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政治思想総合スレ

376新党日本支持者:2010/02/12(金) 02:04:47
公明党は、本来は中道政党なのに、距離が近いと言えるのは「みんなの党」だけであり、これは自民党との連立に足を引っ張られている形だ。このことから予想されるのは、下野後の早い時期に公明党が自民党との提携を解消することである。権力を持っていない自民党など、公明党にとって何のメリットもないから、提携解消は当然だろう。

みんなの党は、民主党よりやや新自由主義寄りだが、思ったほどではなく、意外にも平沼一派の方がより新自由主義寄りだ。この党も、選挙後に政界再編でうごめくことは間違いない。平沼一派との距離も近いから、平沼一派を取り込んだ上で民主党の右派勢力に手を突っ込むことは十分考えられる。そのためには彼らだけでは力不足だが、おそらく橋下徹や中田宏らが彼らに加勢することになるだろう。また新党日本(回答者は2人)は事実上民主党と同じと考えて良いが、民主党より新自由主義と距離を置いている。新党大地はそれよりは右寄りで、まあ佐藤優と親しい鈴木宗男の北海道ローカル政党だからしょうがない。

注目されるのは、社民党と共産党の距離がきわめて近いことで、今回調べた政党(平沼一派を含む)間の66通りの組み合わせの中でも、突出して小さい0.12という値を示す。つまり、両党は実質的に同じ主張を持つ政党である。歴史的な経緯があってそれぞれ別の政党で互いに仲も悪いのだろうが、政党が分かれていることによって比例ブロックにおける議席の確保が困難になっていることを考えれば、両党は合流を検討するのが筋だと当ブログは考える。

最後に、改革クラブ(回答者は西村真悟1人だけ)と幸福実現党は、どうしようもない極右政党であって、お互いと自民党および平沼一派以外のすべての政党との距離が離れている。逆に言うと、こんなトンデモ政党と距離がさほど離れていない自民党や平沼一派が痛いともいえるわけだ。よくいわれる「二大政党制においては二大政党の政策は中道寄りになる」という説との対応を考えると、民主党はみごとにこの説に当てはまっているが、自民党は政策が右に偏り過ぎていて、それが中道やや保守寄りの人が多いと思われる無党派層の支持を得られない原因になっていると考えられる。逆に言うと、民主党のポジショニングが選挙に勝つ上では最適だったということで、これは、2006年4月の代表就任と同時に、かつて「自民党より過激」と言われた民主党の新自由主義志向路線を改めて「国民の生活が第一」路線を打ち出した小沢一郎の寄与が大きかったというほかない。小沢一郎は今年5月に代表の座を退いたが、辞任がまた民主党の支持を押し上げた。ある意味では、30日の総選挙は小沢一郎の政治生活の集大成といえるかもしれない。そうはいっても当ブログ管理人は小沢一郎に対しては一定の批判を持っているのだが、認めるべきところは認めるしかないという思いを強くしている今日この頃である。

(引用終了)


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