[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=
1596
:
とはずがたり
:2013/12/19(木) 13:36:07
>>1595-1596
これをJXに頼った「コバンザメ商法」とやゆする業界関係者もいる。が、月岡隆・出光興産社長は「国内は販売量よりも生産量を少なくして“身の丈”に合ったビジネスに徹する」と意に介さない。利益率の高い事業や成長性の高い海外市場に主眼を置くからだ。
中期経営計画(13〜15年度)の第1目標は、将来の飛躍に向けて利益構造を変えることにある。潤滑油や機能化学品などの高機能材事業が営業利益全体に占める割合を現状の12%から25%に、石油開発やガスを中心とした資源事業は20%から35%まで拡大する。これによって燃料油や基礎化学品などの基盤事業と構成比の逆転を図る。
加えて、営業利益の半分は海外で稼ぎ、現状の1000億円規模から1500億円まで伸ばす。国内石油各社は「超」がつくほどにドメスティックである中、挑戦的な数値目標だ。
シェールガス案件と新興国投資に火がついた
布石は打っている。ベトナムで起工式を行った2日後、今度はカナダで石油やガスの物流を手がける業界大手ペトロガスエナジーへの出資を決めた。狙いは北米で巻き起こるシェールガス革命だ。
この出資に先立って、1月にカナダのガスインフラ大手アルタガスと提携し、シェールガス由来の液化天然ガス(LNG)と液化石油ガス(LPG)を日本などアジアへ輸出するための合弁会社を設立した。計画の実行に北米各地からガスや原油を集める物流網が必要だったため、アルタガスと共にペトロガスエナジーの株式66.7%を取得したのである。
13〜15年度の戦略投資予算は3400億円(国内の設備更新費用は除く)。そのうち80%を海外に振り向ける。ニソン計画、北米ガス事業のほかにも、海外で複数の大型案件に投資していく。
出光の創業者・出光佐三はいち早く満州(当時)を手始めにアジア市場を開拓。53年には世界で石油争奪戦争が勃発する中、タンカー日章丸がイランから原油を満載して日本に帰港し、世間をあっと言わせた。時を超えて、ようやく再び火がついた出光の“開拓魂”は、世界の消費者をターゲットとし、海外で投資を重ねるリスクを取った。
ニソン計画の投資で出光負担分は約1400億円。ペトロガスエナジーには約420億円出資する。その他、もろもろの工場建設費用を背負う。投資回収が遅れれば財務悪化は逃れられない。中東で石油・化学コンビナートに巨大投資をした住友化学は、投資回収が大幅に遅れて財務体質を脆弱化させている。出光においても道のりは決して平坦ではない。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 柳澤里佳)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板