比29.9%減の420億円。営業損益は9.7億円の赤字となった。
JAPEX本体は3月決算だが、同社が生産を手がける海外権益の中には、カナダのオイルサンド(超重質原油)事業など、12月決算の事業会社が含まれる。今年1〜3月に一時1バレル=20ドル台まで下落した、最も低い原油相場(米WTIの3カ月平均で33.27ドル。前年同期は48.7ドル)の影響も、今第1四半期決算に一部含まれており、前年同期比では大きく響いた。
リーマンショック時を超える低水準
さらには同日、通期の利益見通しも、期初に計画していた通期4億円の営業黒字から、5億4900万円の営業赤字へと下方修正した。想定外の打撃となったのは、急激な円高の進行だ。円高ドル安は石油の開発生産を手がける同社にとって、ドル建てで取引される原油・天然ガスの販売価格の下落につながる。
5月発表の当初計画では、今2017年3月期の年間の為替前提を1ドル=115円と、やや強気に見ていた。が、6月の英国EU(欧州連合)離脱の影響などで、100円前後まで円高が急進行。第2四半期以降(2016年7月〜2017年3月)の為替前提を、105円に修正したことで(通期では106.1円)、下方修正を余儀なくされたのである。
実は、JAPEXが年間で営業赤字に転落するのは、2003年12月の上場以来これが初めてとなる。2008年秋のリーマンショック後、一時30ドル台まで油価が急落した2009年3月期には、それでも200億円と高水準の営業利益をあげていた。原油と為替相場の変動で、ここまで収益がぶれやすくなったのは、同社独自の事業構造の変化もあるだろう。
海外を中心とした油ガス田の開発・生産を手がける、同業最大手の国際石油開発帝石(INPEX)に対し、JAPEXはもともと北海道、秋田、山形、新潟など、国内の原油・天然ガス田が基盤の”掘り屋集団”だ。1955年に創立された官営会社で一時、石油開発公団にも編入されたが、1970年に分離して民間企業となった(現在も経済産業省が34%保有の筆頭株主)。
ところが、新規開発が進まず、国内の原油・天然ガス生産量は、2007年をピークに生産減退が進んでいる。そのためJAPEXは近年、「海外シフト」を掲げ、実際、前中期経営計画期間の2011年3月期から2015年3月期までに総額3900億円の積極投資を行い、うち約8割を海外に投じた。
中でも、JAPEXが2009年12月の国際入札で開発生産権を取得した、イラク南部の「ガラフ油田」は、政情不安の中で獲得した同社肝いりの大型案件だ。2013年11月に商業生産を開始してから、現在は日量平均10万バレル(うちJAPEX取り分30%)と、JAPEX全体の生産量である日量7.3万バレルの約4割を占める。
カナダのオイルサンド事業で一部生産を凍結
ただ、原油相場や為替の影響をほとんど受けてこなかった国内事業に対し、こうした海外事業はモロに市況変動リスクを受ける。海外の生産量・埋蔵量が全体の約7割(2016年3月末)と大半を占めるようになったことで、原油安と円高という最悪の市況に襲われた。積極的な海外事業の開発投資で、年間170億円程度の減価償却費が負担となっているのも、業績には重石だ。
海外事業の中には相対的に生産コストの高いプロジェクトもある。JAPEXは今年5月、非在来型原油で損益分岐点の高い、カナダのオイルサンド事業(2003年から商業生産)の一部鉱区で生産を凍結した。「油価が50ドルに回復すれば、経済性をもって生産を再開できる。それまで埋蔵量を取っておく」(JAPEX)。競争力の高い隣接鉱区の拡張開発は、2017年度生産開始へ計画を崩さないものの、厳しい事業環境が続く。
JAPEXが修正した、第2四半期以降(2016年7月〜2017年3月)の原油価格の前提も、50ドルだ。足元の原油相場は、9月に開催されるOPEC(石油輸出国機構)臨時会合での増産凍結期待が出る一方、積み上がる石油在庫や米国の利上げ観測による下押し圧力も強く、40〜50ドルで一進一退が続いている。JAPEXが収益をあげられる1バレル=50ドルを超えられるか。しばらくの間は正念場が続きそうだ。
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