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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

1855とはずがたり:2015/05/12(火) 19:22:22

ポーランドはテキサス州とは違った-シェール掘削会社が降参
2015/05/12 14:26 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NO7W816K50XS01.html

  (ブルームバーグ):英クアドリラ・リソーシズが2009年、ポーランドでオフィスを開設した当時、同社には楽観的になる理由があった。シェールブームによって米国は世界最大の天然ガス生産国へと変貌しつつあった。欧州でその成功を再現しようとする企業にとってポーランドは次なるテキサス州のように見えた。

それから6年が経過した今、クアドリラはまだポーランドで同社初のガス井を掘削していない。ポーランドは欧州で最も水圧破砕法の採用に積極的だ。米エクソンモービルやシェブロン、英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェル などスーパーメジャーと呼ばれる国際石油資本は計画を断念し撤退している。

クアドリラのポーランドでのガス井サービス担当ディレクター、マレク・マデジャ氏は「容易ではない。欧州では掘削コストが米国と比較してかなり高く、各段階で非常に多くの規制がある」と指摘する。

欧州はロシア産ガスへの依存度低下を望んでいるにもかかわらず、シェール革命は不発に終わっている。地質学的な開発の困難さや環境への影響を懸念する厳しい反対運動、複雑な規制、ウクライナでの内戦により投資家の熱意は冷め忍耐が続かなくなっている。欧州ではロシアからの輸入分も含めガス価格が原油価格に連動するため、原油相場が3月に1バレル=50ドルを割り込んだことが最後の一撃となった。

ユーラシア・グループの世界エネルギー・天然資源担当ディレクター、マイケル・バロン氏(ロンドン在勤)は「欧州での問題は、相乗効果と費用効果を生み出すために不可欠な本数のガス井を掘削することができないということだ。欧州では米国で実現したような変革は起こらないだろうということは明らかだ」と述べた。    

原題:Shale Drillers Capitulating in Europe as Poland Proves No Texas(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:プラハ Ladka Bauerova lbauerova@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先: Will Kennedy wkennedy3@bloomberg.net Tony Barrett
更新日時: 2015/05/12 14:26 JST


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