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金融機関観察スレッド

2868とはずがたり:2017/04/24(月) 18:01:23
>>2867
保険料水準は予定利率
次第で大きく異なる
 そのインパクトを試算してみた。30歳男性が、保険金額1000万円の終身保険に加入した場合、保険料を決める利回りである予定利率を5.00%から0%まで段階ごとに刻んで保険料を算出するとどうなるのか。
 ただし、ここでの保険料は「純保険料」と呼ばれる、将来の保険金支払いに備えるためのもので、いわば保険の原価。実際に保険に加入する際の保険料は、この金額に保険会社のもうけや経費といった「付加保険料」が加算されることに注意してほしい。
 試算したのは、2つのタイプ。60歳で保険料を払い終える短期払い済みタイプと、一生涯にわたって保険料を払い込む終身払いタイプだ。
 予定利率ごとの保険料を見てみると、予定利率が5.00%のときの保険料は60歳払い済みで月額6208円、終身払いで同5294円となる(短期で払い込む方が、終身で払い込むよりも月々の保険料は高くなる)。
 では、今年4月以降の予定利率ではどうなるか。現在の予定利率はおおむね、0.40〜0.70%の範囲内にあるため、中間的な値である0.50%で見てみよう。結果は、60歳払い済みが月額2万4094円となり、終身払いでは同1万5148円となった。
 その差たるや凄まじく、60歳払い済みが3.9倍となり、終身払いは2.9倍にもなる。
 中には、0.35%や0.40%の水準まで予定利率を下げた生保もあるので、さらにこの差は大きくなる。しかも、実際には、この金額に先述の付加保険料を加算するため、月々の保険料はさらに高くなるのだ。
 もっとも、さすがにここまでの保険料水準ともなれば、生保各社は自らの身を削るしかない。素直に保険料を上げれば、顧客からそっぽを向かれてしまうからだ。
 そのため、各社は横目で他社の動向を見ながら保険料水準でしのぎを削っている。また、本当に売りたい商品の予定利率を高めに設定し、保険料の安さをアピールしたりもする。そうした各社の動向も踏まえ、今年の保険特集をお届けする。


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