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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

2043とはずがたり:2016/02/19(金) 00:36:21
原油増産凍結:産油国思惑に市場翻弄 実効性疑問視も
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E5%8E%9F%E6%B2%B9%E5%A2%97%E7%94%A3%E5%87%8D%E7%B5%90%E7%94%A3%E6%B2%B9%E5%9B%BD%E6%80%9D%E6%83%91%E3%81%AB%E5%B8%82%E5%A0%B4%E7%BF%BB%E5%BC%84-%E5%AE%9F%E5%8A%B9%E6%80%A7%E7%96%91%E5%95%8F%E8%A6%96%E3%82%82/ar-BBpERsF#page=2
毎日新聞
3 時間前

 サウジアラビア、ロシアなど4産油国が16日に合意した原油増産凍結の生産調整について、実効性を疑問視する声が広がっている。制裁解除を受け大量増産の意向を示しているイランの石油相が17日に「合意支持」を表明したものの、イラン自身が増産凍結に加わることには否定的見解を示しているためだ。ただ、産油国側は「交渉は継続中」(イラクのアブドルマフディ石油相)と含みを残しており、産油国の動きに市場が翻弄(ほんろう)される局面が続きそうだ。

 「凍結の決定を支持する」。17日夕、ベネズエラなど3カ国との会談後、イランのザンギャネ石油相は前向きな言葉を繰り返しつつ、最後まで自国の態度を明かさなかった。ベネズエラのデルピノ石油・鉱業相ら他の出席者は記者会見を行わず沈黙しており、極めて曖昧な状態が続いている。

 当初「イランが増産凍結支持」の一報で原油買いに走った市場関係者の間には、冷ややかな見方が広がっている。平山広太SMBC日興証券シニアエコノミストは「イランが自国の行動に言及せず、増産凍結合意の拘束力も弱い。原油価格が安定に向かうと見るのは早い」と指摘する。昨年10?12月時点の世界の原油供給過剰量約200万バレル(日量)に対し、1月に制裁が解除されたばかりのイランは早期に日量50万バレルを増産する意向を示しており、仏投資銀行ナティクシスは17日、「増産凍結では不十分で、大幅減産が必要だ」と警告した。

 ただ、2014年後半からの原油価格急落局面で、初めて産油国に協調の動きが出てきたことに変化の兆しを指摘する声もある。4カ国合意に加わったベネズエラとロシアは、原油安による財政悪化と通貨安で深刻な景気後退に陥っている。生産調整を拒んできたサウジも大幅な財政赤字に陥るなど打撃を受けており、ロシアやイランとの協力を前提に初めて交渉のテーブルに着いた。イランの対応についても「決裂を避け、将来の協調に含みを残した」(在英外交関係者)との見方もある。

 今後の展開について、経済産業省・資源エネルギー庁幹部は「政治対立が激化しているイランとサウジが話し合いの素地を見せたことは、一定の意義があるだろう。ただ減産まで踏み切るとは思えず、原油安は続くのではないか」と指摘。みずほ銀行デリバティブ営業部の吉田朋哉調査役は「各国が同調して生産凍結に現実味が帯びてくれば潮目が変わるかもしれないが、当面は現状の値動きが続く」と予測している。


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