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政治思想総合スレ

238片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/02(土) 16:01:18
韓国、戸主制を廃止へ 1人1籍、女性の法的地位向上
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050402-00000010-san-int
集票狙い?政治的意図チラリ
 【ソウル=久保田るり子】家系を男性が継承する韓国の家長制度を法的に規定してきた「戸主制」が廃止されることになり、同国の「家族」の考え方は根本的な変化の時代に入った。三年後の二〇〇八年から韓国は一人一籍となり女性の法的地位が向上する。金大中前政権、盧武鉉政権と進歩的政権が進めてきた民主化の「成果」だが、女性票を狙う“政治的意図”も取りざたされている。
 戸主制廃止は韓国の国会が先月、関連の民法改正案を可決して決まった。家系が父、息子、孫の男児と引き継がれる戸主制は男社会の象徴であり、「男尊女卑の元凶」と主張してきた女性団体は、一斉に「バンザイ!」の声を上げた。
 日本の戸籍制度では戸主は男女を問わない。姓についても夫婦どちらの姓も選択できる。また離婚後に子供は実父母のどちらの姓も選べ、継父の籍に入ることに何の問題もない。だが、韓国では女性は結婚後も旧姓で子供は終生、父の籍に置かれる。このため、母親が離婚したり再婚しても子供が実父の籍に残るため女性の不満が強く、「子供は誰のものか」との論争がテレビドラマにもなった。
 戸主制廃止で法律上は「家父長」の概念がなくなり、代わって身分登録簿「家族籍簿」ができるが、家族籍簿には戸主はなく本人を基準に家族関係が記載されることになる。一人一籍のため両親の離婚や再婚などは記載されず、家族各人がそれぞれ家族籍簿を持つことになる。少なくとも法的には「家」の継続性は薄れ、家長中心の「家族」から「個人」の時代に変化することになる。
 儒教の父系血縁関係を社会の基礎としてきた韓国社会ではコペルニクス的ともいえる転換だ。韓国は家の系譜「族譜」や「本貫」(一族の発祥地)を民族の伝統としてきたからだ。
 街の声を聴くと、「ようやく男女平等の時代」(四十代女性)という意見よりむしろ、「かかわりのあるのは離婚や再婚など問題のある人だけ。普通の家族には関係ない」(四十代男性)「何が変わるかぴんとこない」(三十代女性)といった戸惑いも聞かれた。
 戸主制度廃止は韓国女性解放運動のシンボルともなってきた。金大中、盧武鉉政権と進歩的政権が推進し、野党も反対する理由はなかったが、昨年の総選挙前は地方の保守層の反発を恐れた与野党が「戸主制論議」を一時凍結するなど多分に政治的な課題でもあった。
 「日本より先進的な制度になった」と進歩陣営では歓迎するが、廃止が儒教的な価値観が根強く残る韓国社会や韓国の男女間の意識にどんな変化をもたらすかは未知数だ。
(産経新聞) - 4月2日2時58分更新


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