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政治思想総合スレ
557
:
とはずがたり
:2016/02/17(水) 18:49:24
こやつは保守派だから俺とは立場が異なるし,本稿にも突っ込みたいところは色々あるけど,結構穏健で穏当な事を云っている様である。
2015.11.12 05:00
【正論】
南シナ海情勢で日本は明治以来の「信念」「確信」を問われている 東洋学園大学教授・櫻田淳
http://www.sankei.com/premium/news/151112/prm1511120008-n1.html
南シナ海を舞台にした米中両国の確執は、米国が「航行の自由」作戦を発動させたことにより、新たな局面を迎えた。米国政府は、中国が自ら造成した人工島を基点として領海と主張する海域に、駆逐艦を投入したのである。
≪引き継がれた「航行の自由」≫
「航行の自由」作戦には、既に日豪両国や欧州連合(EU)が「支持」を表明している。これに加えて、常設仲裁裁判所(PCA)は、南シナ海での「紛争」に関して、フィリピン政府が申し立てていた仲裁手続きを進めることを決めた。「PCAには紛争仲裁の管轄権はない」という中国政府の主張を退けたのである。
南シナ海情勢に対する米国の関与の本格化は、中国が従来の姿勢を改めるのでなければ、この海域での緊張が相当に永く続くであろうということを示している。日本人にも、この海域の事情に関わっていく「論理」を見極める時節が来ている。
そもそも、南シナ海情勢が浮かび上がらせた「航行の自由」の原則は、フーゴ・グロティウスが17世紀初頭に『海洋自由論』を著して以来の「近代の所産」の一つである。17世紀以降、英国はグロティウスの故国、オランダから「航行の自由」の原則と「自由貿易」の理念を引き継ぎ、それを自らの帝国運営の大義にした。そして20世紀以降、米国がそれを継いだ。
日本は実質上、この「UP(オランダ)からUK(英国)、そしてUS(米国)へ」という海洋国家「覇権」の変遷の中で、これらの国々と密接な関係を保ってきた。明治初年、箱館戦争終結前夜、榎本武揚が黒田清隆に遺失を恐れるあまりに手渡したのが、オランダから持ち帰った『海律全書』という国際海洋法の書であったという有名な挿話は、オランダ由来の海洋法秩序の受容が日本の「近代」の出発点であった事情を象徴的に物語っている。
振り返れば、過去数年の国際政治の緊張点は、梅棹忠夫(民族学者)が著書『文明の生態史観』で提示した「日本/『中国世界』+『インド世界』」の境界領域、あるいは「西ヨーロッパ/『ロシア世界』+『地中海・イスラム世界』」の境界領域に集中している。
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