したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

2131とはずがたり:2016/07/12(火) 11:54:47
合併は33%で拒否権発動出来るけど買収には発動出来ない(過半数)ではなかったっけ?
合併効果減るけど持ち株会社方式で経営統合できるんでは??

出光興産で勃発した経営陣VS創業家の乱 「大家族主義」はいつからほころび出したのか?
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/160710/ecn16071011050004-n1.html
2016.7.10 11:05
【経済インサイド】

 石油元売り2位の出光興産が進めてきた5位の昭和シェル石油との合併計画が暗礁に乗り上げている。合併を拒否できる3分の1超の株式保有を主張する出光の創業家が反対を表明したためだ。ただ、家族経営を信条とする創業家は2006年の株式上場以来、「君臨すれど統治せず」を貫いてきた。今回、合併で影響力が薄くなるとの懸念から方針を転換した格好だが、経営陣とのボタンの掛け違いは今始まったわけではない。創業家の変心は、いつから始まったのだろうか。

 「創業家の頭には株式上場を認めたときのことがあるのだろう」。創業家の代理人を務める浜田卓二郎弁護士はこう述べ、創業家の出光昭介名誉会長が合併の破談を迫る発端は、06年の株式上場にあったとの見方を示す。

 浜田弁護士は元衆院議員。出光の筆頭株主で、創業家の資産管理会社「日章興産」の代表取締役も務める。浜田氏は6月28日の定時株主総会で社風の違いなどを理由に合併反対を創業家に代わって表明し、合併を進める月岡隆社長らの再任に反対票を投じた。

 少子高齢化とエコカーの普及でガソリン需要が先細りする中、昭シェルとの合併は出光にとって最善の生き残り策と思えた。だが、創業家には株式上場時以上に存在感が失われる大きな危機に映った。

 株式上場は、巨額の有利子負債で経営が揺らいだ出光の財務体質を改善しようと打ち出した経営改革だった。だが、上場をめぐっては、計画が浮上した当時会長だった昭介氏は反対の立場を貫いた。昭介氏は創業者の出光佐三氏の長男。佐三氏が心血注いで作り上げた社風の堅持を強く主張し、外部資本の受け入れは経営理念の崩壊につながるとして断固首を縦に振らなかった。

 ところが、月岡社長ら経営陣が進める英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルを親会社に持つ昭シェルとの合併には、重複部門の再編などリストラが伴うのは必至。さらに昭シェルには労組があり、家族主義は約束不履行になる可能性が極めて高い。創業家が危機感を抱くのは当然の結果といえる。浜田弁護士は「当時昭介氏の顧問弁護士だったら、事の発端になったともいえる株式上場を思いとどまるよう最後まで説得したかもしれない」と話す。

 経営側は、公正取引委員会の審査結果を待ち、9月中にも昭シェル株33.3%を取得し、来年4月に合併する計画で、臨時株主総会を年末までに開く予定だ。

 合併承認には臨時株主総会で株主の3分の2以上の賛成が必要になる。合併への拒否権を持つと主張する創業家を説得できるかが、合併実現の最大の焦点になっている。

 合併反対を表明した株主総会後、初めてとなる両者による正式な協議は11日午後、東京・丸の内の出光美術館で開かれる。出光本社と同じビルに入居する同美術館は昭介氏が理事長を務める。創業家への説得を粘り強く続ける方針の経営側は、同美術館を表敬訪問することで創業家に一定の配慮をみせる形だ。創業家は月岡社長が、これまで多忙を理由に十分に取り合わなかったとして強い不満を持っている。

 「けんかはしたくない」。月岡氏らかつての部下をかわいく思う昭介氏は総会直前まで周囲にこう漏らしていた。経営を退き表舞台に立つことを極力避けてきた物静かな昭介氏を奮い立たせた今となっては、和解への道のりは険しい。話し合いは長期化も予想される。(佐藤克史)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板