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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

3535とはずがたり:2006/11/15(水) 17:08:45
>>2712

(上)カネ積んでも“優良企業”へ (2006年7月22日)
就職難と権限集中 不正助長
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/kikaku/068/1.htm

 「(採用で便宜を図ったことは)ない。思い当たる節はない」――。16日午後の石川町役場前。ベトナム視察から帰国した西牧容疑者は、報道陣を前に疑惑を否定した。しかし、この時すでに県警は関係者の事情聴取や資料の押収に乗り出しており、西牧容疑者が現金収受を認めて逮捕されたのは、そのわずか5日後だった。

 山形県村山市で昨年、消防職員の採用を巡って当時の市長が逮捕されるなど、各地で採用試験を巡る不正が後を絶たない。石川町民にとっても今回の事件は「寝耳に水」ではなく、ある町民は「ここでは役場勤務は最高の栄誉。10年以上前から採用をめぐる様々なうわさがあった」と明かす。

 石川地方は基幹産業に乏しく「地域には求職に見合う求人がない」(須賀川公共職業安定所石川出張所)のが現状。長男の就職先に役場を望む親は少なくなく、21日に取材に応じた大平容疑者の長男は「(現金の授受は)全く知らなかった。普通にテストを受けただけで、知らない所で話が動いていた」と話す。“親心”が越えてはならない一線を越えたのが、今回の事件だったようだ。

 昨年の試験で採用されたのは、大平、大竹両容疑者の長男2人のみ。県警の調べでは、共に成績は上位ではなく、西牧容疑者の意思で採点結果に手心が加えられた可能性が高いという。公平無私とされる採用試験で、不正が入り込む余地はどこにあったのか。

 同町の採用試験は、1次で財団法人が作成した各町村共通の試験が行われ、2次では町長や助役らによる面接と小論文の結果を点数化して加算。昨年は18人のうち9人が2次試験に進んだ。同町の鈴木信夫・前町長は2次試験について「私の時代は持ち点制で100点あったら町長が50点というような感じで、町長に特権があった」と証言する。

 今回の事件からは、町の最高権力者である西牧容疑者が職員採用でも大きな権限を持っていた実態が伺える。具体的な不正の経緯は判明していないが、公平性が求められる採用試験が、形がい化していたことは紛れもない事実のようだ。

 21日に庁舎内で会見した矢内竹士総務課長は「採用のシステムについて抜本的に見直し、町民に説明できる方法を作りたい」と述べた。町政を担う職員の不正採用は、町政そのものの信用に直結する。町民が受けた衝撃や憤りを思えば、信頼を取り戻す道のりは平たんではない。


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