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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=
198
:
とはずがたり
:2004/08/24(火) 00:41
結局ここだな。
> 中国の石油消費量は日本を超え、インドネシアは今年に入り石油の純輸入国となった。
>それにインドやASEANが加わる。スポット市場での高値買いに走らざるを得ないため、
>アジア向けの原油価格は欧米向けより高いアジア・プレミアムが発生しているという。
>協調した行動をとれず、産油国に足元を見られているのだ。
> これをはね返すにはアジア最大の需要国である日本と中国が協調することが欠かせない。
>日本と中国はぎくしゃくした関係が続いている。
>しかし、そのためにアジア全体が損をするというのは、ばかげている。
社説:原油価格急上昇 アジアで協調した対応を
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20040823k0000m070124000c.html
原油が史上最高値を連日のように更新している。ニューヨークの先物市場での取引価格は1バレル=50ドル寸前まで迫っている。先物に引っ張られる形で現物も上昇を続け、日本が依存する中東産原油の指標のドバイ原油は1バレル=41ドル台に乗せた。
イラクでの戦闘激化、ベネズエラの政治抗争、ナイジェリアの部族紛争、サウジアラビアでの外国石油企業に対するテロ、ロシア石油大手ユコスの経営危機などを材料にその都度、値を上げてきた。
供給不安への懸念を材料に投機筋が相場をつり上げているだけならいいのだが、需給の逼迫(ひっぱく)が背景にあるからやっかいだ。
需要面では、景気回復に伴う世界的な増加に加え、中国やインドといった巨大な需要家が登場してきた。供給面では米国の石油会社が効率化のため在庫を減らしてきたことや産油国が増産投資を怠ってきたことが挙げられる。
高い需要の伸びは、例えば中国で過熱気味の急成長が調整局面を迎えようとしているように、いずれ鈍化するだろう。しかし、中国のほかインドやASEAN(東南アジア諸国連合)各国、ブラジルなどの需要は中長期的に伸びる一方で、イラクの石油生産が回復するのにはかなり時間がかかるだろうし、価格高騰を受け新規油田の開発が進むとしても供給につながるまでにはしばらくかかる。
石油は80年代に産油国の支配力が低下するのに伴い市況商品としての性格を強くしていった。しかし、需給逼迫を背景に、いくらでも入手できるという状況ではなくなっており、再び戦略商品としての色彩を強めている。
日本の場合、円高に加え天然ガスなどへの代替も進みオイルショック時に比べ石油への依存度が相対的に小さくなっている。そのため危機感は乏しい。
原油依存からの脱却を図ってきたことが功を奏してきた結果であり、価格の高騰は逆に、得意とする省エネ技術にさらに磨きをかけ、ビジネスに結びつけるチャンスととらえることもできる。
ただし、原油価格が高水準で推移することを前提に企業は経営をしていかねばならないし、安定供給に支障が生じないよう資源外交も展開すべきだろう。
問題は、石油の需要増の大きな部分がアジアに集中しているにもかかわらず、石油問題での協調がとられていないことだ。
中国の石油消費量は日本を超え、インドネシアは今年に入り石油の純輸入国となった。それにインドやASEANが加わる。スポット市場での高値買いに走らざるを得ないため、アジア向けの原油価格は欧米向けより高いアジア・プレミアムが発生しているという。協調した行動をとれず、産油国に足元を見られているのだ。
これをはね返すにはアジア最大の需要国である日本と中国が協調することが欠かせない。日本と中国はぎくしゃくした関係が続いている。しかし、そのためにアジア全体が損をするというのは、ばかげている。
毎日新聞 2004年8月23日 0時47分
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