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政治思想総合スレ
583
:
とはずがたり
:2016/08/19(金) 11:32:10
>>580-583
──村上さんの政治家になった原点である宗教団体「生長の家」の3代目総裁からも、去る6月9日、「与党とその候補者を支持しない」という発表がありました。安倍首相の政治姿勢や「憲法改正の右傾路線、日本会議の政治路線を「時代錯誤的」と批判しています。
3代目総裁の谷口雅宣さんが「生長の家」と「政治」の断絶を決断した……。彼が最近どういう批判をしたのか、私は存じ上げていないんです。ただ、意図するところはわかる。いまの3代目は初代の谷口雅春先生の思想を記した『生命の実相』を絶版にした。私は、初代総裁の谷口雅春先生の後を継ぐものとして、そうした3代目総裁の振る舞いはいかがなものですか、という立場です。今も雅春先生の論旨を大切にしていますから。信徒と教団を継ぐ代表者の違いが明らかに出ています。
「玉石混淆」というけど、「石」ばかりだ
──今回の参院選。与党は過半数の議席を獲得しましたが、候補者の人選には疑問の声も少なくありません。たとえば、沖縄出身で元「SPEED」というグループの今井絵理子氏。沖縄の基地問題を尋ねたところ、「これから勉強します」という発言でした。元参院議員として、どう感じていますか。
ああいう女の子が出てきちゃったら、もうね……。タレントだとか、名前の通った知名度があればいいのか、って話だ。よく「玉石混淆」というけど、今回の参院選は「石」ばかりだ。当選のあいさつをみても国際的な話題にふれたり、大局的な視点からものを言ったりした人がいない。数が多いと勢いは出るが、中身がない人がバッジをつけても不幸なことだろう。
──本来、参議院は衆議院ではできない長期的で概念的な議論をする場のはずでした。
そうなんだ。参議院は一回当選したら6年は解散がない。いつ解散があるかわからない衆議院とそこが違う。だから、国の根幹をなす外交や防衛、今回の憲法改正のような長期にわたって話し合いを必要とするものは、参議院が先鞭をつけてやるべきなんだよ。私が議員をやめて、いなくなったあと、参議院からそうした風潮は薄れ、議論のテーマが衆議院と変わらなくなった。
今回の参院選では、自民党本部で当選のリボンをつけるところに、参議院議員会長や参議院幹事長も報道されていなかった。参議院の存在感が希薄になっているのを感じるね。参院選なのに、参議院の勝利感が出てこないんだから。これじゃ、参議院選挙の意義もわからなくなるよ。
──冒頭に自民党で変化が感じられると指摘されていました。今後、自民党内が分裂したり、荒れたりといった変化もありますか。
具体的にはなんとも言えない。しかしね、党内では、二階俊博総務会長が動いて、野中広務元官房長官が復党するなど、いろいろ動きが出てきている。この先、安倍一強という力関係が次第に変わってくると思う。そうしてバランスが崩れたときに、しっかりやり通せるか。次の自民党総裁選(2018年9月)までに安倍内閣が倒れる可能性だってないわけじゃない。
──いずれにしても、衆参両院で改憲勢力が3分の2の議席を占めたことは、改憲の発議の要件を満たします。今回の参院選では改憲は争点にしなかったということは、改憲を発議するときには、衆院を解散して民意をはかるのでしょうか。
うーん、解散ばかりはわからん。けれども総裁の残りの任期が2年ある。その2年の間に、ぎりぎりの所までは行くんじゃないだろうか。長州人として、青史(せいし。歴史)に名前を残したいだろうから。
言うまでもなく、国民投票で過半数がとれず、否決される可能性もある。事前の調査で、そのハードルが高いと思えば、やらないでしょうが、やる寸前まで行くでしょう。それこそが「俺は憲法に手を付けた」と青史に名を残すことになるから。その意味では彼には、すぐやりたいという気持ちはあるでしょう。
だが、憲法改正は、そう簡単にはいかんだろう。与党・野党ともに真剣にぶつかる熟議、それも1年程度で済む話ではないだろう。数年はやりあわないといけない議題だ。数だけにたのんで決めてしまうようなことはあってはならない。その熟議が安倍さんにできるかどうか。私もその地力を見たいと思う。
森健(もり・けん)
1968年東京都生まれ。ジャーナリスト。2012年、『「つなみ」の子どもたち』で大宅壮一ノンフィクション賞、2015年『小倉昌男祈りと経営』で小学館ノンフィクション大賞を受賞。
公式サイト
岩崎大輔(いわさき・だいすけ)
1973年静岡県生まれ。ジャーナリスト、講談社「FRIDAY」記者。主な著書に『ダークサイド・オブ・小泉純一郎「異形の宰相」の蹉跌』、『団塊ジュニアのカリスマに「ジャンプ」で好きな漫画を聞きに行ってみた』など。
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