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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

2051とはずがたり:2016/02/25(木) 19:06:56
外野にしてみればイランに配慮しないと絶対にイランを含めた合意は取れないのは明らかなんだけどロシアとサウジはどういう心算なんだ??

2016年 02月 17日 10:57 JSTコラム:サウジとロシアの石油増産凍結は「穴だらけ」
http://jp.reuters.com/article/column-saudi-russia-oil-idJPKCN0VQ03H?rpc=223&sp=true
Kevin Allison

[シカゴ 16日 ロイター BREAKINGVIEWS] - サウジアラビアやロシアなど産油国4カ国の増産凍結合意は穴だらけだ。原油生産を1月の水準にとどめることで意見の一致をみたが、ロシアとサウジの生産量は既に最高水準に近い。しかもイランは長年にわたった経済制裁が解除されて増産を望んでおり、合意に参加しないかもしれない。

16日に発表された合意は、ことほどさように大したものではないが、それでも資金面でのひっ迫ぶりを映している。原油価格は2014年半ばから70%も下落し、大手産油国は四苦八苦している。

今回の協議にカタールとともに参加したベネズエラのような弱小産油国は、減産を強く求めてきた。

現在の原油供給量を考えると、今回の合意はいかにも踏み込みが浅い。サウジの1月の原油生産量は日量1020万バレル強と、過去最高だった昨年6月の同1060万バレルをわずかに下回る水準にすぎない。一方でロシアの生産量もソ連崩壊後の最高水準に達している。

合意は今回の話し合いに参加していない産油国の参加を条件としている。

最大の課題はイランだ。生産量は核開発に絡んで経済政策を受ける前の水準をなお日量100バレル下回っている。国際市場に復帰し始めたばかりのイランが自主的な増産凍結に同意する可能性は低い。

ロシアとサウジがなにがしかの合意に達したという事実は、一定の前進の兆しではある。合意が伝わると北海ブレント原油が一時6%上昇したのはそのためだろう。もっともブレント原油はその後下げに転じたのだが。

サウジのヌアイミ石油相は記者団に対して、増産凍結は「一連の取り組みの始まりだ」と述べた。今回の合意は、今後のより大きな取り決めに向けた外交面での作業の始まりといった位置付けがせいぜいのところではないだろうか。

●背景となるニュース

*ロシアとサウジアラビアは原油生産を過去最高に近い1月の水準で凍結することに合意した。複数の石油相が16日明らかにした。

*イランなど他の主要産油国の参加が条件。イランは今回の協議には加わっておらず、長期間にわたる経済制裁が解除され、原油生産を増やそうとしている。

*ロシアとサウジが増産を凍結したとの報道を受けて、北海ブレント先物 LCOc1はいったん6.4%高の1バレル=35.55ドルを付けたが、その後は下げに転じた。


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