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統一地方選・地方議員関連統一スレッド
5586
:
やおよろず
:2007/04/02(月) 00:33:08
秋田県議選1人区 「潟上」女性2世同士火花
市町村合併に伴う区割り変更から、2003年の前回より2つ増え、5選挙区となった秋田県議選の1人区は、大きく様相が分かれた。男鹿市と仙北市、南秋田郡は、いずれも現職が不戦勝で議席を維持する一方、潟上市では女性の二世候補による激しい選挙戦に。にかほ市では現職と元議員の保守系同士が、ともに2回目の当選を目指してしのぎを削っている。
潟上市は、現職で再選を狙う児玉祥子氏(52)に、新人の二田真規子氏(36)が挑む。女性同士の一騎打ちは同県議選史上初の構図で、注目度は高まっている。
社民県議を7期務めた父孝氏から地盤を引き継いだ児玉候補は、「女性であり、2児の母親でもある立場は当然、自身をアピールするポイントになる」と“女性代表”を前面に出す。二田氏は、孝氏と県議の議席を争った自民党衆院議員二田孝治氏(比例東北)の長女。商社勤務と海外留学の経験があり、「仕事をこなす能力に男女差は関係なく、女性を強調する必然性はない」と正反対のスタンスを示す。
両陣営の激しい争いは、親同士の宿敵関係に加え、天王、昭和、飯田川の旧3町が合併して行われた潟上市長選(2005年4月)に起因するところも大きい。児玉氏陣営は旧天王町長を、二田氏陣営は元自民党県議を全面支援し、激戦の末に旧天王町長が勝利した経緯があるからだ。
児玉氏陣営が「誕生したばかりの潟上市の流れを変えてはいけない」と叫べば、二田氏陣営は「地元を自民党の空白地帯にしてはいけない」と訴える。市長選の対決構図が、みこしを女性二世候補に代えて再来した格好で、有権者からは「代わり映えしない争いが続く」という声も漏れる。
一方のにかほ市も、仁賀保、金浦、象潟の旧3町の合併でできた新選挙区。旧象潟町を地盤とし、自民党公認を得た現職渋谷正敏氏(58)と、旧仁賀保町に多くの支持者を抱える元議員村上薫氏(59)が激突している。
地域対決色が濃い上に保守系同士という事情から、党員や支持団体の囲い込みを狙ったつばぜり合いも。自民党の国会議員の1人は、双方の陣営から「応援でマイクを握ってほしい」「あまり足を踏み入れないでほしい」などと要請され、難しい対応を迫られている。
2007年03月31日土曜日
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070401t41014.htm
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