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金融機関観察スレッド

2430とはずがたり:2014/05/26(月) 14:54:55
>>2428-2430
 まず、当初グループは5つと伝えられたが、検査チームの1つは「検査結果の分析に当たる」(金融庁幹部)といい、実際には地銀は4つに分けられていることが本誌の銀行担当の取材で明らかとなった。どうやら森ペーパーとの関連はなく、確かに規模をベースにグループ分けされていることは間違いない。

 1つ目は、地銀最大手の横浜銀行など、預金残高6兆円以上で、「地銀界の6兆円クラブ」に入るメガ地銀だ。単独でも生き残れるが、その気になれば数行を率いて大型再編も主導できるレベルだ。

 残りの3つは、「県内トップの殿様地銀グループ」など、規模は規模でも預金と貸出金の県内シェア別に分けられていることが明らかとなったが、詳しくは本誌を読んでいただきたい。

 まさに今、検査局が各グループの地銀にヒアリングしているのはガバナンス体制や、反社会的勢力との取引、投資信託販売など手数料ビジネスの現状である。

 金融庁は本気だ。前述したように地銀の恐れる生き残り策の議論が、いつ始まるとも限らない。地銀再編の最終章が幕を開けている。

絶好調決算の裏側にある苦悩
地銀の瀬戸際、メガバンクの憂鬱

『週刊ダイヤモンド』5月31日号は「地銀の瀬戸際、メガバンクの憂鬱」です。絶好調決算の裏側にある銀行業界の苦悩を追いました――。

 まさにわが世の春。銀行業界では今月、史上最高益を記録した地方銀行、メガバンクが続出しました。

 しかし、当の本人たちはあまり喜んではいません。それが刹那的な春だと知っているからです。

 今回の好決算はそもそも、株高と融資先の業績回復によってかさ上げされたにすぎません。

 それどころか、これから全国各地で人口が急減して、2040年には半数の自治体が消滅の危機にひんするとの試算まで出てきました。全国に105行もの地銀がひしめいて、かねてオーバーバンキング(銀行過剰)が問題視されてきた地銀界は、さらなる過当競争に突入するのは間違いありません。今後、数年間で経営が行き詰まる地銀が出てくるのは必至でしょう。

 そうなれば、疲弊の度合いを強める地方経済は一気に崩壊のふちへと追いやられてしまいます。そうはさせまいと、しびれを切らした金融庁が、今まさに、あの手この手で地銀に再編を迫っているというわけです。

 好決算ながら、実は瀬戸際に追い詰められているのが、地銀の本当の姿なのです。

 メガバンクも3行全てが過去最高益でしたが、三井住友フィナンシャルグループの宮田孝一社長が「この利益水準は持続的なものではない」と語るように、こちらも慎重姿勢を崩しません。

 メガバンクが憂鬱なのは、再編を迫られている地銀とは理由が少々異なります。預金を集めて融資に回すという銀行の本業の根幹が揺らいでいるのです。

 最大手の三菱東京UFJ銀行は、持ち株会社の三菱UFJフィナンシャル・グループが1兆円近い最終利益をたたき出しながら、実は、国内において、本業である融資や国債運用の利回りを経費が上回る、いわゆる「逆ざや」というやつに、初めて転落してしまいました。

 表向きは絶好調の銀行業界。その水面下で今、何が起こっているのか。瀬戸際の地銀と、憂鬱なメガバンクの内幕を徹底取材しました。

(『週刊ダイヤモンド』副編集長 山口圭介)


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