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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=
1360
:
荷主研究者
:2012/06/03(日) 13:30:15
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120516/CK2012051602000164.html
2012年5月16日 中日新聞
《経済》石油探査向け光電子増倍管 浜ホト、高性能製品を強化
高温や強い振動にも耐える光電子増倍管
浜松ホトニクスが石油探査の機材向けに製造する「光電子増倍管」の売上高が伸びている。背景には、原油価格の高止まりによって世界の産油地で石油探査・掘削に取り組む企業の設備投資が拡大している状況がある。今後も受注が好調と予想されており、浜ホトは高性能の製品開発を強化していく。
石油探査は、上空から観測した地形から油田の位置を割り出し、深さ数百メートル〜数キロにわたって試掘する。そこに、さまざまな検査機器を降下させ、原油や天然ガスのたまり方を調べる。
この検査機器の中に、浜ホトが製造する光電子増倍管が組み込まれている。地中の放射線を観測。地層を構成する岩石や密度を調査し、石油が豊富にある場所を特定することができる。高温や衝撃に耐えられる石油探査向けの同製品は、世界のシェア(市場占有率)の九割を超える。
油価が高騰すると、石油開発に取り組む企業が設備投資を増やすため、同製品の需要も価格変動に沿うように推移。米エネルギー省の統計によると、ニューヨーク原油先物(WTI)価格は、二〇〇九年の一バレル(約百五十九リットル)=六十ドル台から、一一年には一時百ドルを超えた。油価急騰を背景に、同製品の一一年九月期の売り上げは、前期比26%増の十九億円。一二年九月期の予想は、さらに13%増の二十一億円と見込む。
◇ ◇
浜ホトの森田哲家電子管事業部製造部長(61)は、「原油は浅い所から掘り尽くされる。世界の油田開発が進んで採掘場所が深くなるに従って、製品に求められる品質は一段と厳しくなっている」と語る。技術の進展に伴って検出器が取り付けられたドリルで掘削していく方式も増えており、高温や衝撃にさらに強い耐久性を備えた製品の需要が高まっている。
浜ホトは一〇年、より高い温度や強い振動に耐えられ、長時間使用可能な新製品を発表。高温でも製品が劣化しない独自の薄膜を開発、地下五千七百メートルの二〇〇度の高温の場所であっても、従来品の六倍の耐久時間を達成した。
新製品は納期を前倒しての受注が増え、一三年は一一年実績の約七倍の需要を見込み、人員を増やして増産態勢を整えている。
森田部長は入社してすぐ、石油探査向けの製品開発に取り組んできた。「晝馬(ひるま)輝夫会長(当時社長)から『石油探査の用途があるからやってみいや』と、声を掛けられて開発に乗りだした」と明かす。
光電子増倍管はガラスを使った精密な製品のため、当時は耐久性があり品質の高い製品はなかなかできなかった。森田部長は「製品がハイレベルになる余地はまだある。新素材や設計を改善し、研究を重ねて良いものを作っていく」と意欲を示す。
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