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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1382とはずがたり:2004/10/28(木) 00:28
>>1381
沼津市長に斎藤氏 「高架」継続訴え3選
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news02.asp?kiji=11290

 沼津市長選は24日、投開票され、無所属で現職の斎藤衛氏(67)=自民推薦、社民支持=が、元市長の桜田光雄氏(59)、新顔で共産党県東部地区副委員長の五十嵐博氏(54)=共産推薦=の無所属2人を破り、3選を果たした。当日有権者数は16万7633人、投票率は46・47%だった。

 斎藤氏は3期目の抱負として「社会情勢が大きく変わっている中で、より子育てのしやすい環境を整えたい。街のにぎわい、活性化にも力を入れる」と語った。

 選挙戦では、大半の市議の支持を得たほか、連合静岡や農漁業界など約350団体の推薦を取り付け、幅広い組織に乗って支持を広げた。また、JR沼津駅付近の鉄道高架化事業や再開発事業の継続を訴えた。

 桜田氏は7月に「街の青写真を描き直したい」と立候補を表明。自身が市長時代に推進していた鉄道高架化事業について「8年間で沼津を取り巻く状況は変わった」として中止を公約に掲げ、反対派の市民グループなどから支持を得て追い上げた。しかし、衆院選立候補のために任期途中で市長を辞めたことへの批判をはね返せなかった。

 桜田、斎藤両氏という旧建設省出身による市長が14年間続いているため、五十嵐氏は「官僚市政からの脱却」を訴えたが、及ばなかった。

 地権者説得に課題

 《解説》「中止」か「継続」か。JR沼津駅付近の鉄道高架化事業の是非が問われた市長選で、市民は事業継続の重要性を訴えた斎藤氏に今後4年間の市政のかじ取りを任せた。これで事業へのお墨付きが与えられたとはいえ、今後、反対派住民をどう説得していくのかが当面の課題になる。

 「住民への説明会に市長は一度も姿を見せない」。鉄道高架化事業に反対している地権者は憤りを隠さない。

 03年度末の一般会計で市債残高は約707億円。鉄道高架化を含む駅周辺総合整備事業で新たに約350億円の借金が市にのしかかる。財政が逼迫(ひっぱく)する中で、大規模な事業を進める必要性を市民に納得してもらう努力を積み重ねるべきだろう。

 遅々として進まない周辺市町との合併問題もある。「立ち止まったままの市民の気持ちを一歩でも半歩でも前へ進めたい」。斎藤氏は選挙期間中、度々こう語った。主体性を持ち、県東部の中核都市の首長としてリーダーシップを発揮することが求められている。
(10/25)


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