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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1113とはずがたり:2004/05/15(土) 00:18
http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=4516
高岡市長選の構図(下) 色分け進む経済界

 4月23日にあった高岡商工会議所の臨時議員総会。主な議題は、市長選に立つ橘慶一郎副会頭の退任だった。高岡市に本社のある東証1部上場のトナミ運輸社長の南義弘会頭があいさつをした。「商議所会頭としては表だってはできないが、できることはやりたい」
 先に立候補表明した向井英二氏に対して、南会頭も橘氏担ぎ出しに動いた1人だった。
 お寺を借りた橘後援会事務所の広い和室。金属メーカーなどの社名を墨書した紙がぶら下がる。「人も出してもらっている」と後援会本部長。5月10日の支援企業の集いには150社の社長らが参加したという。
 一方、4月27日にあった向井氏の後援会の拡大役員会。冒頭にあいさつに立ったのが91歳の竹平栄次氏だった。全国ブランドの三協アルミニウム工業の創業者の故政太郎氏の実弟で現立山アルミニウム相談役。「兄が(県議選などで)ずっと応援した向井氏を今回も当選させる」。
 呉西地方に展開する三協アルミの協力会社の社長ら幹部も参加、系列会社への運動の徹底を確認した。
 三協と経営統合した立山アルミも、向井氏支持で選対に入る。「われわれグループは全力をあげて向井氏を当選させる」。「三協・立山ホールディングス」の大寺幸治取締役は力説する。
 高岡の経済界、各種の団体で陰に陽に、色分けが進む。
 「苦しいですよ。親会社は片方をやれっていってくる。でも両方に取引があるんです。旗色を鮮明にして、後のことを考えると……」

 ある運輸関係企業の役員の悲鳴だ。

     ◇

 市内には560の自治会がある。その上に小学校の通学区域を基盤に束ねた地区(校下)連合自治会がある。30ある地区連合自治会のうち、向井陣営は「10以上の推薦を取り付けた」とすれば、橘陣営では「15になった」とする。
 とはいえ、地区の連合自治会が推薦したといっても、個々の自治会が一枚岩で動いているわけではない。もっといえば個々の自治会長が支持・推薦表明しても、自治会として議決していないケースもあるのだ。
 ある自治会長は言う。「末端の住民の中にはどちらの支持者もいるのだから。市議選や県議選のようにはいかない。私ははっきりしているが、自治会として決められなかった」

     ◇

 「汚い選挙だった。裏切りもあったし、選挙後の報復もひどかった」
 28年前の保守同士の熾烈(しれつ)な選挙戦を知る人たちは口をそろえる。
 保守対決は、敗れた候補者を支持した業者が市の入札指名から外されるなど、その後の市政にも影を落とした。
 向井、橘氏の陣営とも今回は「泥仕合はしない」と強調するが、選挙後のしこりは否めそうにない。

 (岡田宙太、文野領)


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