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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

200とはずがたり:2004/08/30(月) 15:03
>>199
【超重質油】

http://www.chuden.co.jp/kozin/research/juyu/juyu.html
資源問題を大幅に改善?!「超重質油」

○超重質油って?
 「超重質油」というのは石油資源の一種です。南米・北米・ロシアなど、世界の広い地域で大量に埋蔵されていて、その量は現在私たちが利用している石油の埋蔵量と同等以上であるといわれています。ところが、現存の石油資源に比べ品質で劣ることから、その大半が使われずに眠ったままとなっています。

<確認埋蔵量>
現存石油→約1兆バレル(中東6840億バレル・南米950億バレル・アフリカ750億バレル・旧ソ連650億バレル・北米640億バレル等)
超重質油→約9500億バレル(北米:3330億バレル・南米2890億バレル・旧ソ連2260億バレル等) ※とは註:超重質油開発が商業ベースに乗るとなると開発・探索がもっと進むのではないか?

○何故利用されてないの?
 この油は「粘り」がとても強い油なんです。
 超重質油は、液体というより「水飴」のような状態をイメージしていただくと良いかと思います。また硫黄分の含有量がとても多く、仮に燃料として利用したとしても、硫黄酸化物を多量に発生するため環境上好ましくありません・・・。そのような理由で現状ではほとんど利用されていないんです。

○中部電力が開発した技術とは?
 水は、温度で374℃、圧力で22MPa以上になると「超臨界水」と呼ばれる流体になります。超臨界水は物質を分解する力が大きく、ほとんどの有機物を速やかに分解することができます。この超臨界水を上手に利用して超重質油を分解することで、粘り気を低くすると同時に硫黄分も取り除く世界初の技術です。
 中部電力では、今回その基本的技術を開発したので、今後、実用化に向けた試験を行っていく予定です。

○研究された技術が実用化されるとどうなる?
 現在利用されていない超重質油を原油と同等に扱うことが可能となり、資源の多様化とともに、長期的なエネルギー・セキュリティーの確保が実現できます。


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