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選挙制度

9先駆魂:2003/01/08(水) 02:17
私は結構選挙制度マニアなんですが(笑)。
大前提としては、議院内閣制を支持し首相公選制には懐疑的です。
正直、一院制の方が良いんじゃないかとも思うのですが、
改憲は現実的ではないので、二院制を前提にします。
衆院と参院の選挙制度を考えるときに最大の課題は、
選挙制度に差異を持たせすぎると、両院の議決がことごとく食い違って国政に大きな支障をきたし、
差異が少なければ「カーボンコピー」と批判される、ということです。
現憲法上では、衆院の優越が明確なのは予算・首相指名・条約のみに過ぎず、
その他の法案は、参院で否決された場合、衆院での3分の2以上の賛成でしか可決成立しないわけです。
外国を見てもそうですが、公選の場合、上院の「脱政党化」は困難でしょう。
つまり、衆院を「世論の集約」=小選挙区ベース、
参院を「世論の反映」=大選挙区(中選挙区)単記、比例代表ベースにすると、
かの「政治改革」法案のように、衆院で通った法案が少数党の反対で参院で否決されまくる事態が起こります。
>>2案も>>4案もその危険性が高いでしょう。
優先されるべきは下院の意思であるべきだと私は思うので、
そのような混乱を招くぐらいなら「カーボンコピー」の方がマシと思います。
で、私の案ですが、より現実的には定数を現状から一割削減した、
衆院(451):小選挙区(301:定数比例配分)、比例区(150:全国1ブロック)
※小選挙区定数301は鳥取を特別に+1で2区とした方が一票の格差が縮まるため
※比例阻止条項は3%
参院(200):選挙区(140:複数区は完全連記制)、比例区(60:全国1ブロック)
理想としては、衆院は「全国代表」、参院を「地方代表」と位置付け、
衆院(451):小選挙区(301:定数比例配分)、比例区(150:全国1ブロック)
※上と同じ
参院(94):選挙区(94:47都道府県に定数2づつ)
です。ま、選挙制度がどうであれ、1票の格差が是正される事のほうが重要ですし、
どんな制度でも勝てる政党(野党)をつくることこそが、今問われてるんだとは思いますが。


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