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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

1370荷主研究者:2012/08/13(月) 23:04:06

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120717/bsc1207170501001-n1.htm
2012.7.17 05:00 Fuji Sankei Business i.
国産油ガス田の開発活発化 商業化期待、国富流出に歯止めを

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/energy/bsc1207170501001-p1.jpg
国内の主な油・ガス田

 原発の稼働停止に伴い化石燃料の輸入が急激に増える中、国産の石油や天然ガス開発が熱を帯びてきた。新型資源といえるシェールオイルの国内初の試掘が秋田県で始まるほか、新潟県の佐渡南西沖では国内最大級の油・ガス埋蔵量が期待される地層が発見された。国内消費量に占める国産の石油やガスの割合は小さいものの、開発が進めば液化天然ガス(LNG)などの輸入急増によって拡大する国富流出に一定の歯止めがかかるため、商業生産が待たれる。

 シェールオイル試掘

 石油資源開発は秋田県由利本荘市の鮎川油・ガス田で、来年にもシェールオイルの試掘に入る。これに加え、県内に保有する申川(さるかわ)油田、由利原油・ガス田でも探鉱を検討している。

 シェールオイルの地層は、通常の油田のように原油が地層と地層の間に貯留しておらず、広範囲に分布している。国内では「油・ガス田が集中する秋田や山形、新潟県あたりなら他の油・ガス田周辺でも見つかる可能性がある」(業界関係者)。

 南長岡ガス田(新潟県長岡市)などを持つ国際石油開発帝石もシェールオイルに関心を示しており、昨年11月にカナダで権益を取得した同社初のシェールガス開発事業で採掘ノウハウを積んだ後、「国内を含めて保有鉱区で開発を検討したい」(幹部)という。

 一方、JX日鉱日石開発が保有する新潟県の佐渡南西沖の鉱区では、地層の構造を立体的に把握できる政府の3次元物理探査船「資源」が2008年に実施した調査で、石油や天然ガスがたまりやすい「おわん型」の地層が発見された。

 面積は約135平方キロに及び、地層に石油や天然ガスが詰まっていれば国内最大級の油・ガス田になる可能性が高い。同社では「過去にない詳細な調査を行っている」と手応えを得ており、2023年ごろの商業化を目指し、来年4〜6月に試掘調査を実施する予定だ。

 初の海洋産出試験へ

 豊富な埋蔵量という点で期待されているのが、海底に眠るシャーベット状のメタンガス「メタンハイドレート」だ。和歌山県沖の東部南海トラフだけでも日本の天然ガス消費量の約13年分に相当する約1兆1000億立方メートルが確認されており、実用化できれば画期的だ。

 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、来年1〜3月にも世界初の海洋産出試験を実施する。

 国産エネルギーの開発熱が高まっている背景には、原油価格が高止まりしている上、米国などで商業生産が始まったシェールオイル・ガスの採掘技術の向上がある。埋蔵量との兼ね合いで国内資源の開発コストは割高だが、採算が見込める状況となってきた。

 国内のエネルギー消費量に占める国産の割合は石油が0.4%程度、天然ガスが2%程度とわずか。だが、日本エネルギー経済研究所によると、原発停止に伴う火力発電の増強などで今年度の化石燃料輸入額は2010年度比4.5兆円増の22.6兆円になる見通し。このため、JOGMEC担当者は「国富の流出を止めるためにも産出量は少なくても国産エネルギーの開発を進めるべきだ」と話している。(田辺裕晶)


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