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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

1067荷主研究者:2009/11/14(土) 15:35:36

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200911140090a.nwc
2009/11/14 Fuji Sankei Business i.
出光、英北海油田の開発会社買収 石油需要減で海外シフト鮮明

 石油元売り大手の出光興産は13日、石油開発子会社を通じて、英領北海油田に17鉱区を保有する英国の石油開発会社ペトロ・サミット・インベストメント・ユーケー(PSIUK)の発行済み全株式を、住友商事から取得したと発表した。買収金額は数百億円に上るとみられる。PSIUK社が保有する石油鉱区の権益は、ネルソン油田やロス油田など9油田で、生産量は持分権益分で日量約5000バレルに上る。出光興産グループは数年後にこれを1万バレルに引き上げ、新たな探鉱にも乗り出す計画だ。

 国内の石油需要の落ち込みに歯止めがかからない中で、出光など石油元売り各社は、経営の軸足を海外事業や新規事業にシフトし、石油資源開発も安定収益確保の一つに位置づけて強化している。

 出光は、英国では2007年に、シェトランド西方沖4鉱区を取得し、探鉱活動を行っているほか、グループ会社を通じて、ノルウェー領北海でも合計約2万8000バレルを生産している。今回、英領北海油田の権益を取得することで、経営効率を図るとともに、ノルウエーでの運営ノウハウを生かし、北海での事業基盤を拡充したい考えだ。

 12月からは、ベトナムの鉱区での生産が開始される見通しで、3カ国合わせて、海外に持つ石油資源の権益生産量は3万4000バレルに拡大する。

 住友商事は、英国での石油資源権益の資産見直しの一環として、今年5月に英領北海油田に権益を持つオランダ石油開発会社オレンジナッソーエナジー社(ONE社)の発行済み株式の一部を総額約850億円で取得し、PSIUKの国際入札による売却を進めていた。

 北海油田は、カントリーリスクが低いことから、大手商社や石油資源開発会社の多くが権益を取得しており、国際石油開発帝石など10社が現地法人を保有している。新日本石油グループも、今年4月に英国の開発会社を通じて、英領北海にあるウェストドン油田で商業生産を開始、9月までの実績で1万2800バレルを生産している。

 日本の原油輸入は依然として、86.5%(07年)を中東から輸入しており、北海油田での権益取得は、中東依存度を下げる狙いもある。中国やインドなど新興国が、石油資源開発で台頭する中で、石油元売り各社や大手商社は、海外の資源権益取得にアクセルを踏んでいる。(上原すみ子)


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