したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

1696とはずがたり:2014/05/02(金) 07:39:02

露→中国接近 アジア諸国と関係拡大急ぐ 天然ガス供給、月内にも調印
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20140501059.html
産経新聞2014年5月1日(木)07:56

 【モスクワ=遠藤良介】ロシア国営天然ガス企業「ガスプロム」は30日までに、中国石油天然ガス集団(CNPC)への天然ガス供給の交渉が最終段階に入り、5月にも契約に調印できる見通しだと発表した。この交渉は10年以上にわたって行われ、価格面で折り合えない状況が長く続いてきた。ウクライナ危機で米欧が対露制裁の動きを強める中、ロシアが中国をはじめアジア諸国との関係拡大を急いでいることを象徴する事例といえる。
                   ◇
 計画では、ロシア極東と中国東北部を結ぶガスパイプラインを建設し、ロシアが2018年から30年間、年380億立方メートルのガスを輸出する。実現すれば、ロシア産ガスをパイプラインで中国に直接供給する初のケースとなる。

 供給価格について、ガスプロムは欧州諸国向けと同等の1千立方メートルあたり370ドル程度を提示していたが、中国側が難色を示していた。5月のプーチン露大統領の訪中に合わせた契約調印を目指し、両社の立場は急速に接近したもようだ。

 米国でのシェールガス生産増加の余波を受け、ロシア産ガスの主要輸出先である欧州市場ではロシアのシェアが約30%に低下。欧州諸国はエネルギー安全保障の観点から資源面での対露依存度を下げる動きを強めてもいる。加えて、米欧の対露制裁が中露の交渉を加速させた可能性が高い。

 ガスプロムは4月29日発表の収支報告書で、米欧がプーチン氏側近にとどまらず、ロシアの主要経済分野を対象にした制裁に踏み切る恐れがあると指摘。アジア太平洋市場への販路拡大を急ぐ方針を強調した。

 中国向けガスパイプラインをめぐっては、中国が価格形成の主導権を握り、ロシアの立場が弱体化することへの懸念も強かった。ロシアは今後、極東ウラジオストクで計画される液化天然ガス(LNG)工場の建設などを通じ、日本など他のアジア諸国への輸出にも力を入れるとみられる。

 石油分野では昨年3月、露国営企業が年間対中輸出量を1500万トンから4600万トンへと段階的に引き上げることで合意した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板