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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=
2204
:
とはずがたり
:2016/10/24(月) 20:15:07
>>2203-2204
マッコーリー・グループの資源調査部門責任者、コリン・ハミルトン氏は「(原油相場は)リセットボタンでもなければ上昇する必要がない」とし、「長い低迷期にある」と述べた。
天然ガス相場は今年、原油相場よりも大きく回復しているが、こちらもまだ2013年や14年の高値には届かない。S&Pグローバル・プラッツによると、米国の石炭価格の指標となる中央アパラチア炭価格は春場に付けた安値から70%近く反発しているが、3年前の水準をなお15%下回る。
こうした長期の相場下落は、関連企業の破綻だけでなく大規模なコスト削減にもつながり、生産業者が鉱山・井戸の採算性を維持する上で役立った。
ピーボディは2012年以降、従業員1650人をレイオフし、年間設備投資額を9億9700万ドルから1億1100万ドルに削減してきた。その結果、パウダーリバー盆地の大型炭鉱3カ所の1トン当たり利益は2015年に3.46ドルと、11年の同3.45ドルを上回った。ピーボディによれば、同社のパウダーリバー盆地での生産量は年間1億トン超で、国内1600万世帯分の電力を賄えるほどの規模に上る。
ミッドステイツ・ペトロリアムは4月30日に破産申請を行い、その翌日に新規井戸の掘削を始めた。同社は破産申請前に複数のリグ(掘削装置)稼働を停止したが、1基は申請後も稼働を続けた。多くの企業はリグ・井戸の操業契約を履行し続け、(破産申請前の)数カ月前に掘削計画を策定していた。債権者への支払いに充てるための収入を生み出し続ける必要もある。
破産法の保護下を脱した他の企業は早期の安定軌道回復、さらには成長軌道に向けてちょうどスタートを切ったところだ。ハルコン・リソーシズ、サンドリッジ・エナジー、グッドリッチ・ペトロリアム、ペン・バージニアの4社は再建に2〜6カ月費やし、最近になって破産法の保護下を出した。4社は合計で約70億ドルの債務を圧縮した。
グッドリッチのロバート・ターンハム社長はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、急ピッチでの増産を計画していることを明らかにした。このところのガス価格の回復でルイジアナ州の掘削事業の採算性が改善しているほか、新技術の採用でコストを抑制している。ターンハム社長は一例として、井戸での作業手順を見直し、フラッキング(水圧破砕)にかかる時間を半分以下に短縮したことを挙げた。
ウルトラ・ペトロリアムは4月に破産申請を行い、現在も保護下に置かれているが、早くもリグ増設を計画している。数カ月内に1基追加し、約2年でリグ数を3倍に拡大するという。同社はリグ契約に関して再交渉中で、パイプライン会社に対しては破産法をかざして別の契約の再交渉に応じるよう迫っている。
金融機関は借り手が担保として差し出した資産の所有権移転には及び腰で、問題企業への対応が甘い。ハルコン、サンドリッジ、グッドリッチ、ペン・バージニアの4社は破産手続きを経て、主に取引銀行からの与信枠を再確認するかたちで総額13億ドルの負債調達を実現した。
炭鉱業界の重鎮として知られる、マリー・エナジーのロバート・マリー会長兼社長兼CEOは2014年、競合他社が破産申請に追い込まれると予想し、これが見事に的中した。
同氏にとって誤算だったのは、競合他社が破綻しても減産に追い込まれなかったことだ。これら企業が生産を続ければ「誰もが『破綻の下水管』に足を踏み入れることになる」と指摘。炭鉱業界には過去の市場の幻影を追いかけている「ゾンビ企業がいる」と述べた。
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