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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

1125荷主研究者:2010/02/20(土) 18:50:26

http://www.asahi.com/business/update/0215/TKY201002150514.html
2010年2月16日8時43分 朝日新聞
昭和シェル石油、精製能力削減へ 稼働率低下で1〜2割

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石油精製能力と稼働率

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昭和シェル石油傘下の東亜石油の京浜製油所。中央のタンク群が扇町工場=川崎市川崎区、本社ヘリから、関口聡撮影

 石油元売り大手の昭和シェル石油は、原油の精製能力をグループ内で1〜2割削減する方針を固めた。ガソリンや軽油などの販売が振るわず、設備の稼働率が下がって収益が悪化しているためだ。石油業界では、他社も精製能力の削減に踏み切り始めている。

 削減するのは、原油をガソリンや軽油、重油などに分ける蒸留装置。製油所の中核的な設備だ。昭和シェルの連結子会社の東亜石油の京浜製油所(川崎市)は、扇町工場と水江工場の二つの製油所からなるが、どちらかの工場の蒸留装置を近く停止し、廃棄する。

 京浜製油所の精製能力は日量18万5千バレルで、扇町工場が同12万バレル、水江工場が同6万5千バレル。昭和シェルグループの製油所としては、ほかに昭和四日市石油(三重県四日市市)、西部石油(山口県山陽小野田市)がある。3製油所の精製能力は日量計51万5千バレルで、京浜は約36%を占める。

 昭和シェルの2008年12月期の連結純損益は162億円の赤字。ガソリンや軽油、重油の需要が低迷し、販売量が減って利益を圧迫しており、09年12月期も2年連続の赤字になる見通しだ。収益を改善させるため、傘下の東亜石油の設備を削ることにした。

 削減の動きは、元売り各社に広がっている。効率的な生産態勢を整え、コスト競争で優位に立つためだ。経営統合する新日本石油と新日鉱ホールディングスは、09年に富山製油所(富山市)を廃止。11年3月末までに、根岸(横浜市)や水島(岡山県倉敷市)、大分(大分市)などの製油所で精製能力を減らし、統合後のグループ全体の2割にあたる量を削る。

 コスモ石油も今月、経済産業省に届けている精製能力を1割減らした。実際に設備を廃棄することも検討している。出光興産も検討中だ。

 経済産業省の石油統計速報によると、09年の燃料油の販売量は前年比7%減。このうちガソリンは前年並みだったが、灯油が同4%減、軽油が同5%減、重油が同24%減と落ち込んだ。

 国内の石油市場は、自動車の燃費向上や景気の低迷、液化天然ガスへの燃料転換などで縮む傾向にある。製油所の稼働率も05年を境に下がり続けており、精製能力の2〜3割が過剰とされている。(諏訪和仁)


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