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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

1690荷主研究者:2014/04/20(日) 00:25:04

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820140331dbai.html
2014年03月31日 日刊工業新聞
LPGに構造変化の波−シェール革命・パナマ運河拡張

16年拡張予定のパナマ運河(LPガス国際セミナーでのパナマ運河庁資料から)

 液化石油ガス(LPG)業界に国際的な構造変化の波が押し寄せつつある。供給側では米国のシェール革命とパナマ運河の拡張で、中東産よりも安い米国産LPGの輸入増が見込めるようになった。他方、需要側では大量のLPG消費が見込まれる中国経済の先行きに不透明感が出てきた。日本にとっては中長期で安定調達できる好機が到来。長年の課題でもある流通構造の改革まで一気につなげられるかどうかに焦点が移りつつある。(編集委員・大橋修)

 「いくらコストをかけたかで通航料を決めることはない。海運業界とも議論しながら競争力のある価格にしたい」。3月上旬、都内で開かれたLPガス国際セミナーで、パナマ運河庁スポークスマンのシルビア・ドゥ・マルッチ氏は日本企業の不安を打ち消した。

 運河の拡張工事を請け負っている建設事業体が追加費用を要求し、工事が一時中断。これによる完成時期の遅れや、総工費の増加が通航料に跳ね返るのではないかという懸念が日本で高まっていた。マルッチ氏は「2カ月遅れになるが、2016年1月には通航できる。通航料も透明性を担保する。スエズ運河に奪われた分を取り戻す狙いもある」と力説した。

 パナマ運河拡張後は4万7000トン級の大型LPG輸送船の通航が可能となる。日本LPガス協会では、出荷基地が集中する米メキシコ湾岸からの航行日数が45日から22日に短縮されると想定。海上運賃は半分近くに削減できると見る。現在、輸入先の約8割を占める中東からの海上運賃との差も大幅に縮まる。

 これまで、世界最大の輸入国の日本は中東に8割を依存していたこともあり、足元を見られて価格決定権がほとんどなかった。“脱・中東価格”に半信半疑だった業界関係者も「これで中東諸国もだいぶ考えが変わるだろう」とほくそ笑む。


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