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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

1856とはずがたり:2015/05/12(火) 19:26:02

米国産LPG輸入増で中東産との価格差縮小-日本の取り組み奏功
2015/05/12 09:20 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NO0T846JIJUV01.html?cmpid=yjp

  (ブルームバーグ):米国からの液化石油ガス(LPG)の輸入拡大で、中東産LPGの価格抑制につなげたいという日本の取り組みは功を奏している。

中東産LPGの指標価格であるサウジアラビア国営石油会社サウジアラムコの公示価格「CP」(コントラクト・プライス)。米国産の指標価格モントベルビュー。ブルームバーグのデータによると両者のプロパンの価格差 は年初からの平均で1トン当たり200ドルと、昨年1年間の平均291ドルや2013年の328ドルと比べ下落している。

LPGの用途はガスコンロやカセットコンロなど家庭業務用からタクシーなどの自動車用、化学原料用と幅広く、日本は世界最大のLPG輸入国となっている。経済産業省の資料によると、LPGの今後5年間の需要は化学原料用、工業用、都市ガス用を中心に毎年0.6%のペースでの増加が見込まれている。

独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構の野神隆之主席エコノミストは「米国のLPG輸出に余力が出てきており、サウジやカタールといった従来からのLPG輸出国にとっても米国の存在は無視できない」という状況になっていると指摘。原油価格の下落のほか「米国のLPGを見ながら下げているという側面もある」と話した。

米国ではシェールガス・オイルの生産増に伴って副産物として産出されるLPGの輸出量も増加しており、米エネルギー省によると14年の輸出量は過去最大の1650万トンに達した。

ブルームバーグのデータよると、2012年12月のサウジのアジア向けプロパン価格と米国モントベルビューのプロパン価格の格差は671ドルまで拡大。この結果13年から米国からのLPG輸入が大幅に拡大した。財務省の統計によると、14年度の米国産LPGの輸入は前年度比57%増。輸入量は197万トンと全輸入量の17%を占めた。

経産省は14年3月に取りまとめた報告書で「中東依存度が高い中、価格面、リスク低減両方の観点から」米国産LPGなど「調達先を多角化することが重要」と指摘した。16年には米国からの調達量が248万8000トンと、日本の輸入量の約19%に達するとの予測も示している。

記事に関する記者への問い合わせ先:東京 稲島剛史 tinajima@bloomberg.net;東京 岡田雄至 yokada6@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先: Pratish Narayanan pnarayanan9@bloomberg.net;大久保義人 yokubo1@bloomberg.net 岡田雄至, 中川寛之
更新日時: 2015/05/12 09:20 JST


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